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ページ番号:71825
更新日:2025年4月28日
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麻しんは、麻しんウイルスによる感染力が極めて強い感染症です。主な感染経路は空気感染で、感染予防にはワクチン接種が最も有効です。
直近10年の国内の麻しん報告数は、2019年の744例をピークに、新型コロナウイルス感染症の流行の影響もあり、減少していましたが、2023年以降、再び増加に転じています。2025年第15週時点の国内の麻しん報告数は、78例(4月16日時点の速報値)となり、過去5年の年間報告数をすでに超えています。
国内における麻しん発生状況(国立健康危機管理研究機構、感染症発生動向調査(IDWR))(外部サイトへリンク)
2025年3月以降、茨城県における麻しん報告数が増加しており、2025年の累計報告数は15例(2025年4月27日時点の速報値)となっています。
現在も麻しんが流行している国は多くあるため、海外渡航の際は特に注意が必要です。海外渡航前にワクチン接種歴や渡航先での麻しんの流行状況を確認しましょう。また、帰国後は健康観察を行い、麻しん症状の出現に注意しましょう。
【参考】海外における感染症流行情報等(厚生労働省検疫所FORTH)(外部サイトへリンク)
発熱や発疹のある方と接触した1~2週間後や海外渡航後に、麻しんが疑われる症状が出現した場合には注意が必要です。麻しんは感染力が強いため、感染拡大を防ぐために下記へのご協力をお願いします。
麻しんの予防に最も有効は方法は、麻しんワクチン接種であり、麻しんワクチンを2回接種することで約99%が抗体(免疫)をもつことができるとされています。