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更新日:2020年5月15日

 

 知事定例記者会見における発言要旨200515

この資料は,県政記者クラブとの定例記者会見での発言内容を要約したものです。

 

知事定例記者会見の動画は,こちらから視聴いただくことができます。 

いばキラ(外部サイトへリンク)

 

社会経済活動再開に向けた対策の段階的緩和について

茨城県の新たなPCR検査体制について

新しい生活様式に対応した「茨城県デリバリー推進支援事業」の実施について

県有施設の利用制限の緩和について

※配布資料(PDF:621KB)

社会経済活動再開に向けた対策の段階的緩和について(2)

茨城県の新たなPCR検査体制について(2)

社会経済活動再開に向けた対策の段階的緩和について(3)

学校の休業等について

パチンコ店への休業要請について

政府の新型コロナウイルスへの対応について

新型コロナウイルス感染対策マニュアルについて

県有施設の利用制限の緩和について

今後の観光誘客に向けた戦略について

知事記者会見における手話通訳の導入について

CSF(豚コレラ)について

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020の開催中止について

(作成:報道・広聴課)
令和2年5月15日(金
曜日)
16時00分~16時50分 会見室

 社会経済活動再開に向けた対策の段階的緩和について

東京(幹事社):幹事社の東京新聞です。よろしくお願いします。では,知事の方から発表をよろしくお願いします。

知事:それでは,本日の記者会見で発表する予定ということで前からお話をしておりましたが,来週以降のコロナ対策について発表をさせていただきたいと思います。

 結論から申し上げまして,今日も感染者はゼロ,10日間感染者ゼロが続いております。そういう状況を踏まえて,来週18日から,私どものコロナ対策のStage表で言うと,Stage4からStage3への対策の緩和を行いたいということでございます。こちらのグラフにございますとおり,県内の陽性者の状況は,青いグラフのところが現在でも療養中の方でございますが,だいぶ退院の方が増えて,療養の方が減っている状況が続いております。さらに,県内の陽性者の内訳,高齢者の方が多いのですが,10代が非常に少ないという特徴も,これは全国も含めて,世界も含めて,そういう特徴がございます。

 さらに,緊急事態措置等の強化・緩和に関する判断指標でございますが,ピーク時から順調に緩和してきておりまして,医療体制の2つの指標,それから,感染状況の3つの指標,全て現在,Stage1の状況まで改善しております。唯一,東京都内の経路不明者の数だけがStage2の状況でございますので,総合的な判断として,茨城県は,今,感染状況Stage1だという風に考えて良いかと思います。

 それから,医療提供体制,こちらも順調に病床の稼働に余裕が出てきておりまして,全体の病床の稼働率が23.2%,重症病棟については6.7%まで低下しています。さらに,県内の感染状況,陽性者数,陽性率でございますが,全ての指標が現在ではゼロということになっております。それから,都内の感染状況でございますが,ピーク時にStage4まで上がっていた東京都内の感染も,緊急事態宣言対象地域からはまだ外れていませんが,だいぶ落ち着きを見せてきている。現在,Stage2と我々は見ております。

 また,これは県内のPCR検査の状況です。6,000人を超える検査を我々は茨城県の中で行っております。当初から医療機関で必要と認めたものについては全てPCR検査を行うという方針を徹底してきておりまして,それも市中感染を防げた一つの理由になっているのではないかなと考えております。

ということで,5月18日よりStage3に対策を緩和いたします。昨日も申し上げましたが,これは県民の皆様全ての自粛,あるいは休業,様々な形でのご努力,それから,医療従事者のご努力,皆さんのご努力の結果という風に受け取っております。

 また,感染状況が急速に改善してきている。さらに,国の緊急事態宣言の中でも,特定警戒都道府県だけではなく,緊急事態宣言の対象地域からも茨城県が今回外れたということで,国の専門家会議でもだいぶ茨城県の状況は改善していると見ていただいているということで,当初,対策の緩和は2週間置きと申し上げましたが,今回,18日以降の状況が落ち着いていれば,25日にも対策をStage2にさらにもう1段緩和することも検討したいと考えております。ただし,Stage2からStage1については,しっかりとこれは2週間を当初の予定どおり見ていこうと考えております。

