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更新日:2018年12月5日

乱用されている薬物について

用される薬物は脳を破壊しますが、精神障害のタイプはさまざまです。また、いろいろな呼び方(俗称)がありますので、注意が必要です。
に代表的な薬物を挙げてありますが、これ以外にも多種多様なものがあります。

覚醒剤

俗称:エス、スピード、アイス、シャブ

本で最も乱用されている薬物です(9割以上)。乱用薬物のなかでも特に依存性が高く、興奮作用があり、乱用者による暴行、殺人等の犯罪も起きています。
幻覚や妄想が現れて、薬物精神病になり、大量に摂取すると死に至ります。また、使用をやめても再燃(フラッシュバック)します。覚醒剤1覚醒剤2覚醒剤3

 

大麻(マリファナ)

俗称:ハッパ、グラス、チョコ、クサ、ジョイント

大麻は「ソフトドラッグ」と呼ばれ、比較的害がないと誤解されていますが、危険な薬物です。感覚が異常になり、興奮状態になったり気分が落ち込んだりします。幻覚、妄想も起こります。運動能力の低下、生殖器官に異常が起こることもあります。

大麻

 

危険ドラッグ

吐き気、頭痛、精神への悪影響や意識障害などが起きるおそれがあり、麻薬や覚醒剤と同様の危険性が指摘されています。 

街中やインターネットで、「合法ハーブ」「合法ドラッグ」などと称して危険ドラッグが販売されています。これらには、危険な成分や非合法の薬剤等が入っていることがあり、犯罪に使用されたり、乱用による死亡事故も起きています。乱用されるような薬物に「合法」などというものはありません。騙されないように注意しましょう。

危険ドラッグ

 

MDMA(エム・ディ・エム・エー)

俗称:エクスタシー、バツ

乱用すると知覚を変化させ、幻覚が現れることがあります。MDMAは化学薬品から作られた錠剤型の麻薬で、カラフルな色合いとデザインされた刻印が特徴です。錠剤の中には、各種の薬物が混入されていることが多く、大量に摂取すると高体温になり、死に至ります。また、強い精神毒性があり、視覚・聴覚を変化させ、心臓や肝臓の機能不全などを引き起こします。

MDMA

 

幻覚きのこ(マジック・マッシュルーム)

覚、幻聴や妄想が現れて、時には嘔吐や下痢などの中毒症状を伴います。大量に摂取すると死に至ります。

マジックマッシュルーム

 

LSD(エル・エス・ディ)

俗称:エル、アシッド、ペーパー

多様な形状がありますが、切手大の紙片にLSDをしみ込ませてあり、口中に入れて乱用するものがよく見られます。強烈な幻覚作用があり、乱用を続けると精神分裂を起こします。

LSD

 

あへん系麻薬(ヘロインなど)

俗称:ペー、チャイナホワイト、ジャンク

乱用すると強い陶酔感を覚えることから、繰り返すようになります。ヘロインに特徴的なのは、精神的な依存だけでなく、強力な身体依存があることです。ヘロインが切れると激痛、嘔吐、失神などの激しい禁断症状が起こります。大量に摂取すると呼吸困難となり、死に至ります。

あへん

 

向精神薬

枢神経に作用して、精神の働きに影響を及ぼします。医薬品として流通しているものがほとんどですが,服用するためには医師の処方せんが必要です。医師の指示に従わずに乱用すると心身への障害が生じて危険なため、不正な取引は法律で禁じられています。

向精神薬

 

有機溶剤(シンナーなど)

俗称:アンパン

薬物の乱用はシンナーからはじまるといわれています。乱用者は青少年に多く、情緒不安定、無気力となり、幻覚や妄想が現れて、大量に摂取すると痙攣を起こしたり、死に至ります。

シンナー

このページに関するお問い合わせ

保健医療部薬務課麻薬

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-3388

FAX番号:029-301-3399

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