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更新日:2025年8月25日
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自然豊かな茨城県は、年間を通して多種多様な野菜を生産する、まさに“野菜王国”です。
8月31日の「野菜の日」にちなんで、今回は、茨城県が生産量日本一を誇るおなじみの野菜から、サステナブルな取組、ユニークな野菜グルメまで、茨城野菜の多様な魅力をお届けします!
茨城県は、豊かな水と低湿地帯に恵まれた、日本一のれんこん産地です。
作付面積、出荷量ともに全国1位を誇り、国内で流通するれんこんの約半分が茨城県産となっています。
肥沃な土壌と高い水温という自然条件が、茨城のれんこんを美味しく育てます。
その魅力は、ぷっくりとした団子状でやわらかな肉質や、ほんのりとした甘みにあります。
肌がきめ細かく、美しい白さも特長です。
近年は大型ハウスの普及や品種改良も進み、年間を通して高品質なれんこんを安定して栽培できる体制が整っています。
JA稲敷の浮島れんこんは、白い肌と柔らかな食感、ほのかな甘味が特長です。
これは粒子が細かな浮島地区ならではの砂壌土が作りだしています。
また、有機質肥料の使用や堆肥による土づくりを行うなど、環境に優しい栽培方法を取り入れています。
JA水郷つくばのれんこんは、理想のおいしさ・形・食感を求め、品種改良した末に誕生したものです。
れんこんが傷みやすい夏期には、品質を保てるよう発泡スチロール箱に氷を詰めて出荷するなど、市場からも高い評価を得ています。
JA新ひたち野のマルタマ真レンコンは、見た目でなく、味で勝負!
通常、れんこんは、表皮を白くするため、収穫前にシブ抜き作業を行いますが、あえてこの作業を行わないことで、収穫直前まで生長を続ける新鮮なれんこんをお楽しみいただけます。
茨城県はピーマン生産量日本一。
中でも神栖市は、温暖な気候と水はけの良い砂丘地帯に恵まれた一大産地です。
施設栽培により通年で出荷され、「甘くて柔らかい」と市場で高く評価されています。
濃い緑色とツヤ、やわらかな肉質、少ない苦味が特長で、高品質なピーマンを全国に届けています。
京野菜として知られるみず菜ですが、実は茨城県が生産量日本一。
霞ヶ浦と北浦に挟まれた鹿行(ろっこう)地区を中心に栽培されています。
JAなめがたしおさいでは、小株で早穫りするため、非常に柔らかい食感が特長。
安心・安全なみず菜を出荷するため、GAP(農業生産工程管理)にも取り組んでいます。
東日本大震災に伴う風評被害が、「Omifarm(オミファーム)」の活動の原点です。
代表の尾身氏は、当時、大量の野菜が廃棄される様子を目の当たりにし、強い課題感を持ったといいます。
「捨てられていく農作物を救いたい」という思いから、形が不揃いな規格外野菜を積極的に活用し、畑に隣接した施設でピクルスに加工。
小さいほど味が濃く美味しいという、規格外野菜の魅力を伝えながら、フードロスの削減に取り組んでいます。
さらに、フルーツパプリカの栽培も始め、ピューレにしてドライカレーを作るなど、野菜の可能性を広げる挑戦を続けています。
就農から10年以上経過した今では、信頼できる農家から規格外野菜を買い取ることで、生産者の支援にも尽力。
食べる人、作る人、地球すべてに優しい循環を生み出すことを目指しています。
初めの3個セット(きゅうり・レンコン・お芋)(小)/2,000円(税込)
フルーツパプリカのピクルス(和風/洋風)/各500円(税込)
【問い合わせ先】Omifarm 【URL】https://omifarm.jp/(外部サイトへリンク) |
つくば市発の「東京バル」は、「日本の食品素材の魅力を世界に発信し、食の課題に取り組む」をモットーに、独自のヴィーガンフードを展開しています。
注目は、創業者である筒井玲子氏が、娘の栄養課題を解決するため立ち上げたアップサイクルブランド「KAWAIINE(カワイイネ)」です。
これまで捨てられてきた干し芋の皮や有機ジュースの搾りかすに新たな価値を見出し、フードロス削減に貢献。
干し芋の皮を使った「皮いいね」スナックや、ジュースの搾りかすから生まれた「THIS IS SALAD(ディスイズサラダ)」シリーズなど、栄養価と美味しさを両立した商品を開発しています。
また、安全性にもこだわり、生産履歴が明確な農家との契約や、徹底した洗浄で、農薬の懸念を払拭。