 ただ,県民の皆様に是非ご理解いただきたいのは,感染状況が落ち着いてきている,県の対策も緩和に動いているということであっても,気を緩めず,しっかりと感染対策をお一人お一人がとっていただくことが大変重要だということです。コロナウイルスが無くなっているわけではございませんので,いつ何時,また第2波,第3波と発生する可能性がありますので,引き続き,国のガイドラインにもありますように,新たな生活様式ということで,距離を保つ,マスクをする,3密を避けるなどの新しい行動様式を是非,お願いをしたいと思います。また,東京,千葉,埼玉などの緊急事態都道府県を初めとして,県境をまたぐような移動,あるいは誘客のようなものは是非自粛を引き続きお願いしたいと思っております。

 ということで,18日から,Stage表の対策,外出自粛や休業要請,学校再開の対策のメニューはStage3に移行するということでございます。Stage3の対策の中でも,若干,今回,修正をしてきているものがございますので,それについても後ほどご説明したいと思います。

 これは先ほども申し上げた新しい生活様式の実践,これは国の方でも発表しておりますので,繰り返しは避けますが,距離を保つ,手洗い・消毒をしっかり行うなどの基本的なコロナとの共生を前提とした生活様式に改めていただくということでございます。

 それから,外出自粛の緩和でございますが,当初,Stage3は平日昼間の解除だけだったのですが,今回,さらにもうちょっと踏み込みまして,平日昼間と週末の昼間も外出自粛を解除させていただきたいと思います。夜間の外出については引き続き自粛のお願いをしております。また,70歳以上のご高齢の方など重症化リスクの高い方の外出の自粛は引き続きお願いをしておりますし,東京圏などの感染がまだ収束していない地域への移動もお控えいただきたいと思います。大多数・大規模なイベントについても自粛の要請は引き続き行いたいと思います。さらに,Stage2になったら,それをさらに解除して,夜間の外出についても,一般の方は外出自粛については解除されるということになります。

 また,休業要請の範囲でございますが,Stage3になりまして,当初,24業種の休業要請を行う予定だったのですが,今回さらに見直しを行いまして,劇場や飲食店を初めとする食事の提供をする施設については,ガイドラインの遵守をすることを前提に,休業,あるいは時間短縮の要請をStage3においても解除していきたいと考えております。

 ガイドラインについては,各業種の共通のガイドラインです。距離を保つ努力,それから,従業員・来客の保健衛生の徹底です。マスクや消毒,その他さまざまなガイドラインがございますが,それに加えて,今回休業要請を解除させていただくところについては,こういう業種ごとのガイドラインも発表をしております。例えば,飲食店であれば,互い違いに席を設けて対面しないようにするとか,あるいは,定員の半分程度の人数で運営いただくとか,テーブルで調味料などの共有するものはなるべく置かない,あるいは消毒するというようなガイドラインをお示しさせていただきまして,こういうものを参考にしながら,お一人お一人が是非,感染予防の取り組みをしていただきながら営業をしていただきたいと感じております。対策の緩和については,以上でございます。

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 茨城県の新たなPCR検査体制について

知事:こちらから,もう一つ,コロナウイルス感染症の緩和に合わせて,次の第2波,第3波が例えば秋口以降からまた来るのではないかと言われています。それに備えた対策というのを今から始めていきたいと県では考えております。

 こちらは感染者の総数の約3分の1がクラスター関係者だということをお示しするものです。障害者施設,あるいは高齢者施設,病院,そういうところでクラスターが発生してしまうと,大変,拡大の範囲が大きくなる,あるいは医療の崩壊につながってしまうということで,相当警戒していく必要があると思います。

 色々な対策を緩和する中でも,こういう重要施設でのクラスターの発生を抑えていく必要があると考えまして,PCRの検査体制は,先般,厚生労働省が発表した見直しに加えて,茨城独自でさらに強い検査体制を敷きたいと考えています。

 国の指針でありますと,一般の方と高齢者や重症化しやすい方で分けて,こういう目安を示しております。一般の方ですと,風邪などの軽い症状は,ある程度続いたことを前提に相談してくださいというような指針になっておりますが,高齢者や重症化しやすい方に対しては,国の方でも,発熱や咳などちょっと軽い症状でも是非相談をしてくれという風になっております。県としては,高齢者や重症化しやすい方に加えて,まず医療機関の医療従事者,それから高齢者・障害者福祉施設に勤務されている方々については,同じように軽い症状でも是非相談して欲しいと。それから,感染症指定医療機関であるとか,協力医療機関における新規の入院患者の方々,入院されるときにもし軽い症状でもあった場合には,大事をとって検査について検討して欲しいということで,我々としても指針とさせていただきたいと思います。

