幸水の目揃え会が開催されました

　７月21日、24日に八千代町および結城市でJA主催のナシ（幸水）目揃え会が開催され、生産者や市場関係者など延べ約50人が参加しました。

　はじめに各梨部会の部会長から「今年は開花が早く管理が大変であったが、糖度の乗った美味しいナシが出来た。今後は高温等による病害虫発生の予防をお願いしたい。」とあいさつがありました。続いて、普及センターからは、八千代町・結城市のナシの生育状況を説明しました。今年は３月からの平均気温が高く推移したため、幸水の満開日が平年より８日早まり、満開後の気温も高く推移したことから、収穫始期は平年より10日程度早まっています。また、満開後の４月、果実肥大がピークとなる６月下旬～７月上旬の気温が高く推移したことから、果実肥大は良い状況です。

　目揃えでは、出荷規格や品質、出荷調整時の注意点について、出荷品の現物をもとに確認が行われました。

　今後も普及センターでは、ナシの高品質・安定出荷に向けた支援を行っていきます。