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更新日:2025年11月18日

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サポカーの活用

茨城県内における高齢運転者の事故の推移

発生件数と死者数の推移

茨城県内における高齢運転者の事故発生件数と死者数の推移

(※1)「発生件数」は、原付以上の車両を運転する高齢者が第1当事者となった交通事故の件数で、「死亡事故件数」は内数である。
(※2)「死者数」は前記交通事故による全ての死者数をいい、高齢運転者本人の死亡も含む。

原因別(令和2年から令和6年の累計)

茨城県内における高齢運転者の事故原因別

高齢運転者による交通事故は発生件数、死者数ともに減少傾向にありましたが、近年死者数が増加に転じています。
また、原因別で見ると「踏み間違いなどの操作ミス」による交通事故は75歳以上になると約4倍にも増えます。
交通事故防止および被害軽減のためにサポカーを活用しましょう。

踏み間違えイラスト

サポカーとは?

高齢運転者の交通事故防止の一環として、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術でドライバーの安全運転を支援してくれる車「セーフティ・サポートカー(サポカー)」です。

サポカーロゴ

 

  • サポカー
    衝突軽減ブレーキを搭載した、すべての運転者に推奨する自動車
サポカーSロゴ
  • サポカーS
    衝突被害軽減ブレーキに加え、ペダル踏み間違い急発進抑制装置等を搭載した、特に高齢運転者に推奨する自動車

サポカーSの区分

サポカーSは衝突被害軽減ブレーキの機能に応じて、以下の3つの区分があります。

ワイド

ベーシック+

ベーシック

サポカーSワイドロゴ サポカーベーシック+ロゴ サポカーベーシックロゴ

・衝突被害軽減ブレーキ
(対歩行者)
・ペダル踏み間違い時加速抑制装置
・車線逸脱警報
・先進ライト

・衝突被害軽減ブレーキ
(対車両)
・ペダル踏み間違い時加速抑制装置

・低速衝突被害軽減ブレーキ
(対車両)
・ペダル踏み間違い時加速抑制装置

 

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サポカーの先進安全技術

自動車メーカー各社は、衝突被害軽減ブレーキをはじめ、様々な先進技術を搭載した車を開発、販売することによって、運転手の安全運転をサポートしています。

衝突被害軽減ブレーキ

止まるをサポート

車載のレーダーなどにより前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性がある場合には、音やディスプレーで警告します。
さらに衝突の可能性が高い場合には、自動でブレーキを作動します。

衝突被害軽減ブレーキ

ペダル踏み間違い時加速抑制装置

急発進抑制などをサポート

停止時や低速走行時に、車載のセンサーなどが前方と後方の壁や車両を検知している状態でアクセルを踏み込んだ場合には、エンジン出力を抑える等により、急加速を防止します。

ペダル踏み間違い時加速抑制装置

車線逸脱警報装置

はみ出さないをサポート

車載カメラにより道路上の車線を検知し、車線からはみ出しそうになった場合やはみ出した場合には、運転者に対して警報します。
(※)運転者がウインカーを操作して意図的な車線変更を行う場合には警報しません。

車線逸脱警報装置

先進ライト

危険を早期発見

車両のセンサーが先行車や対向車を検知し、眩しくないように照射範囲(ハイビームとロービーム)を自動で切り替え、夜間の運転をサポートします。

先進ライト

後付けもできます

後付けの急発進加速制御装置画像

出典:株式会社サン自動車工業

今ご利用の車に『急発進加速抑制装置』などサポカーの機能を追加できる商品が販売されています。
販売店やカー用品販売店で購入から取り付けを実施しています。
自動車メーカーや用品店もあなたの安全運転をサポートしてくれます。
相談されてみてはいかがでしょうか。

一部市町村で補助金が受けられます

お住いの市町村で補助装置を購入するための費用に対して補助金を受け取れる場合があります。
各自治体により、要件・上限・対象装置が異なりますので、お住まいの市町村窓口に問い合わせてみてください。

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先進安全技術はあくまでも安全運転の支援であり、
機能には限界があります。

「サポカー」に搭載されている先進安全技術は、交通事故の防止や被害の軽減に役立ちますが、機能には限界があります。
路面や気象条件によっては作動しない場合もありますので、機能を過信せず、引き続きドライバーの皆様が常に安全運転に心がけていただくようお願いいたします。

参照

このページの内容についてのお問い合わせ先

担当課:交通部交通総務課

連絡先:029-301-0110