 指針の変更によってPCR検査の希望者の数がどのぐらい膨れ上がるかというのは,我々もなかなか予想しにくいところもあるのですが,この方針できちんと検査できるように,順次,民間検査機関などの活用など一層のPCR検査体制の強化と,それから,最近承認されました抗原検査の活用について,今,収束しつつある時期にしっかりと準備をしていきたいと思います。

 検査体制に加えまして,クラスター対策として,高齢者・障害者福祉施設の対策マニュアルということで,これらの施設に対しては,感染を持ち込まないための対策であるとか,感染が持ち込まれてしまった場合,それを広げないための対策をしっかりとマニュアル化していただきまして,それを実際のそれぞれの施設においてどう運営するかということをしっかりとシミュレーションしてトレーニングしていただくということをこの時期に徹底したいと考えております。

 例えば,持ち込まない対策としては,毎日健康観察をしていただく,それから,行動履歴をとっていただく,報告していただくというようなこと,それから,広げないためには,感染者が発生した場合には,すぐ自宅待機とか,あるいは接触者リストの作成をして,消毒を素早く実施する。広げないためにゾーニングをしっかり行って,感染がいたずらに拡大しないような隔離ができるような体制を行っていくというようなさまざまな対策のメニューを示しております。それぞれの施設でこの対策をどうやって行うかということを実際にシミュレーションし,日ごろからしっかりトレーニングをしていただくということが重要だと考えております。

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 新しい生活様式に対応した「茨城県デリバリー推進支援事業」の実施について

知事:次は,話題が違うのですが,今,コロナ感染症の外出自粛や休業要請に伴って一番苦境に陥っている業種の方々の一つが飲食・小売店,タクシー業者などの運輸関係の方々だと思います。今回,県では,タクシー業者の方々が飲食,あるいは小売店などの品物をデリバリーしていただくようなモデル事業を計画しております。県内で2カ所程度,こういうモデル事業を市町村や商工会と連携しながら行うことによって,新しい生活様式の中でも,よりよい事業の継続ができるような工夫ができないかということでこういう試みをしているところでございます。

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 県有施設の利用制限の緩和について

知事:それから,県有施設でございますが,11日から順次再開を始めてきている県有施設ですが,残った施設についても,18日以降,順次,感染予防対策の準備ができ次第,利用を開始いたします。例えば,アクアワールド大洗水族館なども,当面,土日を休館にしておきながら,平日の利用を開始するという対策をとりながら,順次,オープンしていきたいと考えております。私の方からは,以上です。

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 社会経済活動再開に向けた対策の段階的緩和について(2)

東京(幹事社):ありがとうございました。では,幹事社の方から幾つか質問させていただきます。つくば市などの9市町村で週末とか夜間の外出自粛をしたのが4月の初めだったかと思うのですが,それから1カ月ちょっとたちまして,大体ずっと厳しくなる一方だったと思うのですが,今回,緩和ということにこぎ着けたことへの所感をまずお伺いしたいのですが。

知事:改めて,厳しい外出自粛のお願い,それから,休業のお願いをさせていただいて,コロナウイルス感染の第1波をある程度抑えることができたのはまさに県民の皆様のご努力とご協力のおかげだと感じております。また,県内の医療従事者の皆様の多大なご努力によって,医療崩壊に至らずに感染対策を進めてこられたということも,これまた医療従事者の方々に改めて感謝を申し上げたいと思います。

 ただ,Stage1ということで,新規の感染者も10日連続で出ていないというような状況でも,いつ何時,第2波,第3波というような形で感染が広がる可能性がありますので,長いコロナウイルスとの共存共生ということを考えるためには,我々はもう次の段階に進まなければいけないと感じております。

 外出自粛,休業という形で全てをシャットダウンするというところから,工夫をしながら,新しい生活様式を取り入れながら,感染の可能性を極力狭めながら社会生活や経済活動を取り戻していくということなのかなと思います。これからは,そういう新しい挑戦を皆様にお願いするということで,是非これからもご理解・ご協力をお願いできればと感じております。

