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更新日:2024年10月2日
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで起こる呼吸器感染症で、毎年世界各地で流行がみられます。日本での流行は例年11月から12月頃に始まり、翌年1月から3月頃にピークを迎えることが多いです。
令和6年第36週(9月2日~9月8日)から新シーズン(2024-2025シーズン)として、新たに集計が開始されました。
インフルエンザ流行情報(2024-2025シーズン)/茨城県
一時的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
一方インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。
インフルエンザ一問一答~みんなで知って、みんなで注意!~/厚生労働省(外部サイトへリンク)
毎年、冬から春はインフルエンザシーズンです。
そんな「流行」にはのらないよう、自分でできる予防を忘れずに。
まずはいつもの手洗い、マスク、咳エチケットから。
咽頭粘膜や手指など身体に付着したインフルエンザウイルスを取り除くために、有効な方法です。
咳やくしゃみをすると、ウイルスが2メートルから3メートル飛ぶと言われています。
インフルエンザワクチンは、罹患した場合の重症防止に有効といわれていますので、予防接種を受けましょう。
空気が乾燥するとのどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなりますので、外出時にはマスクをしたり、室内では加湿器などを使って適度な湿度(50%~60%)を保ちましょう。
からだの抵抗力を高めるために十分な休養と栄養を日ごろから心がけましょう。
インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や慢性疾患を持っている人、疲労気味、睡眠不足の人は、人混みや繁華街への外出を控えること、外出時にはマスクを着用することも効果があります。
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