茨城県鉱工業指数（平成27年基準）-令和3年（2021年）-

令和4年〔2022年〕11月17日掲載

茨城県内経済の動向を把握するための基礎資料として、毎年1回、前年の鉱工業指数（生産・出荷・在庫）について、年報として公表しています。

このたび、令和3年（2021年）（1月～12月）分を取りまとめましたので、公表します。

生産・出荷・在庫の動向（概況）

前年比で生産、出荷、在庫は全て上昇
- 生産指数（原指数）は、98.5（前年比9.3％）と4年ぶりの上昇となりました。
  業種別に見ると、生産用機械工業、輸送機械工業など13業種が上昇し、食料品・たばこ工業、電子部品・デバイス工業の2業種が低下しました。
  財別に見ると、鉱工業用生産財、資本財が上昇し、建設財、耐久消費財、その他用生産財が低下し、非耐久消費財が横ばいとなりました。
- 出荷指数（原指数）は、95.9（前年比7.4％）と4年ぶりの上昇となりました。
  業種別に見ると、生産用機械工業、鉄鋼業など10業種が上昇し、金属製品工業、食料品・たばこ工業など5業種が低下しました。
  財別に見ると、鉱工業用生産財、資本財、非耐久消費財が上昇し、建設財、耐久消費財、その他用生産財が低下しました。
- 在庫指数（原指数）は、91.7（前年比8.3％）と2年ぶりの上昇となりました。
  業種別に見ると、鉄鋼業、化学工業など7業種が上昇し、金属製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業など4業種が低下しました。
  財別に見ると、鉱工業用生産財、その他用生産財が上昇し、非耐久消費財、資本財、耐久消費財、建設財が低下しました。

鉱工業指数の年別推移（原指数）（平成27年＝100）のグラフ

		平成 25年	平成 26年	平成 27年	平成 28年	平成 29年	平成 30年	平成 31 (令和元)年	令和 2年	令和 3年
生産	指数	97.8	101.3	100.0	97.7	100.7	99.9	99.8	90.1	98.5
生産	対前年増減率（％）		3.6	-1.3	-2.3	3.1	-0.8	-0.1	-9.7	9.3
出荷	指数	97.8	101.5	100.0	100.3	100.4	99.5	98.6	89.3	95.9
出荷	対前年増減率（％）		3.8	-1.5	0.3	0.1	-0.9	-0.9	-9.4	7.4
在庫	指数	92.2	98.6	101.6	95.1	91.5	97.9	101.0	84.7	91.7
在庫	対前年増減率（％）		6.9	3.0	-6.4	-3.8	7.0	3.2	-16.1	8.3