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更新日:2025年12月10日

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いばらき“冬のお魚”特集2025

寒い時期だからこそ旨い!旬の魚をご紹介!

  • あんこう
  • シラウオ
  • メヒカリ
  • ヒラメ
  • ヤリイカ
  • おさかな市場

捨てるところなし!コラーゲンたっぷりの冬の王様
あんこう

あんこう01

【旬】11月~3月
【特徴】
「西のふぐ・東のあんこう」と称される高級魚。低カロリーで女性に人気。
「七つ道具(肝・胃・皮など)」全てを味わう鍋や、濃厚な「どぶ汁」が名物。
【主な漁港】平潟漁港・久慈漁港・那珂湊漁港など

“西のふぐ・東のあんこう”と称される、茨城を代表する冬の味覚。
11月~3月が旬で、淡白ながらコラーゲンを豊富に含み、低カロリーで女性にも人気です。
骨を除くほとんどの部位を食べることができるのも特徴。
特に「肝・胃・皮・ヒレ・エラ・卵巣・身」は「七つ道具」と呼ばれ、これらを一度に味わえる「あんこう鍋」は、部位ごとの食感の違いを楽しめる格別な料理です。
その他、肝をから煎りして煮込む濃厚な漁師飯「どぶ汁」や唐揚げ、湯引きを酢味噌でいただく「とも酢」など、多彩な料理でその魅力を堪能できます。

伝統の技・あんこうの吊るし切り

あんこう02

あんこうは、体重の約8割が水分で、全身が軟らかく表面のぬめりが強いため、まな板の上に置いても安定せずに滑ってしまいます。
そのため、あんこうを吊るして、回転させながらさばく「吊るし切り」という解体法が考案されました。
大きな鉤(かぎ)に口をひっかけ、エラとヒレを外してから口の周りに切れ込みを入れて皮をはがした後、内臓や身を外していく様子は、迫力満点です。

冬の霞ヶ浦に輝くダイヤモンド
シラウオ

シラウオ01寒曳きのシラウオ

【旬】7月下旬~12月
【特徴】
漁獲量は全国トップクラス。
獲れたての透明感・食感を維持できる独自の品質保持技術を用いた新ブランド「霞ヶ浦暁のしらうお」を昨年発表。
【主な漁港】霞ヶ浦

霞ヶ浦は、日本で2番目の広さを誇る湖で、日本有数のシラウオの産地です。
獲れたてのシラウオは透明でキラキラと輝き、地元漁師には「ダイヤモンド」と呼ばれています。
夏は小ぶりですが、立冬から年末にかけて水揚げされるシラウオは大きく育ち、食べ応え抜群。
県内では、伝統的な佃煮のほか、かき揚げや卵とじなど、様々な料理で親しまれています。
2024年11月には、圧倒的な透明感とぷりぷりとした食感が特長のシラウオのブランド「霞ヶ浦 暁(あかつき)のしらうお」が誕生しました。
鮮度の良い状態で真空凍結しており、生食可能な逸品です。

霞ヶ浦漁業協同組合
電話番号:0299-55-0057
HP:http://jf-kasumigaura.jp/akatsuki-shirauo/(外部サイトへリンク)

脂の旨味がたっぷり!深海の美味
メヒカリ

メヒカリ01

【旬】9月~12月
【特徴】
皮が薄く骨まで柔らかい。鮮度管理を徹底しており、地元では刺身でも食される。
定番の唐揚げは、口の中で旨みが溢れ出す絶品。
【主な漁港】平潟漁港・大津漁港・久慈漁港など

エメラルドグリーンに輝く目が特徴のメヒカリ。
通年獲れますが、脂が乗る秋から冬が最も美味です。
漁獲の方法は、海底に網を沈めて曳く底びき網漁が主流で、海底の網を曳く時間を短くし、漁獲後は氷水で急冷するなど、傷みやすい身の鮮度を保つ工夫を徹底しています。
メヒカリは、皮が薄く骨まで柔らか。
唐揚げにするととろけるような脂の旨みが溢れ出します。
丸干しや丸焼きを生姜醤油で味わうほか、水揚げ直後の高鮮度なものは刺身でも楽しめます。
これまでは知る人ぞ知る魚でしたが徐々に知名度が上がり、近年ではスーパーなどでも取り扱われています。

寒ビラメの濃厚なうま味。誇り高き「常磐もの」
ヒラメ

ヒラメ01

【旬】12月~2月
【特徴】
茨城県の県魚。
親潮と黒潮が育む豊かな漁場のヒラメは「常磐もの」として市場評価が高い。
肉厚で脂乗りが良く、刺身や昆布〆に最適。
【主な漁港】平潟漁港・大津漁港・那珂湊漁港など