東京(幹事社):緩和に当たって,6つの指標が昨日の政府の緊急事態宣言の解除がありましたが,緩和の判断をするに至った特に決め手というか,そういうものというのはあったのでしょうか。

知事:大きく6つの指標で感染状況を我々としては判断基準にさせていただきましたが,その感染状況がどんどん改善に向かっているというのが一番の判断材料でございます。ある意味,今回,国の緊急事態宣言の対象地域から外れても,そういうことをきちんと専門家会議の先生方も含めて見ていただいていたということなのかなと思います。

 6つの指標の中には,当然,東京都内の感染状況,感染経路不明の感染者の数というものも入っていますので,そういうことも含めて総合的に判断して,非常に状況が好転してきているということが今回の決断に至った理由です。

東京(幹事社):では,特にこれを重視したとかということは特に無いということですか。全てを総合的に。

知事:全てを総合的に判断させていただきました。

東京(幹事社):わかりました。あと,25日にStage2に引き下げる可能性があるわけですが,1週間にしたということですが,県内状況と対策の段階がやはり合っていないということが理由になるのでしょうか。

知事:そうですね。この茨城版コロナNextという表を発表した時には,我々対策はStage4で,感染状況はStage2ということでお話をしていました。その間が2つ開いているわけでございますが,要するに,感染状況からすれば,対策が非常に強めに出ているということになっていると考えることができますので,今回,Stage3に下げていたのですが,この1週間で感染状況はStage2からさらにStage1に移ってきているということですので,今回,もう1週間しっかりと様子を見れば,さらに対策をStage3からStage2に緩和することも可能なのではないかなと考えております。

東京(幹事社):今度はStage1にまた引き下げる場合ですが,そこはやっぱり2週間。

知事:そこは2週間,しっかり見させていただきたいと思います。

東京(幹事社):まだ東京都内の経路不明の感染があると。

知事:そうですね。東京都内もまだ明確に感染収束というところまでいっていないということもありますし,Stage2からStage1への対策の緩和は慎重に行いたいと思います。

東京(幹事社):あと,休業要請の範囲で,パチンコ店もまだ入っていまして,引き続きというか,開いているお店も増えたというような話もお伺いしていますが,これはまた強い指示というようなことにすることは考えていらっしゃるのでしょうか。

知事:緊急事態宣言の対象地域からも外れましたので,例えば,特措法の45条の強い要請とか指示というのは,今回,茨城県ではもうできないと我々は理解しております。それぞれのお店の方のご理解とご協力をお願いするということだと思います。

東京(幹事社):わかりました。あと,第2波,第3波対策についてですが,高齢者施設・障害者福祉施設のマニュアルについてですが,これはそれぞれでつくってもらうのか,県がつくったものを各施設で実践してもらうのか,どういう風に。

知事:もう既にこういう形で県がある程度の大枠をつくっていますので,それを各施設でどのように実践するかということをきちんとつくっていただいて,それもトレーニングしていただくということになるかと思います。

東京(幹事社):わかりました。幹事社からは以上です。各社さん,どうぞ。

共同:まず確認させていただきたいのですが,次にStage2への緩和を早ければ25日にということだと思うのですが,そうすると,22日ごろには判断されるということでしょうか。

知事:そうなります。

共同:わかりました。それから,Stage3の外出自粛のところなのですが,高齢者の方々は引き続き昼間も含めて自粛をお願いしたいと。

知事:はい,そうですね。

共同:わかりました。あと,休業要請の対象なのですが,先週,茨城版コロナNextを発表された時から,劇場や映画館などがStage3の対象から外れていると思うのですが,あと時短営業の見直しがあったと思うのですが,ここら辺を見直した理由というのをご説明いただければと。

知事:国の方で,劇場,あるいは観覧場,映画館等についてはそういう対策をとりながらなるべくオープンするというような指針も出ていましたし,飲食店も含めてガイドラインをしっかり決めて,それぞれのお店で工夫してやることによって,感染拡大をしっかりと抑えながら営業することができると判断したことが一つ。もう一つは,過去,こういうところでクラスターが起きていないということも大きな理由の一つでございます。

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 茨城県の新たなPCR検査体制について(2)

共同:あと,別で,PCR検査の方なのですが,今回,医療機関の方々を早期に検査する対象に加えられたということですが,医療機関側からそういったことを求める声みたいなものが知事の方に届いたりしていたのでしょうか。

