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更新日:2021年11月9日
「快適で健康的な住宅に関する検討会議」報告書(平成11年1月)、厚生科学研究「化学物質過敏症に関する研究(主任研究者石川哲)」(平成8年度)によれば、化学物質過敏症について次のように示されています。
「最初にある程度の量の化学物質に暴露されるか、あるいは低濃度の化学物質に長期間反復暴露されて、一旦過敏状態になると、その後極めて微量の同系統の化学物質に対しても過敏症状を来す者があり、化学物質過敏症と呼ばれている。化学物質との因果関係や発生機序については未解明な部分が多く、今後の研究の進展が期待される。」
このように、化学物質過敏症については、その病態や発生機序について未解明な部分が多く、中毒やアレルギー、シックハウス症候群などとの区別もあいまいなものとなっています。
原因となる化学物質も人によって様々で、私たちの身の回りで使われている家庭用品や化粧品などに含まれるさまざまな種類の微量な化学物質症状に反応する人もおり、引き起こされる症状も目のかすみや頭痛・吐き気など多岐にわたります。
茨城県では、化学物質過敏症に関して県の関係部局との情報交換をはかるため、「化学物質過敏症対策連絡会議」を設置しております。
化学物質過敏症対策の関係課及び相談窓口は、以下のファイルをご覧ください。
化学物質過敏症対策(主にシックハウス)の担当課一覧及び相談窓口(PDF:117KB)
(参考)
「室内空気質健康影響研究会報告書~シックハウス症候群に関する医学的知見の整理~」(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)
柔軟剤などの香りで頭痛や吐き気がするという相談があります。自分にとって快適な香りでも、不快に感じる人がいることをご理解ください。
消費者庁・文部科学省・厚生労働省・経済産業省・環境省作成ポスター
「その香り 困っている人がいるかも?」(PDF:924KB)
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