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更新日:2025年7月31日

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7月23日(水)高温登熟耐性に優れた多収品種「みのりゆたか」現地検討会を行いました

 

 行方地域では現在、加工用適正に優れた中生品種として「とよめき」が普及していますが、高温による白未熟粒の発生・品質低下が課題となっていました。そこで、冷凍米飯加工に適し高温登熟性に優れた新品種「みのりゆたか」の普及を検討するため、水稲生産者および関係機関を対象とした現地検討会を開催しました。

 まず、農研機構作物研究部門の黒木慎グループ長より、「みのりゆたか」の品種特性についてご説明頂きました。「みのりゆたか」は冷凍米飯加工に適し高温登熟性に優れるほか、多収でイネ縞葉枯病抵抗性を有し、「とよめき」では感受性がある一部の除草剤も使用ができるとのことでした。

 その後、試験栽培を行う圃場へ向かい、栽培状況を見学しました。生産者からは「「とよめき」の白未熟粒の増加が気になっていたため、暑さに強く品質が良くなるのはありがたい」、「「とよめき」よりも止葉が大きく穂が隠れるため、収穫適期の判定が難しそう」といった意見が上がりました。

 普及センターでは今後も産地に適した品種の導入や高品質安定栽培方法の普及を支援していきます。

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〒311-3832 茨城県行方市麻生1700-6 行方合同庁舎内

電話番号:0299-72-0256

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