知事:これは医療機関側にとっても非常にニーズがもともと高いという話は承っておりますし,コロナ対策の専門家などでは,場合によっては,体制を強化して,無症状の場合でも定期的に検査すべきではないかというような声もあり,非常に多くの専門家などがそういう話をされています。第2波,第3波に備えるために絶対に守らなければならないところは,医療機関と高齢者・障害者福祉施設への感染拡大というのは絶対に抑えなければいけないと我々も感じておりまして,今できることでさらに対策を強化できるとすると,こういうことかなというのが今回の対策でございます。

共同:この新しい検査体制はいつから適用されるのですか。

知事:もう今日の発表した時点から,我々としては運用したいと思っています。

共同:ありがとうございます。

毎日:今の検査の関連なのですが,今回の拡充によって,現状どれぐらいの数をやっていて,この拡充によってどれぐらい強化されるのかという数値的なものはあるのでしょうか。

知事:今,県の検査能力で300ですが,現状,実際に検査しているのは,感染がだいぶ収束してきていることもあって50ぐらいです。だから250ぐらいの数の余裕はあると。ただし,こういう基準の緩和によって,それがどれだけ増えるかということは,まだちょっと実際のところ,はっきりしない部分もあるので,平行して徐々に我々の検査能力を高めていくための予算措置でありますとか,あるいは民間施設との連携でありますとか,そういうことを今進めているところであります。

毎日:つまり,検査能力を高めるというよりは,対象を広げるということでしょうか。

知事:そうですね。検査能力よりも,検査の判断基準をより広げて,こういうエッセンシャル,必須と言うのでしょうか,そういう施設の方々を守るためにも,あるいは院内感染を防ぐような手段にどんどん活用していくということだと思います。

毎日:わかりました。ありがとうございます。

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 社会経済活動再開に向けた対策の段階的緩和について(3)

茨城:外出自粛と休業要請の件なのですが,飲食店の時間短縮要請が解除されるということですが,一方で,外出自粛の夜間はバツのままですが,このあたりの整合性ということについて説明いただければと思います。

知事:現実的に,夜間の営業には,時間短縮が緩和されても,夜間の外出自粛が続いている状況では,営業にはいろいろご不便があるかと思いますが,Stage2への移行も,このまま順調にいけばさらに1週間後ということも踏まえて,休業要請の緩和は先にあったとして,時間短縮の緩和を先にさせていただくことで,対策の準備の時間も得られるのではないかなと考えております。

茨城:あと,Stage1に移行する場合の判断についてなのですが,今,東京都内の区分が,6つの指標のうち,1つクリアされていない状態ですが,その判断の時期になったときに1つ残ってしまった状況がまだ続いていた場合の判断はどのようにされるのか。

知事:一応メインは県内の状況が中心になるとは思うのですが,今,既に県内の指標は全てStage1になったまま,それがずっと安定して続くのかどうかというのが一つの大きなポイント。それから,東京の状況ですが,安定しているかどうかということが大きなポイントになるのではないでしょうか。仮にStage1に行って安定していれば,それが一番言うことが無いのですが,仮にStage2だとしても,改善傾向が安定して見られるであるとか,その逆の場合,例えば,Stage3に行くようなことが時々あるというような状況ですと,我々もなかなかStage1に対策を緩めることができなくなるのではないか。そういうことを勘案しながら,総合的に最終的に判断していきたいと思っています。

茨城:そうすると,東京の部分がStage2の状況でも,総合的な判断でStage1に移行する可能性があるということでしょうか。

知事:そうですね。安定して改善傾向に行っているのではないかというような総合的な判断ができるのであれば,Stage1に行くことも場合によってはあるのではないかなと思います。

茨城:あと,Stage1の項目のところで,Stage1になってもイベントがバツになっていたり,部活動の中で,他県との練習試合・合宿等にバツがついていたりするのですが,こちらというのはStage0に相当するような,全部解除されるような段階というのはどのようになるのでしょうか。

知事:そういうイベントの開き方,あるいは部活の行い方については,感染症をどう防ぎながら行うことができるかというような工夫がどれだけできるかという,いわゆる我々がガイドラインとしてお示しているようなこととの組み合わせだと思っています。

