「令和5年度奥久慈しゃも生産入門講座」を開催しました

9月6日（水曜日）に大子町文化福祉会館「まいん」において「令和5年度奥久慈しゃも生産入門講座」を奥久慈しゃも生産組合と県北農林事務所の共催で実施しました。

管内の農業者の方や県外から移住された方など4名の方に出席をいただき、奥久慈しゃもの歴史や特徴、飼育方法に関する講義と、生産農場の見学を行いました。当日は生産者3名が参加し、昼食時には「奥久慈しゃも弁当」を食べながら交流を図りました。受講生からは飼料給与にかかる時間など管理方法の詳細、やりがいや経営を行う上での苦労などの質問があがり、生産者から直接回答を受けることで理解を深めることができたようです。

現在、飼料価格をはじめ資材費が高止まりし畜産業をとりまく状況は厳しいですが、県北農林事務所としては生産組合と連携を図りながら、多くの方に奥久慈しゃもの価値を知ってもらい、引き続き担い手の確保に努めていきたいと考えています。