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更新日:2017年8月2日

研究内容 (普通作育種研究室)

平成29年度の主要課題の概要

1 特長ある水稲新品種の育成

産地で問題となっている縞葉枯病抵抗性品種の育成に取り組みます。また、地球温暖化に対応しつつ本県産米のブランド化を図るために、栽培しやすい特長ある県オリジナル品種の育成に取り組みます。極早生~晩生の極良食味・高品質で、高温耐性・耐病性・耐冷性等を有する品種の育成とともに、本県独自の育種素材等を活かして、硬くなりにくい餅菓子等が造れる加工用品種の育成を進めます。

2 納豆用大豆品種の育成

「納豆」は本県の特産品です。しかし、生産現場ではダイズシストセンチュウ等による品質・収量の低下が問題となっており、納豆加工業者からは原料の安定供給と加工適性に優れる品種の育成が求められています。本県の生産現場の活性化と地場産業の発展に貢献するため、これまでに開発した加工適性に優れる系統の選抜システムにより、特長ある納豆用品種の育成を進めます。

最近の主な成果

1 水稲新品種「ふくまる」、「一番星」の育成

「ふくまる」は「ひとめぼれ」熟期で、品質・食味が良く、大粒で収量性の高い期待の品種です。また短桿で倒伏しにくく作りやすいのも特長です。現在、県内各地で現地実証試験を実施して、高品質生産のための技術確立に努めています。

「一番星」は、「あきたこまち」より成熟期が2日程度早い良食味の品種です。耐冷性に優れ、県南や鹿行の早場米地帯での生産に適しています。また、近年産地で問題となっている縞葉枯病に抵抗性を有するのも特長です。現在、県内各地で現地実証試験を実施しています。

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 「ふくまる」   「コシヒカリ」

2 大豆新系統「ひたち1号」、「ひたち4号」の育成

「ひたち1号」は、現在の主力品種「納豆小粒」と比べて納豆への加工適性が優れ、色が明るくきれいな納豆が造れます。また食味官能試験の評価も高くおいしい納豆が造れることが特長です。現在、特性調査のための現地試験を実施しています。

「ひたち4号」は、ダイズシストセンチュウとダイズモザイクウイルスに複合抵抗性を有することが特長です。現在、特性調査のための現地試験を実施するとともに、県工業技術センターにおいて納豆加工適性を評価しています。

 

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  「ひたち1号」    「納豆小粒」

 

このページに関するお問い合わせ

農林水産部農業総合センター生物工学研究所 

茨城県笠間市安居3165-1

電話番号:0299-45-8330

FAX番号:0299-45-8351

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