ここから本文です。

更新日:2017年7月28日

水稲の耕種的防除法

病害虫名 防除法
本田越冬
病害虫全般

1.秋耕(収穫直後)を行い,残渣及び雑草の早期腐植を誘導して,越冬場所及び増殖場所を撤去する。

2.本田周辺(畦畔含む)雑草処理も,水田内に準じて行う。

3.土壌診断により土壌養分バランスを調整し,健全栽培の準備を冬期間に行う。

カメムシ類 1.本田周辺のイネ科雑草は,カメムシ類の生息場所となるので,除草に努める。ただし,出穂期近くになってからの除草は,カメムシ類を水田内へ追い込むことになるので,水稲の出穂2週間前までに終わらせる。
黄化萎縮病
白葉枯病

1.黄化萎縮病は越年生イネ科雑草及び被害残渣,白葉枯病はサヤヌカグサ類及び被害残渣が伝染源となるので,本田で秋耕を行うとともに周辺の除草に努める。

2.大雨による浸水,冠水により感染するので,排水対策を行う。

苗細菌病類

(もみ枯細菌病,苗立枯細菌病,褐条病)

1.発病田から採種しない。

2.種子は塩水選を行い,被害もみを除去する。

3.無加温育苗では,好天時にハウス内の気温が上昇して発病を助長するので,極端な高温や過湿にならないよう換気に注意し,発芽揃いを良くする。

ごま葉枯病

1.本田は,深耕,堆肥や厩肥の増施,客土などにより,地力の増進を図る。

2.硫酸根肥料の施用をさけ,生育後期に肥切れしないように,合理的に分施する。

小粒菌核病 1.窒素肥料の過用をさけて,加里肥料及び珪カルなどを十分に施用し,秋落ちを防止する。
育苗期
苗立枯病

1.健全な種子を播く(適正播種量:乾籾140~200g/箱,覆土:5ミリメートル)。芽出し室内での芽出しは2~3日間とし,それ以上おかないようにする。

2.床土のpH(水浸出)は4.5~5.5に調整し,過湿,極端な厚播き,深播きは避ける。

3.予浸,催芽は,耕種基準を厳守して必ず実施する。

4.発芽適温28~30℃を守る。

5.緑化~硬化時期におけるハウス内の温度を厳重に管理し,35℃以上の極端な高温,逆に10℃以下の低温にならないようにする。

育苗適正温度管理

緑化期(出芽揃い~本葉第1葉期):昼間20~25℃,夜間15~20℃,2~3日

硬化期:昼間20~25℃,夜間10~15℃,10~14日

 

このページに関するお問い合わせ

農林水産部農業総合センター病害虫防除部発生予察課

茨城県笠間市安居3165-1(園芸研究所内)

電話番号:0299-45-8200

FAX番号:0299-45-8255

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:このページは見つけやすかったですか?