 ですので,今ここで,例えば大規模イベントはバツとなっていますが,そういう工夫のやり方をある程度示すことができれば,イベントについてはそういうことを守ることを条件にマルにすることもStage1の段階でできるのではないかなと思っていますので,今後,自粛の要請や学校再開の活動などの中身についても継続的に見直しをしていきたいと思っています。

茨城:ありがとうございます。

日経:知事のご説明ですと,Stage1へ緩和されるタイミングというのは6月8日が最速になると思うのですが,学校の本格再開もこの6月8日以降という理解でよろしいですか。

知事:そういうことです。

日経:1日ではないということですね。

知事:ありません。

日経:わかりました。あと,県境をまたいだ移動で,大阪,兵庫,北海道とか,こういった地域への移動はどうお考えなのでしょうか。

知事:もちろん,県境をまたいだ移動は,今のところ,まだ自粛をお願いしたいということでございます。

日経:わかりました。ありがとうございます。

朝日:特定警戒都道府県から一気に外れたということもあって,首都圏からのサーフィンであるとか,潮干狩りのシーズンはもう終わったところでございますが,観光で来られたりとか,茨城県が外れたのだからというところで,この週末,またそういった形で訪れる方が増えることが予想されていますが,対策というのは何か考えているのでしょうか。

知事:それぞれ,東京都知事も,私の方からも含めて,県境を越える移動の自粛ということをそれぞれにお願いをさせていただいておりますし,総理の方からもお願いをしていただいているということです。これらの移動の自粛要請は強制力があるわけでもございませんので,それでも移動してしまう方がもしかしたら出てくるかもしれません。

 我々として,それに対してできることは,県民それぞれ,あるいはサーフィンだとどういう関係者が出てくるかわかりませんが,新しい生活様式というような形で距離を守るとか,あるいは咳エチケットを守るとか,そういうことを一人一人自覚していただいて,お店なり施設なりを運営していただくということで感染を防止する以外には無いのかなと私は考えております。

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 学校の休業等について

茨城:休業要請や外出自粛が大幅に解除されていくということで,ただ一方で,学校に関しては分散登校がしばらく続くということは,子どもたちは家にいなければいけない日もあるということで,その辺の子どもたちの安全の確保についてなのですが,学童保育をしっかりやるようにとか,そういった要請とか,その辺の配慮というのは考えていますでしょうか。

知事:分散登校,その他オンライン授業,それから,心のケアなども含めて,子どもたちのサポートを今までも充実させてきたところですが,そういうことをさらに進めていくとともに,また,ある程度,学校再開の見通しを,こういう形で,最速でいったら例えば6月8日ということを示しながら,一緒になってそこに向けて,出口が見えないのではなくて,ある程度,出口が見えてきた状況になっているので,そういうことをお伝えしながら,今は分散登校というようなことで頑張っていただければと思っています。

茨城:そうすると,例えば,休業要請等が解除されて,日中,保護者はいないけれども,家に子どもたちがいるという状況も多発するとは思うのですが,その辺の配慮というのは何か具体的に考えていらっしゃいますか。

知事:我々としてできることというのは,自宅でも授業が受けられるという環境をある程度整えてきているということで,それ以上に対策といってもなかなか難しいのですが,今,現実に外出自粛要請,あるいは休業要請をしている中でも,お子さんたち,結構公園とかに出てきたりとかというのは事実で,その中でも,子どもたちもマスクをしたりとか,あるいは距離をとったりとかという対策をとりながら,安全に生活していただくということが重要なのかなと思います。

茨城:ありがとうございます。

産経:学校の件でお伺いしたいことがございます。知事が,以前,6月何日かまで休業が続いてしまうと夏休みだけで間に合わないようなお話をされていたのですが,6月に入って,ちょっとそれも見えてきたのではないかということで,冬休み等を削ってカリキュラムを遂行するようなことも今は考えてはおられるのでしょうか。

知事:その辺も含めて,今,検討中でございまして,できれば,22日に,次のStageに移るかどうかでまた来週の同じ曜日でお話しすることになると思うのですが,その時にあわせて学校の再開についての考え方というのをお示ししたいと思っています。

