ここから本文です。
更新日:2024年7月31日
カンピロバクターは,家畜やペットの腸管内に常在しています。
カンピロバクターの食中毒は,予防対策が進められているにもかかわらず,発生件数が多い状況にあります(平成18年から平成27年で3500件)。
いいえ,冷凍した鶏肉からもカンピロバクターは検出されています。冷凍しても完全に死ぬことはないと考えられています。
いいえ,カンピロバクターは環境の変化に弱く,新鮮であるほどカンピロバクターが残存していると言えます。
いいえ,鶏肉を湯にくぐらせる程度の加熱ではカンピロバクターは死滅しません。十分に加熱しましょう。
「とりさし」や「とりわさ」など,加熱不十分な鶏肉を食べたことによるカンピロバクター食中毒が毎年多く発生しています。
主な症状は下痢,腹痛,発熱,倦怠感,頭痛,筋肉痛などで,風邪と間違えられることもあるようです。また,食べてから発症するまでの時間が長いことが特徴です。
一般に流通している鶏肉はカンピロバクターに高率に汚染されている調査・研究結果もあり,生食はとても危険です。カンピロバクターは熱に弱いので,鶏肉は十分に加熱したものを食べるようにしましょう。
また,まな板などの器具を介して他の食品が汚染され,食中毒になることもあります。鶏肉の取扱いには十分に注意し,手洗い,器具の洗浄,消毒をしっかりしましょう。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください