令和6年消費者物価地域差指数の概況

 令和7年（2025年）7月3日掲載

•  総務省が作成した令和6年（2024年）の消費者物価地域差指数から、茨城県の順位をとりまとめました。

結果の概要

令和6年消費者物価地域差指数（全国平均＝100）の「総合」を都道府県別にみると、茨城県は97.5で高い方から全国42位でした。
なお、指数が最も高いのは東京都（104.0）、最も低いのは群馬県（96.2）でした。

※消費者物価地域差指数とは
各地域の物価水準を全国の物価水準を100とした指数値で示したものであり、全国平均を基準（＝100）とした指数を、地域別（地方10区分、都道府県、都道府県庁所在市及び政令指定都市）に作成したもの

茨城県の物価水準

「総合」の物価水準

「総合」の指数は97.5で全国42位となりました。

関東地方（茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県）でみると、群馬県（指数96.2、全国47位）に次いで低い順位となっています。

「家賃を除く総合」の指数は98.0で全国42位となりました。

総合			家賃を除く総合
順位	都道府県	指数	順位	都道府県	指数
1	東京都	104.0	1	北海道	103.0
2	神奈川県	103.3	2	神奈川県	102.7
3	北海道	101.9	3	東京都	102.2
:			:
42	茨城県	97.5	42	茨城県、栃木県	98.0
:			:
47	群馬県	96.2	47	群馬県	96.8

10大費目別の物価水準

指数が最も高いものは「光熱・水道」（指数106.5、全国11位）、最も低いものは「住居」（指数92.0、全国25位）となっています。
全国順位が最も高いものは「光熱・水道」（指数106.5、全国11位）、最も低いものは「家具・家事用品」（指数93.5、全国47位）となっています。

光熱・水道			住居
順位	都道府県	指数	順位	都道府県	指数
1	北海道	119.6	1	東京都	127.2
2	岩手県	112.1	2	千葉県	114.4
3	山形県、島根県	111.2	3	神奈川県	112.9
:			:
11	茨城県	106.5	25	茨城県、鹿児島県	92.0
:			:
47	大阪府	87.0	47	岐阜県	81.3
家具・家事用品
順位	都道府県	指数
1	福井県	104.6
2	静岡県	103.5
2	愛媛県	103.5
:
47	茨城県	93.5
食料			被服及び履物
順位	都道府県	指数	順位	都道府県	指数
1	沖縄県	106.7	1	石川県	112.2
2	東京都	103.0	2	北海道	105.9
3	福井県、島根県	102.5	3	高知県	104.8
:			:
45	茨城県	97.4	35	茨城県	97.5
:			:
47	長野県	95.8	47	鹿児島県	90.1
保健医療			交通・通信
順位	都道府県	指数	順位	都道府県	指数
1	宮城県	102.0	1	東京都	103.2
2	高知県	101.8	2	神奈川県	101.4
3	北海道	101.7	3	京都府	101.3
:			:
36	山形県、茨城県、岐阜県、大分県	98.3	44	茨城県	97.8
:			:
47	宮崎県	96.5	47	岡山県	97.4
教育			教養娯楽
順位	都道府県	指数	順位	都道府県	指数
1	大阪府	125.1	1	神奈川県	106.7
2	和歌山県	119.0	2	東京都	106.0
3	京都府	116.8	3	埼玉県	103.8
:			:
30	茨城県	93.0	23	茨城県	96.6
:			:
47	富山県	78.8	47	鹿児島県	91.5
諸雑費
順位	都道府県	指数
1	神奈川県	105.2
2	滋賀県	103.6
3	高知県	102.9
:
34	茨城県	97.4
:
47	沖縄県	90.9

10大費目の寄与度

今回の結果を、各項目が物価全体にどれだけ影響しているかを示す「総合」に対する寄与度でみると、「光熱・水道」（寄与度0.53、指数106.5）のみが物価を押し上げており、他すべてが引き下げています。特に引き下げているのは「食料」（寄与度-0.81、指数97.4）となっています。

統計表

• 令和6年消費者物価地域差指数（都道府県別・都市別）（エクセル：27KB）

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