産経:わかりました。では,再開方針というのは,22日までに見通しを立てたいということで。

知事:そうです。

産経:9月入学とか,そういうことは本県では考えてはいないですか。

知事:9月入学,政府の方で検討していることは理解しておりますが,我々としては,今,生徒の皆さんに学習の機会をしっかりと提供することの方が重要だと考えておりますので,中長期的な視点としては,9月入学というのは私も個人的には賛成なのですが,今,ここで我々がやるべきことは,今年の9月入学を云々するよりは,今,目の前の子どもたちの学習機会をどう確保するかに全力を挙げていきたいと思っています。

産経:ありがとうございます。

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 パチンコ店への休業要請について

TBS:パチンコ店についてなのですが,劇場の方はガイドラインを遵守ということで解除になっていますが,パチンコ店もガイドライン等を設けてオープンというよりは,懸念されるのは他県からの流入というのが大きいのでしょうか。

知事:そうですね。専門家も含めて,パチンコ店の密集については非常に気にされていたということと,実際,対策をとっていらっしゃるパチンコ店もあるにはあるのですが,対策をとっていないところ,特に45条に基づいて名前を公表させていただいたところなんかも,我々の職員が鑑みるに,対策をとられていない部分もあったということですので,全国的にパチンコ店というのは,簡単に休業要請を解除して自由にどうぞというような状況ではないと理解しております。

TBS:休業要請に応じていただいたパチンコ店が多くありますが,今現在でまた営業を再開してしまったというお店もあるのでしょうか。

知事:今の段階でだいぶ営業再開をしています。数字は,私は把握していないのですが,ありますか。

事務局:昨日現在で58店舗が開いております。

TBS:引き続き休業要請をしていく。

知事:粘り強くお願いしたいと思います。

TBS:わかりました。

東京:確認なのですが,緊急事態宣言が解除されたということで,今まで,パチンコ店は45条2項,それ以外の業種は24条に基づく要請だったと思うのですが,現在は法的根拠に基づかない,ただの県からのお願いベースの要請という状況になっているということですね。

知事: 24条9項の要請ということです。

東京:今まで,でも,パチンコ以外は24条9項で要請していたわけですよね。

事務局:基本的には24条9項で協力要請をしていて,それに応じてくれなかったパチンコ店については45条で店名公表をした,要請をしたということです。

東京:24条9項のお願いも,今現在はただの法的根拠のないお願いベースになっているということ。

事務局:いえ,法的根拠として、24条9項に基づいて協力要請をしているということでございます。

東京:今はもう茨城県は緊急事態宣言の対象ではないですけど。

事務局:外れていても,24条9項の協力要請はできます。

東京:それはできるのですね。ありがとうございます。

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 政府の新型コロナウイルスへの対応について

朝日:政府の二次補正予算という話が出ていますが,それに対応する県の補正についての考えというのは,今,何かあるのでしょうか。

知事:現在,部内で検討を進めておりますが,一つは,第2波,第3波に備えた医療体制,あるいは検査体制の充実に対する費用,それから,感染が一旦収束しつつあるという状況も踏まえて,特に,宿泊施設等への支援,そういうものを今現在,検討しております。

朝日:もう1点,この1カ月の所感というのは,冒頭の中でのお話もありましたが,この1カ月間の政府の対応及び,茨城ですと首都圏の感染対策がダイレクトに影響してくるというところもあると思いますが,他の隣県を含めた対応ぶりについてコメントいただければと思います。

知事:日本は,若干,検査体制と感染症用の病床の準備が例えば韓国に比べてもちょっと遅れていた部分があったのかなというのは思います。茨城県は,幸いにして,医療機関が必要だと思ったPCR検査を行う方針を維持することもできましたが,それによって市中感染が広がることを未然に防ぐことができたと思うのですが,今,収束をしている段階の中で,東京などの大都市を含めて,大規模な検査体制の拡充が私は不可欠ではないかなと思いますし,政府も進めるとおっしゃっていますが,是非,具体的に検査体制の拡充をお願いして,第2波,第3波に備えたいのと,それから,新しい生活様式に基づく生活も,皆さん,心理的にすごく不安のままで新しい生活様式での社会生活は,経済活動も非常に萎縮するでしょうし,経済活動を再開させる意味でも,検査体制の強化は非常に重要になってくるのではないかなと考えております。

朝日:特例交付金の額も含めて,知事会の中でもいろいろな要望をされてきたと思いますが,国の対応は不十分なところはまだまだあるという感じなのでしょうか。

知事:自治体の交付金についてはさらに一層の増額ということで,これは全ての都道府県がそう思っていると思いますが,お願いをしたいと思いますが,国の対策も,順次,メニューもどんどん出揃ってきていますし,私は,これからのさらなる対策の強化に是非,期待していきたいと思っています。

