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令和4年度茨城県農泊推進モデル事業「農泊・都市農村交流活性化セミナー」

農泊は、「日本ならではの伝統的な生活体験と非農家を含む農村地域の人々との交流を楽しむ農山漁村滞在型旅行」です。

新型コロナウイルスの感染拡大等を受け、安全・安心な旅行先として地元・地域で過ごす「マイクロツーリズム」や「農村での教育旅行」が注目されていますが、本県では農村地域での受入れ組織が減少しており、大規模な団体等の受入れができていない状況にあります。

そこで、コロナ禍だけでなくアフターコロナも見据えて、農泊事業者の経営力・収益力の向上をはじめとした受入体制の強化、農泊の取組を実施している団体等の交流促進による関係者間の連携強化を図ることにより、本県の農泊をより一層推進するため、本事業を実施しました。

実施状況

講座1回目

  • 日時:令和4年11月25日(金曜日)
  • 場所:茨城県水戸生涯学習センター大講座室
  • 講師:株式会社日本旅行ソリューション事業本部教育事業部 チーフマネージャー 今田誠氏
  • 内容:「教育旅行から求められる農泊について」と題して、旅行会社が実際に採用している農泊について、地域事例等を交えて講義いただきました。学生が農泊を通じて得た「地域の方との交流」「心の豊かさ」、学生が農泊に期待することなど、教育旅行における農泊事例、農泊が採用される意義等を中心としたお話でした。
    また、「教育旅行の取組拡大と受入態勢について」というテーマで4班に分かれて話し合い・発表を行い、日本旅行総研のファシリテーターから各発表について講評がありました。

R4農泊・都市農村交流活性化セミナー第1回講義風景 R4農泊・都市農村交流活性化セミナー第1回ディスカッション

講座2回目

  • 日時:令和5年1月13日(金曜日)
  • 場所:茨城県三の丸庁舎3階共用会議室A
  • 講師:一般社団法人秩父地域おもてなし観光公社 事務局長兼CFO 井上正幸氏
  • 内容:「ちかいなか”秩父”における農泊受け入れの取り組み」と題して、秩父地域が「ちかいなか」を指標として地域内の多様な関係者を巻き込みながら「農泊」を中心に取り組んだ様々な事例や、そこから得られた地域関係者の体験談(感動秘話)、農泊を利用した修学旅行誘致をするまでの経緯など、農泊を通じた地域内連携の重要性について講義いただきました。
    また、「効果的なプロモーションの手法(情報発信・販路開拓)について」というテーマで5班に分かれて話し合い・発表を行い、日本旅行総研のファシリテーターから各発表について講評がありました。

R4農泊・都市農村交流活性化セミナー第2回講義

講座3回目(先進地視察)

  • 日時:令和5年2月24日(金曜日)
  • 場所:古河市山川邸(先進地視察)、コスモスプラザ(講座・ディスカッション)
  • 視察先:一般社団法人茨城県古民家再生協会
  • 講師:一般社団法人まくらがDMC CMO 樫村信一氏
  • 内容:講師の樫村氏の案内で山川邸を視察した後、「古民家再生から始まるまちづくりの物語」と題して講義が行われました。農林水産省の「農山漁村振興交付金(農泊推進対策)」を受けて行った地域の農業の6次化、農泊の推進等の活動を、過去に行ったイベント事例と併せて御紹介いただきました。
    また、「地域連携・ネットワーク強化による持続可能な茨城農泊について」というテーマで3班に分かれて話し合い・発表を行い、日本旅行総研のファシリテーターから各発表について講評がありました。

R4農泊・都市農村交流活性化セミナー第3回先進地視察 R4農泊・都市農村交流活性化セミナー第3回講義