環境負荷低減と食資源の有効活用にも取り組み、持続可能な食の未来を創造する日本発のブランドとして、その価値を世界に広げています。
【皮いいね】芋皮スナック/298円(税込)
THIS IS SALAD ケールとフルーツの板グラノーラ/498円(税込)
【問い合わせ先】株式会社東京バル 【URL】https://tokyobal.co.jp/(外部サイトへリンク) |
つくば市の「CAHAYA FARM(チャハヤファーム)」は、日本では珍しい赤いルバーブを、化学農薬不使用で栽培。
土づくりからこだわり、7品種以上を生産しています。
収穫後は「捨てない活動」を実践し、食用にはできない葉を染物や和紙に再利用するなど、環境に配慮した取組を行っています。
ジャムやお菓子だけでなく、多様なレシピで楽しめる、魅力的な野菜です。
【問い合わせ先】CAHAYA FARM 【URL】https://cahaya324.base.shop/(外部サイトへリンク) |
古河市にある「ファーム塚田」では、野菜ソムリエの資格をもつ塚田さん夫婦が、珍しい西洋野菜など140種類以上を栽培しています。
スーパーでは見かけない、カラフルな地中海トマトやロマネスコ、ボルシチに使うビーツなど、旬の採れたて野菜を産地直送。
味はもちろん、食卓を彩る華やかな見た目も魅力で、いつもの料理をワンランクアップさせてくれます。
【問い合わせ先】ファーム塚田 【URL】https://www.farmtsukada.com/(外部サイトへリンク) |
NAMEGATA米こバウムクーヘンの米粉バウムクーヘンは、米粉100%のグルテンフリーで、職人が丁寧に焼き上げるしっとり食感が特徴です。
プレーン味に加え、自家農園産の小松菜や行方市産の紫芋、鉾田市産のフルーツトマトなど、珍しい野菜の風味が楽しめるバウムクーヘンが揃っています。
新たに、行方市産のれんこんを練り込んだバウムクーヘンも登場し、旬の味覚を堪能できます。
また、隣接する「DAICHI」では、農園の新鮮な野菜や果物を使ったかき氷が人気です。
小松菜かき氷「グリーンの丘」は、小松菜ナムルの甘じょっぱさと、抹茶のような風味が絶妙。
その他、「桃みるく」や「生いちごミルク」など、年間を通して14~15種類の豊富なメニューを提供しており、茨城の恵みをスイーツで堪能できます。
れんこんバウムクーヘン/1,680円(税込)
トマトバウムクーヘン/1,680円(税込)
グリーンの丘/1,100円(税込)
桃みるく/1,580円(税込)
【問い合わせ先】NAMEGATA米こバウムクーヘン/なめがたかき氷店DAICHI 【住所】行方市玉造甲5259-1 【電話番号】0299-57-2224 【NAMEGATA米こバウムクーヘン、URL】 https://namegata-komekobaumkuchen.jp/(外部サイトへリンク) 【なめがたかき氷店DAICHI、URL】 https://www.instagram.com/namegatakakigori/(外部サイトへリンク) |
神栖市の新名物「子宝たい焼」は、ピーマン入り生地に、粒あんとうずらの卵を包んだ一品。
子宝祈願を込め、地域特産品にも認定されています。
子宝たい焼き/250円(税込)
【問い合わせ先】池田珍味食品 【住所】神栖市奥野谷336 【電話番号】0299-96-4140 |
日本一の生産量を誇る霞ヶ浦周辺でとれたれんこんを使った「レンコンどら焼き」。
皮と中にれんこんスライスを挟み、シャキシャキ食感と生クリーム&白あんの優しい甘さが楽しめます。
レンコンどら焼き/237円(税込)
【問い合わせ先】株式会社久月総本舗 【住所】土浦市東真鍋町10-4 【電話番号】029-821-2035 【URL】https://www.kyugetsu.jp/(外部サイトへリンク) |
いばらき自慢のグルメが一堂に会する食イベント「茨城をたべよう収穫祭~食の宝庫グルメセレクション~」が、今年も開催決定!茨城県の旬の食材を使った一流シェフによる絶品グルメなど、“茨城の美味しさ”をその場でお楽しみいただけるグルメブースの
ほか、クラフトビールバー、茨城の特産品を扱うマルシェブースなど70店以上が駒沢オリンピック公園に集結し、いばらきの魅力をお届けします。
【開催日】2025年10月4日(土曜日)、5日(日曜日)
【場所】駒沢オリンピック公園(東京都世田谷区駒沢公園1-1)
昨年度の収穫祭(大井競馬場)の様子
【問い合わせ先】茨城県営業戦略部販売戦略課 【電話番号】029-301-3945 |