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更新日:2025年12月2日

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“いばらきブランド食材”特集2025

プロが惚れ込む茨城県の実力派ブランドが勢揃い

海あり、山あり、湖ありの茨城県は、豊かな自然が育んだ素晴らしい食材の宝庫です。
今回は、みなさんに最高の味わいを提供するために、独自のブランド基準を設定し、厳格な品質管理を徹底してつくりあげた“いばらきのオリジナルブランド”食材をご案内いたします。

常陸国(ひたちのくに)天然まがも
~マガモ飛来地の食害解決を目指し、特産品としてブランド化~

日本一のレンコン産地である茨城県は、霞ヶ浦を有し、全国有数のマガモ飛来地でもあることから、収穫前のレンコンが食害を受け、農家の生活に深刻な影響を与えています。
マガモは、高級食材として料理人や食通に注目される一方、県内では捕獲者・捕獲数ともに少なく、流通も一部に限られていました。
そこで県では、捕獲者、食肉処理施設、飲食店と連携して供給体制を確立。
「常陸国天然まがも」と名付け、いばらきの新たな特産品としてブランド化することで、農作物被害防止と地域活性化の取組を進めています。

常陸国天然まがも01

常陸国天然まがも02
茨城県のカモ類による農作物被害額:約1億4,700万円(2023)
(主にレンコン(鳥獣被害全体の約46%))

伝統猟法が活きる、いばらき冬のジビエ

越冬のためシベリア等から渡ってきたマガモを、狩猟期間(11月15日~翌年2月15日)に「むそう網」を使用した伝統的な猟法で捕獲します。
網猟で捕獲したマガモは、銃で捕獲したものと異なり傷みがないことから、旨味となる血液を肉に閉じ込める「エトフェ(etouffer)」といわれる処理が可能です。
弾力がありながら歯切れが良い肉質や、天然特有の野性味ある味・香りとともに、捕獲時期や数が限定される希少性から、フランス料理では「コルヴェール(colver)」と呼ばれ、高級食材として取引されています。

ダイナミックな「むそう網猟」を動画でご紹介!

鳥がまき餌に誘われて地面や水面に飛来した際に、伏せておいた網を離れたところからワイヤー等で操作することにより、鳥に被せて捕獲する仕掛けを「むそう網猟」といいます。
いばキラTVでは、水田の耕作放棄地を活用した捕獲池で行う猟に密着!
日没後の貴重な捕獲の様子をご紹介しています。

常陸国天然まがも

常陸国天然まがもフェア開催中!

【開催期間】2025年12月1日(月曜日)~2026年2月15日(日曜日)

昨年に続き、今シーズンも県内の人気飲食店約10店舗にて、「常陸国天然まがも」を提供するフェアを開催しています。
ゴ・エ・ミヨ掲載店などの有名シェフたちも認める、野性味あふれる至高のジビエをこの機会にぜひご賞味ください!

常陸国天然まがも04

【お問い合わせ】
茨城県農林水産部農地局農村計画課
電話番号:029-301-4264
HP:https://www.ibaraki-shokusai.net/season/magamo

常陸乃国(ひたちのくに)しらす
~「し」字率95%以上!鮮度を突き詰めたシラス~

鮮度を表す独自基準“「し」字率”が95%以上の最高品質のシラスを「常陸乃国しらす」として販売しています。
茨城県沖は、親潮(寒流)と黒潮(暖流)が交わり、魚のエサとなるプランクトンが多く発生する、シラスの好漁場であり、全国有数の漁獲量と加工品生産量を誇ります。
茨城県で水揚げされるシラスは、「一艘曳き(いっそうびき)」漁法により短時間に漁獲されることから、鮮度の良さが特長。
「常陸乃国しらす」には、原料の鮮度と品質を担保する4つのブランド基準を設けています。

常陸乃国しらす01

4つのブランドの基準

  1. 漁師の“自信の一網”のシラスであること。
  2. 短時間の網入れで生きたまま漁獲する一艘曳きで獲れたシラスであること。
  3. プランクトンが豊富な親潮と黒潮がぶつかる好漁場の茨城県沖で獲れたシラスであること。
  4. 最終製品の「し」字率が95%以上となるよう、迅速に加工されたシラスであること。

シラスの鮮度を決める“「し」字率”とは

釜揚げシラスやシラス干しなどのシラス製品の評価基準の一つである「きれいな曲線を描く」割合のことを指します。

常陸乃国しらす02
「し」字率基準を満たしたシラス

【お問い合わせ】
茨城県農林水産部漁政課
電話番号:029-301-4070

常陸乃国(ひたちのくに)いせ海老
~プレミアム基準は1キロ以上!大ぶりで美しいイセエビ~

茨城県では近年、イセエビの漁獲量が増加。
平成の初期までほとんど漁獲されませんでしたが、2023年には、10年前の約10倍・年間73トンの漁獲量となっています。
盛漁期は7月〜9月頃で、主に刺し網漁法で漁獲されます。
イセエビは、黒潮が流れる太平洋側で広く水揚げされますが、本県産は他県産と比べ、サイズが大きいものが多く獲れるという特長があります。
見た目にも立派で美しいイセエビの味は、甘みが強く、ぷりぷりと弾力のある食感が魅力です。
漁期以外でも、鮮度が良いまま凍結した冷凍品が流通しているため、季節を問わず新鮮なイセエビを楽しむことができます。

