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更新日:2024年4月18日

野生鳥獣による農作物被害対策に関するお知らせ

農作物被害状況

県では、「第2次茨城県総合計画」(2022~2025)において、2025年度(令和7年度)までに、イノシシによる農作物被害金額を4千8百万円に減少させることを目標に掲げ、取組を進めております。

令和4年度のイノシシによる農作物被害金額

  • 被害の内容としては、稲やいも類を中心に約5千2百万円となり、前年度(約6千2百万円)から1千万円減少しました。
  • 県としては、引き続き市町村との緊密な連携のもと、被害金額の更なる軽減に向けた取組を進めてまいります。

令和4年度茨城県内のイノシシによる農作物被害金額(PDF:102KB)

令和4年度の野生鳥獣による農作物被害状況

  • 令和4年度の野生鳥獣による農作物の被害金額は約3億5千8百万円であり、令和3年度より約4千万円減少した。
  • 全農作物被害額のうち、カモによる被害が約1億6千5百万円で全体の46.2%、バン類による被害が約8千2百万円で全体の23.1%を占め、被害の大部分はレンコンである。
  • 獣類による被害は、イノシシによる被害が約5千2百万円で被害全体の14.6%を占める。なお、イノシシによる被害では、水稲が最も多く、次いでいも類、野菜、果樹で被害が多い。
  • その他、ハクビシンによる被害が約1千3百万円で全体の3.7%、アライグマによる被害が約1千4百万円で全体の4.1%となっており、果樹、野菜への被害が多い。

令和4年度茨城県内の野生鳥獣による農作物被害調査の結果について(PDF:52KB)

  (参考)全国の野生鳥獣による農作物被害状況(農林水産省HP)(外部サイトへリンク)

被害防止対策

鳥獣被害対策に係る人材育成

県では、市町村職員や集落代表者、獣害サポーターを対象とし、地域で行われる鳥獣被害対策の取組に対して的確な指導・助言を行う人材の育成を目的とした研修を開催しています。

詳細は茨城県鳥獣被害対策講座(リンク先へ)をご覧ください。

補助事業(鳥獣被害防止総合対策交付金)

鳥獣による農林水産業等に係る被害防止のための特別措置に関する法律(平成19年法律第134号)に基づき、市町村が中心となって実施する野生鳥獣に対する被害防止のための取組を支援するため、補助事業が行われています。

詳細は、「鳥獣被害対策コーナー」(農林水産省農村振興局)(外部サイトへリンク)をご覧ください。

地域ぐるみの被害防止対策

野生鳥獣による農作物被害を防止するためには、地域住民が主体となって行う被害防止対策が必要となります。県では、各農林事務所で地域ぐるみの被害防止対策のモデル地区を選定し、センサーカメラでの被害状況の把握や地域勉強会の開催、ICT等新技術を活用した捕獲の実証等を実施しています。

令和4年度の鳥獣被害対策モデル地区実施状況(PDF:75KB)

アライグマによる農作物被害対策について

茨城県では、近年アライグマの捕獲頭数が増加しており、農作物への被害も拡大傾向にあります。

県では、アライグマによる被害を防ぐため、生態や効果的な対策についてとりまとめたマニュアルを作成しましたので、被害対策の参考にしてください。

アライグマから農作物を守る!被害防止マニュアル(PDF:5,028KB)

カモ等による農作物被害対策について

茨城県は全国一のレンコンの産地ですが、冬季に飛来するカモ等の野鳥による被害が大きく、その対策が課題です。

レンコン田における野鳥被害対策では、被害の状況に応じて対策を選択し、複数の方法を組み合わせて実施することが効果的です。

県では、産地の取組事例を基にリーフレットを作成しましたので、野鳥被害対策の参考にしてください。

レンコン田における野鳥被害防止対策(PDF:350KB)

 

新たな食材としてマガモを有効活用する取組も進めています。

令和6年度のメニューフェアは、令和6年12月に開催を予定しています。

食の宝庫・茨城の新たな冬の味覚「常陸国(ひたちのくに)天然まがも」誕生!(PDF:2,163KB)

イノシシ等野生鳥獣による被害の防止対策に関する条例第9条に基づく公表

イノシシ等野生鳥獣による被害の防止対策に関する条例(平成30年茨城県条例第30号)第9条の規定に基づき、県が講じた被害の防止対策の状況を、リンク先(県民生活環境部環境政策課HP)にて公表しております。

『野生鳥獣による農作物被害対策の概要』パンフレットについて

野生鳥獣による農作物被害対策の概要についてまとめたパンフレットを作成いたしました。市町村における被害防止計画作成の流れや、国・県の補助事業メニューについて紹介しておりますので、今後の鳥獣被害対策に是非ご活用ください。

『野生鳥獣による農作物被害対策の概要』(PDF:365KB)

クマの出没に関する注意について

平成28年6月、常陸太田市(旧里美地区)においてクマによる養蜂場の被害及び目撃情報がありました。農作業中におけるクマの出没や人身被害、農作物被害等の防止に向けて適切な対応を取るようお願いします。

詳細は,「農作業中におけるクマの出没及び人身被害防止等に対する指導等の徹底について」(農林水産省農村振興局のページへリンク)(外部サイトへリンク)をご覧ください。

クマ被害防止注意喚起リーフレット(農林水産省作成)(PDF:940KB)

鳥獣による農作物等の被害の防止に係る電気さく施設における安全確保について

平成27年7月19日に発生した、鑑賞用植物に対する鳥獣の被害防止を目的として設置された電気さくによる感電死傷事故を受け、県では、市町村及び関係機関に対し安全確保に関して周知徹底するよう依頼しました。

詳細は、「鳥獣による農作物等の被害の防止に係る電気さく施設における安全確保について」(農林水産省農村振興局のページへリンク)(外部サイトへリンク)をご覧ください。

野生鳥獣の放射性物質検査の結果について

野生鳥獣の放射性物質検査の結果について(茨城県県民生活環境部環境政策課のページへリンク)

茨城県イノシシ管理計画(第七期)について

「イノシシの管理について」(茨城県県民生活環境部環境政策課のページへリンク)

リンク集

農林水産省農村振興局「鳥獣被害対策コーナー」(外部サイトへリンク)

(国立研究開発法人)農研機構 畜産研究部門 動物行動管理グループ(外部サイトへリンク)

茨城県県民生活環境部環境政策課自然・鳥獣保護管理グループ

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部農村計画課農村活性化

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-4264

FAX番号:029-301-4169

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