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更新日:2024年3月8日

令和5年の農作業事故について(県北農林事務所管内)

県北農林事務所管内は、令和5年1月から12月の間に21件の農作業事故の発生報告があり、昨年より4件増加しました。内訳は、熱中症や脱水症が合計11件、トラクタ等による巻き込まれ事故が6件です。

熱中症や脱水症は、近年発生が増加傾向となっています。また、草刈機等による重大な事故が発生しています。

日頃から農作業事故が起きないよう、農作業の安全対策に努めましょう。

 

県北管内の農作業事故(件)

症状
熱中症 脱水症 巻き込まれ
事故
その他 合計
R5 8 3 6 4 21
R4 3 0 7 7

17

その他:蜂によるアレルギー反応、めまい、捻挫等

熱中症及び脱水症

事例

A市 男性 作業前、作業中ともに水分補給をしなかったため、作業中に気分不快、嘔吐症状等の症状があった。
B市 男性 除草作業実施後、帰宅中に目が回り転倒した。
C市 女性 高温多湿の中の畑作業により、意識消失をした。

予防策

  • 20分おきに休憩や水分・塩分補給をする。
  • 高温時の作業は極力さけ、日陰や風通しのよい場所で作業をする。
  • 複数名で作業を行う。
  • 帽子や吸湿速乾性の衣服の着用、空調服や送風機を活用する。
  • 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす。

参考

トラクタ等による巻き込まれ事故

事例

D市 男性 トラクターのエンジンをかけていたところ、動き出したトラクターにひかれた。
E市 男性 草刈り機での作業中、草が絡まり、停止せず外そうとしたため、ケガをした。

予防策

  • 駐停車するときは、駐車ブレーキを確実にかける。
  • 刈払機の刈刃に草や異物が詰まったら、エンジンを止めて取り除く。

参考

このページに関するお問い合わせ

県北農林事務所振興・環境室農業振興課

〒313-0013 茨城県常陸太田市山下町4119常陸太田合同庁舎内

電話番号:0294-80-3300

FAX番号:0294-80-3304

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