【刺し網漁法】帯状の網を、魚などの遊泳経路を遮断するように海中に設置し、網に絡ませて獲る漁法で、網に魚が刺さって見えることから、その名が付きました。

常陸乃国いせ海老01

常陸乃国いせ海老の品質基準

【プレミアム】1.0キログラム以上/活魚/触角・眼が揃い見栄えがするもの

【スタンダード】600グラム以上/活魚または冷凍/触角・眼が揃い見栄えがするもの

 

【お問い合わせ】
茨城県農林水産部漁政課
電話番号:029-301-4070

常陸乃国(ひたちのくに)まさば
~「生旨」に驚きの声が続出!生食推奨の養殖マサバ~

2024年11月に誕生した新ブランド「常陸乃国まさば」は、人の管理下で卵をふ化させ、稚魚の段階から人工餌料で育てられます。
天然魚のようにオキアミを介してアニサキスに寄生されるリスクが極めて低いため「生食を推奨できるマサバ」であることが特長です。
生食の味わいには9割の消費者が「また食べたい!」と答え、大好評を得ています。
また、生産現場では、遠隔地からスマホで水温を随時確認し、餌の量や与えるタイミングを調整するなど、ICT技術が活用されています。
今年度は1月中旬より出荷を予定しており、いばらきの地魚取扱店等飲食店で「生旨:なまうま」が味わえます。※なくなり次第出荷終了

常陸乃国まさば01

「常陸乃国まさば」の3つのブランド基準

  1. 本県で養殖されたマサバであること
  2. 人工種苗由来であること
  3. 人工餌料で育成されたこと
【お問い合わせ】
茨城県農林水産部水産振興課
電話番号:029-301-4119

常陸牛(ひたちぎゅう)
~世界各国へ輸出される、極上の霜降り和牛~

茨城県が誇る銘柄和牛「常陸牛(ひたちぎゅう)」は、指定生産者がおよそ30か月にわたりストレスの少ない環境で育て上げ、枝肉取引規格が歩留等級A・Bかつ肉質等級5・4に格付けされた、黒毛和牛の最高級ブランドです。
赤身に程良く脂身の入った柔らかい霜降りの肉質は、日本国内だけでなく海外でも高い評価を得ています。
2024年度は、販売頭数・輸出量ともに過去最高を記録し、輸出量は前年度比2.7倍となる52トンに上りました。
さらに、今年度は、北米やアジア圏への輸出拡大に取り組むとともに、新たにイスラム圏へ販路を広げるなど、上質なおいしさが世界へと拡がっています。

常陸牛01

新ブランド【常陸牛 煌(きらめき)】にも注目!

茨城生まれ30カ月齢以上であることに加え、風味やくちどけの良さに関わる「オレイン酸」や、口当たりの良さに関わる「霜降りの細かさ(小ザシ)」など、和牛のおいしさをとことん追求した全国初の基準で厳選した新ブランドです。

 

【お問い合わせ】
茨城県営業戦略部販売戦略課
電話番号:029-301-3945

常陸(ひたち)の輝き
~県内の養豚関係者が一体となって約7年の研究を重ねて作り上げた豚肉~

茨城県が誇るブランド豚肉「常陸の輝き」は、茨城県畜産センターが開発したデュロック種の系統豚「ローズD-1」を交配した三元豚を、「常陸の輝き専用飼料」で育て上げることで、やわらかく、滑らかな食味で旨味・香りの良い肉質を実現しています。
特に、品質の決め手となるのは、健康で元気な豚が育つ環境をつくることです。
そのために、生産者が毎日丁寧に観察しながら体調管理を徹底的に行い、情熱をもって育てています。
有名料理人からも、「赤身に旨味のある脂が入り、香りもよく、焼き上がりはしっとりと仕上がるため、お客様に自信を持って提供できる」と絶賛の声をいただいています。
また、今年9月に開催された、全国6産地のブランド豚肉を食べ比べ、自分のとんかつNo.1を決める「ベス豚グランプリ」において、金賞(2位)を受賞しました。

常陸の輝き01

【お問い合わせ】
茨城県営業戦略部販売戦略課
電話番号:029-301-3945

常陸(ひたち)秋そば
~玄そばの最高峰といわれる香り高いそば~

茨城県が誇るブランドそば「常陸秋そば」は、県内外のそば職人や通の間でも“玄そばの最高峰”と高く評価され、東京都内でも、数々の名店で使用されています。
口に含んだ時の甘みと、鼻腔に広がる芳醇な香りが特に優れており、その味を求めて多くのファンが県外から足を運ぶほどです。
県北地域は江戸時代からそばどころとして知られており、特に「常陸秋そば」発祥の地である常陸太田市には、美味しいそば屋が数多く存在します。

常陸秋そば01

県北地域に根付く郷土料理
けんちんそば/つけけんちんそば

茨城県では、具だくさんの「けんちん汁」に太めのそばを入れて食べる「けんちんそば」、汁につけて食べる「つけけんちんそば」が、県民のソウルフードとして根付いています。

常陸秋そば02

【お問い合わせ】
茨城県営業戦略部販売戦略課
電話番号:029-301-3945

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営業戦略部プロモーションチーム_

電話番号:029-301-2123

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