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ページ番号:72629
更新日:2025年6月3日
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食の安全のために、県で取り組んでいることをより理解していただくため、「よく聞くワードだけど、意外と知らない」食の安全に関する用語を簡単に説明します。
・Hazard Analysis (危害分析) and Critical Control Point (重要管理点) の略で、食品製造工程において発生
する危害を想定し、その発生を防止するための監視方法を定めて、効果的かつ効率的に衛生管理する方法
で、国際的に高く評価されているシステムです。
・平成30年の食品衛生法改正により、全ての食品関連事業者にHACCPに沿った衛生管理が義務化されました。
・消費者、事業者、生産者、行政など、関係者相互間における食の安全に関する意見交換を指します。毎年、県内各地で関係者が一同に集まり、意見交換会を開催しています。
・食べ物を作ったり、加工したり、保存するときに使う調味料、保存料、着色料などをまとめて「食品添加物」といいます。
・収穫量を増やしたり、害虫や病気に強くするなどの目的で、他の生物の細胞から有用な性質をもつ遺伝子を取り出し、その性質をもたせたい植物などの細胞の遺伝子に組み込む技術を利用して作られた食品です。
・日本で販売されている遺伝子組換え食品は、安全性審査を経て、安全性に問題がないと判断されたものです。
・食品衛生法に基づく食品等の抜き取り検査を「収去検査」といいます。
・細菌や食品添加物、残留農薬などの検査のために、店舗や製造所などから検査に必要なものを採取することを「収去」といいます。
・対象は、食品用器具・容器包装に用いる合成樹脂(プラスチック)です。
・安全性に問題ない物質のリスト(ポジティブリスト)を作成し、リストにある物質以外は使用を原則として禁止する規制の仕組みです。身の回りにある、食品・添加物が直接接触する茶碗、お箸、ペットボトル、トレイなどは、ポジティブリストにある物質が使用されています。
・家畜が食用に適しているかどうかを判断するための検査です。獣医師の資格を持つ都道府県職員が、家畜に病気や異常がないかを確認します。