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ホーム > しごと・産業 > 農林水産業 > 農林事務所 > 県西地域 > 茨城県県西農林事務所土地改良部門 > トピックス > 令和7年度_県西土地改良通信第05号_蓮沼地区で農業用水の通水が始まりました。
ページ番号:72523
更新日:2025年5月15日
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筑西市にある蓮沼地区は、平成30年度から水田の整備が進められてきました。
これまでに水田の区画整理と、第1用水機場が部分的に完成し、5月1日より用水機場の運転を開始し、農業用水の通水が始まりました。
蓮沼地区は、2つの用水機場があり、第2用水機場は令和5年から、農業用水の通水を開始しています。第1用水機場が運転を開始したことで、全ての用水機場で農業用水を送水できるようになりました。
蓮沼地区は、筑西市の北東部に位置する谷津田状の水田地帯です。狭い水田が多く、進入路が無いため大型機械の導入が図れず、営農に支障をきたしていました。農業用水は土水路で引き入れていたため効率が悪く、小型の井戸約20箇所で補っていましたが、水不足となることがありました。
整備が進み、区画が大きく整理され、農道や排水路、パイプラインが設置され、調整池を備えた用水機場も新設されました。今回の通水開始により、蓮沼地区では効率的な営農が行えるようになりました。
また、農業用水として新たに霞ヶ浦用水の導入を行いました。霞ヶ浦用水は、霞ヶ浦を水源とする総合用水で、各用水機場の調整池にある分水工まで、パイプラインで結ばれています。霞ヶ浦は、日本第2の湖なので周辺が渇水でも取水することができる非常に安定した水源です。蓮沼地区は霞ヶ浦用水により、渇水に左右されない営農ができるようになりました。
第1用水機場は、5月1日より運転開始しましたが、未完成の調整池の護岸やフェンス等は今後、整備していきます。
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第1用水機場 | 第1用水機場の上空から(下部の左下が機場) |
第2用水機場は、令和5年から農業用水の送水が行われています。霞ヶ浦用水の農業用水が出ている様子を確認しようとしましたがよくわかりませんでした。調整池は満水だったので補給されていると思われます。
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第2用水機場 | 第2用水機場の上空から(下部の左下が機場) |