目的から探す
ページ番号:12215
更新日:2018年2月7日
ここから本文です。
医師や歯科医師の診察を受けたときに、病院や診療所で薬をもらうかわりに処方せんを受け取り、街の薬局に持っていって調剤してもらうことをいいます。
処方せんには、薬の名前や量、のみ方などが書かれています。薬局に処方せんを持っていくと、薬剤師が、薬の量に間違いはないか、のみ合わせは悪くないかなどをチェックし、調剤します。そして、患者さんに薬を渡すときに、薬の効果やのみ方、注意しなければならないことなどを説明(服薬指導)してくれます。
医薬分業により、医師と薬剤師がそれぞれの専門分野で業務を分担することができ、地域医療がより充実することが期待されます。
薬局では、患者さんごとに「薬歴」を作成しています。
薬歴には、現在服用している薬のほか、患者さんの体質やアレルギー歴などが記入されます。薬局では、これをもとに、他の医療機関で処方された薬や患者さんが購入した薬などと同じ薬がないか、のみ合わせが悪くないかなどをチェックしているので安心です。
薬の効果やのみ方などについて、詳しい説明が受けられます。
そのほか、薬に関する疑問があれば、なんでも聞いてみましょう。
処方箋には使用期間があります。交付日を含めて4日以内に薬局で調剤してもらいましょう。
薬剤師へ支払う技術料の分、窓口で支払う金額は若干増えることになります。
しかし、薬剤師の指導が治療効果を早めたり、同じ薬の重複投与や市販薬の使用をチェックすることにより安全性が高まり、また、医薬品の適正使用につながります。
医薬分業を上手に利用するために、「かかりつけ薬局」を持ちましょう。
「かかりつけ薬局」とは、どこの病院・診療所の処方せんでも、そこへ持っていくと決めた薬局のことです。
調剤してもらう薬局は、患者さんが自由に選ぶことができますので、自宅や職場の近くなど、気軽に行けて信頼できる薬局を「かかりつけ薬局」として決めておきましょう。
かかりつけ薬局のイメージ(PDF:294キロバイト)