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ページ番号:3134
更新日:2026年1月30日
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位置図(JPG:33キロバイト)>>公園計画図(JPG:7,696キロバイト)>>

久慈山地南部十国峠から国見山、瑞竜、西山公園を含むエリアが公園区域となっています。
史跡を中心としたこの公園は佐竹氏の時代とその後の水戸徳川家の支配にあった時代とに区別され、佐竹時代のものとして、佐竹氏の菩提寺である佐竹寺、佐竹氏発祥の地の間坂城跡があり、徳川家に由来するものとして光圀が隠居し大日本史を編さんしたことで知られる西山荘、全長2キロメートルにおよぶ暗渠、トンネル工法をつかった山寺の水道、水戸徳川家の菩提所及び朱舜水の墓のある瑞竜山があります。
その他、正宗寺、枕石寺、久昌寺、稲村神社、白馬寺等、文化景観にすぐれた公園で散策の場として親しまれ県内外から多くの人が訪れています。
この地域が属する久慈川と里川にはさまれた久慈山地南部は、国見山(標高291.6m)以北は、火防見張所(321m)、観測所(322.7m)、十国峠(282m)など小岳が南北に連なる高原地帯であり、国見山以南は標高100m前後の低平な丘陵地帯となっています。
地質は、主として第3系の中新統(砂岩、礫岩)に属し、南端部においては、鮮新統(砂質泥基底礫)が発達しています。国見山東側に古生界(角閃片麻岩)西側に中世代火成岩が分布しています。
常陸太田市町屋では町屋石と呼ばれる白地に黒丸が笹の葉状の模様がある「かんらん岩」が産出しています。地元ではまだら石とも呼び、その模様により、カサ、モミジ、ボタンとよんで区別しています。
山田川、里川流域は早くから集落が発達し、各沢沿いは尾根近くまで耕地化され里山的景観がよく保たれています。
西山荘付近はなだらかな丘陵をなし、アカマツ、シラカシ、スダジイを優占種とする林が多く、沢沿いはスギ林がみられ、また瑞竜から北方は、尾根筋にはアカマツ林が、沢沿いにはスギやヒノキなどが植林され、そ他はコナラ、クヌギなどの2次林になっています。
この地域には、里山の代表である、コナラ、クヌギの落葉樹林が残り、オオムラサキ、ゴマダラチョウ、ミヤマクワガタ、カブトムシなどの昆虫類が多く見られます。水田周りにはオニヤンマ、ハラビロトンボ、アカトンボ類などのトンボ類も多種見られ、春にはイワキサンショウウオの産卵も見ることができ、夏にはヘイケボタルも飛びます。
山地の渓流沿いではゲンジボタルの群れ飛ぶ姿も見られ、ミヤマカラスアゲハ、スギタニルリシジミ、サカハチチョウ、シータテハなどの山地性のチョウを見ることもできます。また沢の中にバンダイサンショウウオの幼生やカジカガエルを確認できる所も多いです。
鳥類では、カワセミ、ヤマセミ、サンコウチョウ、オオタカなどに出会うこともできます。
近年、ナガサキアゲハ、ツマグロヒョウモン、クロコノマチョウなどの暖地性のチョウ類も進出してきています。