茨城県の魚に選定されている「ヒラメ」。
沿岸漁業の重要種であり、底びき網、釣り、刺し網で1年を通して漁獲されます。
冬に向け肉厚となり、脂が乗る12月~2月は「寒ビラメ」として旬を迎えます。
うま味成分のイノシン酸が豊富で、淡白でありながらも滋味深い味わいが特長。
特に鮮度が良いものは刺身や昆布〆のほか、ムニエル、唐揚げにも向きます。
黒潮と親潮が交わる豊かな漁場「茨城沖」で獲れるヒラメは“常磐もの”と呼ばれ、活魚は特に市場で高く評価されます。
茨城県では、栽培漁業と資源管理に長年取り組んでおり、漁業者が稚魚の放流や小型魚の保護を実施しています。

柔らかさと上品な甘み。茨城の「イカ」の最高峰
ヤリイカ

ヤリイカ01

【旬】2月~4月
【特徴】
加熱しても身が硬くならないのが魅力。
刺身では上品な甘みを、煮付けでは「子持ち」の濃厚な味わいを楽しめる。
【主な漁港】平潟漁港・大津漁港・久慈漁港など

高級イカとして有名なヤリイカは、大きくなると外套長(がいとうちょう)約40センチメートル。
ほっそり型で、ヒレが大きく、腕は短く槍の穂先に似た姿です。
茨城沖は一大漁場で、底びき網漁により1月~5月に水揚げされます。
特に、産卵期前の2月から4月は身が厚く、味わいは絶品。
皮が剥きやすく、加熱しても硬くならないため、料理の幅が広がります。
刺身やイカソーメンで上品な甘みと食感を堪能するのはもちろん、卵子持ちイカの煮つけや里芋との煮物は、漁師や漁協職員も太鼓判を押す季節の味です。

魚介を満喫するならココ!行列のできる【おさかな市場】

自分で作る海鮮丼「味勝手丼」が大人気!
道の駅日立おさかなセンター(日立市)

道の駅日立おさかなセンター01

久慈漁港のすぐそばに位置し、「日戻り漁」で水揚げされた鮮度抜群の地魚を中心に、市場スタイルで販売する道の駅です。
漁港近接の利点を活かした鮮魚の充実はもちろん、地元の特産物も豊富。海鮮が楽しめる飲食店に加え、二郎系ラーメンやスイーツのお店、青果店も併設し、地元客から観光客まで幅広く賑わいます。
特に「あかつ水産」の「味勝手丼(みがってどん)」は不動の人気コーナー!
店頭にずらりと並ぶ約40種類の具材から好きなものを選び、最後にレジでご飯を注文。
自分で好きなように盛り付ける、オリジナル海鮮丼作りが楽しめます。

道の駅日立おさかなセンター
電話番号:0294-54-0833(事務局)
HP:https://hitachi-osakana-center.com/(外部サイトへリンク)

おせちの食材探しにも!活気にあふれる訪れるだけで楽しい市場
那珂湊おさかな市場(ひたちなか市)

那珂湊おさかな市場01

その日の朝に水揚げされた新鮮な魚介類をリーズナブルに提供する、関東有数の観光市場。
「国営ひたち海浜公園」や「アクアワールド・大洗」からもほど近く、県内外から年間およそ100万人が訪れる人気スポットです。
旬の海鮮料理店や、ネタの大きさが自慢の回転寿司など港町ならではの飲食店が軒を連ね、中でも、各店がこだわりを競う「海鮮丼」は必食です。
年末年始は特に活気にあふれ、おせち料理の食材を買い求める人などでにぎわいます。買い物から食事まで、何度でも訪れたくなる魅力が詰まっています。

那珂湊おさかな市場
電話番号:029-212-8900(那珂湊おさかな市場事務局)
HP:https://www.nakaminato-osakanaichiba.jp/(外部サイトへリンク)

2,000円で“マグロ食べ放題”!
土浦魚市場(土浦市)

土浦魚市場01

魚卸会社直営の『土浦魚市場食堂』。
代表自らが全国の産地や豊洲市場から情報を収集・集荷することで、高鮮度かつ美味しい魚介類の「安さ」を実現しています。
食堂メニューは、ご飯・惣菜・サラダが食べ放題!
日替わりの旬魚を目当てに毎日通う常連客も多い市場です。
特に、毎週土曜日開催のマグロ食べ放題(2,000円)は、早朝から行列ができる大人気企画。
赤身・びんちょう・タタキなど、お好みのマグロを、時間無制限で好きなだけおかわりすることができます。
市場全体に座席を設置し、200席規模に拡大して営業する光景も圧巻です。

土浦魚市場
電話番号:029-841-1313
HP:https://www.tsuchiurauoichiba.com/(外部サイトへリンク)

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