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更新日:2024年4月15日

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犯罪インフラ対策

私たちの生活の中にある身近なインフラ(携帯電話、インターネット、銀行口座、病院、戸籍制度等)が、犯罪に利用されています。

犯罪インフラのおもな事例についてご紹介します。

犯罪インフラとは

犯罪を助長し、または容易にする基盤のことをいいます。基盤そのものが合法であっても、犯罪に悪用されている状態にあれば、それは犯罪インフラとなります。私たちの生活のために開発された技術、サービス、各種制度等といったものが、犯罪の基盤(インフラ)として悪用され、私たちが知らない間に利用されたり、巻き込まれたりしている可能性があります。

犯罪インフラは、社会の中に根深く張り巡らされており、これを解体しなければ、同じような犯罪が繰り返されることになります。

犯罪インフラの例

犯罪に関わる通信・運搬手段に関する犯罪インフラ

ニセ電話詐欺グループや覚醒剤などの薬物密売組織に利用される他人名義の携帯電話、レンタル携帯電話、郵便関連サービスの私設私書箱など

違法薬物の売買などに利用されているインターネットサイトなど

犯罪収益の集金・送金手段に関する犯罪インフラ

犯罪で得たお金を隠したり、不法滞在者等が日本国内で稼いだお金を本国に送金する地下銀行など

ヤミ金融における返済金、ニセ電話詐欺で騙し取ったお金の送金先となる他人名義の預貯金口座など

不法就労者等の生活手段に関する犯罪インフラ

就労資格のない来日外国人を不正に就労させたり、不法滞在者らにアパート等を斡旋することなど

不法滞在者等に対して、医師免許がないのに医療行為を行う地下病院や無許可の処方薬の販売を行う地下薬局、無許可のタクシー業(地下タクシー)など

資格・身分の偽装手段に関する犯罪インフラ

外国人が正規の出入国者、滞在者、運転免許保有者等を装う目的で、旅券、外国人登録証明書、運転免許証その他の身分証明書等を偽変造することなど

外国人が「日本人の配偶者等」の在留資格を得る目的で、日本人との間で、婚姻の意思がないのに市町村に内容虚偽の婚姻届を出す偽装結婚、出生した子供を日本人男性を父親とする内容虚偽の偽造認知や偽装出産など

ご協力を!

不審に思ったら、最寄りの警察署に情報をお寄せください。

  • 会社では、オーバーステイの外国人を雇っている。
  • 名前を変えるために養子縁組をした人がいる。など

犯罪インフラ対策は、警察の全部門が連携し取り組んでいきます。
県民のみなさまのご理解とご協力よろしくお願いいたします。

関連情報

このページの内容についてのお問い合わせ先

担当課:刑事部組織犯罪対策第一課

連絡先:029-301-0110