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 新型コロナウイルス感染対策マニュアルについて

茨城:まず,高齢者・障害者福祉施設に対してのマニュアルについてお伺いしたいのですが,実際の運用の仕方としましては,県の大枠を各施設に示した上で,各施設ごとにまたマニュアルを改めてつくるということなのでしょうか。

知事:具体的にどういう風にゾーニングするかということについても各施設で考えていかなければならないので,マニュアルというか,実行計画というか,そういうことはつくっていただく必要があると思います。

茨城:県の方から各施設にそういった指導といいますか,作成を支えるようなことをやっていこうということですね。

知事:はい。

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 県有施設の利用制限の緩和について

茨城:わかりました。それから,県有施設の利用制限緩和について確認なのですが,水族館については平日のみの再開ということですか。

知事:当面ですね。

茨城:19日以降は順次38施設ということですが,将来的にはどのくらいを目途に38施設を全て再開させるといったような見通しはあるのでしょうか。

知事:準備ができ次第ですから,今月中には何らかの形で全て再開できるのではないかなと思っています。

茨城:ありがとうございます。

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 今後の観光誘客に向けた戦略について

読売:コロナの第1波が収束しつつあるという状況下で,今後の観光誘客とかV字回復に向けた知事の所見か戦略などありましたらお聞かせいただけますでしょうか。

知事:まだ県境を越えた移動の自粛を全国的にも政府を中心にお願いをしている状況で,観光振興いきなりというのはまだタイミング的には難しいのかなと思います。ただ,全国的にコロナ感染の第1波の収束に向かっていく中で,早晩,観光についても,新しい生活様式を取り入れた形での再開ということが必要になってくるでしょうから,その時にしっかりと支援できるような準備を今からしていきたいと思っています。

読売:それはStage1になってからということですか。

知事:もちろん,そうですね。

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 知事記者会見における手話通訳の導入について

東京:コロナ関係はどうでしょう。よろしいでしょうかね。定例会見でありますので,それ以外のことについてもお聞きします。今日から手話通訳が知事会見に入ったということですが,知事の所感を伺えればと思います。

知事:手話通訳については,今日は初めての導入ということになったわけですが,これまで,いばキラTVでありますとか,ホームページなどを使ってテキストを付した形で記者会見の模様などもお伝えしていたわけですが,今回のコロナ対策の中身を早く知りたいということで,聴覚障害を持つ方々からの手話通訳による報道を,強くご希望があったということも踏まえて,今回,始めさせていただきました。今後,迅速に情報が伝わるように,引き続き努力をしていきたいと思っています。

東京:幹事社からは以上ですが,各社さん,どうぞ。

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 CSF(豚コレラ)について

TBS:コロナとは違うのですが,豚コレラのワクチンをイノシシに与えたりということで,いろいろ対策はあったと思いますが,豚コレラ自体はまだ終息というところまでは行っていないのでしょうか。

知事:私,正確には状況を把握していないのですが,私は,今,少なくとも国内で新規に豚コレラが感染したという話は一切聞いていないので,ワクチンの接種を隣接県でも始めたということもあって,かなり抑えられているのではないかなと理解しています。

TBS:茨城県としては,警戒レベルはある程度下がってきているかなというところでしょうか。

知事:そうですね。政府のサポートも得て,今,全ての養豚業者の方々でワクチン接種を順次行っているところですので,そういう意味では,ある程度の対策はできているのではないかなと思っています。

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 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020の開催中止について

茨城:コロナ関係の話に戻ってしまうのですが,本日,ROCK IN JAPAN FESTIVALの中止が主催者から発表されていますが,来場者はもちろん,地元の宿泊業とか飲食業の方も多く関わるイベントだと思うのですが,これが中止になったことについての受け止めを。

知事:中止になったこと自体,県内で有数のイベントですので,大変残念だなと感じておりますが,コロナ感染症の状況を踏まえて,8月が実際にどうなっているかということを見通しづらい状況の中での決断だと思われますので,やむを得ないのかなと思っています。

茨城:ありがとうございます。

東京:よろしいですか。無いようなので,終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

知事:どうもありがとうございました。

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