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更新日:2017年12月12日

安定ヨウ素剤

運転中や停止直後の原子力発電所等は、事故が発生した場合、放射性ヨウ素を含む核分裂生成物を環境中へ放出することがあります。核分裂生成物のうち放射性ヨウ素が、呼吸や飲食品を通じて人体に取り込まれると、甲状腺に集積し、放射線被ばくの影響により数年~数十年後に甲状腺がん等を発生させる可能性があります。この甲状腺被ばくは、安定ヨウ素剤を事前に服用することにより低減することができます。

ただし、安定ヨウ素剤は、放射性ヨウ素による内部被ばくに対する防護効果に限定され、放射能に対する万能薬ではありません。また、放射性ヨウ素が体内に取り込まれた後に安定ヨウ素剤を服用しても効果は極めて小さくなるため、適切なタイミングで速やかに服用することが必要となります。

安定ヨウ素剤の服用

服用の指示

原子力規制委員会の判断に基づき国又は県・市町村が服用の指示を出すため、それ以外では服用しないでください。

指示は防災行政無線、テレビ、ラジオ、インターネット、緊急速報メール等でお伝えします。

服用してはいけない方等

服用してはいけない方、または慎重に服用する必要のある方は次のとおりです。

【服用してはいけない方】
 安定ヨウ素剤の成分又はヨウ素に対し、過敏症の既往歴のある者

【慎重に服用する必要のある方】
 ヨード造影剤過敏症(造影剤アレルギー)の既往歴のある者
 甲状腺機能亢進症の患者
 甲状腺機能低下症の患者
 腎機能障害のある患者
 先天性筋強直症の患者
 高カリウム血症のある患者
 低補体血症性蕁麻疹様血管炎の患者又は既往歴のある者
 肺結核の患者
 ジューリング疱疹状皮膚炎の患者又は既往歴のある者

服用回数

服用は、原則として1回とします。

服用量

対象者 ヨウ化カリウム内服ゼリー ヨウ化カリウム丸
新生児 16.3ミリグラム入り 1包
生後1ヵ月以上3歳未満 32.5ミリグラム入り 1包
3歳以上13歳未満 50ミリグラム入り 1丸
13歳以上 50ミリグラム入り 2丸

 

ヨウ化カリウム丸

ヨウ化カリウム内服ゼリー

ヨウ化カリウム丸

ヨウ化カリウム内服ゼリー

副作用

一般的な過敏症(発疹など)、消化器系(悪心・嘔吐、胃痛、下痢、口腔・咽頭の灼熱感、金属味覚、歯痛、歯肉痛、血便(消化管出血)など)、その他(甲状腺機能低下症、頭痛、息切れ、かぜ症状、不規則性心拍、皮疹、原因不明の発熱、首・咽喉の腫脹など)の症状が報告されています。

安定ヨウ素剤の備蓄

  • 県では、原子力災害対策指針に基づき、現在、日本原子力発電株式会社東海第二発電所から半径30キロメートル圏内の全住民を対象に安定ヨウ素剤を備蓄しています。
  • 安定ヨウ素剤の服用は原則1回とされていますが、緊急時の配布に備えた住民の人口分だけではなく、当該地域にある学校の児童・生徒等、会社の社員、イベント参加者や旅行者等の一時滞在者の数も見込み、対象地域の昼間人口(約98万人)の3倍の分量を備蓄しています。
  • 全備蓄量の3分の2を半径30キロメートル圏内14市町村に配備し、残り3分の1を県で保管しています。

安定ヨウ素剤の事前配布

  • 県では、原子力災害対策指針に基づき、現在、日本原子力発電株式会社東海第二発電所から概ね半径5キロメートル圏内の住民を対象に安定ヨウ素剤の事前配布を行っています。

平成29年度安定ヨウ素剤事前配布会の開催について(平成29年12月12日更新)

安定ヨウ素剤事前配布会の結果について(平成29年11月23日現在)

説明会資料(2016年度作成)

関係リンク先

原子力規制委員会(外部サイトへリンク)

内閣府(原子力防災のページ)(外部サイトへリンク)

~もしもの原子力災害のための~安定ヨウ素剤電話相談(外部サイトへリンク)

「乳幼児向けゼリー状安定ヨウ素剤の使い方の解説」動画(内閣府)(外部サイトへリンク)

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部薬務課企画調整

茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-3384

FAX番号:029-301-3399

E-mail:yakumu@pref.ibaraki.lg.jp

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