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ページ番号:13241
更新日:2015年4月1日
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5月5日のこどもの日にちなんで,本県のこどもの人口に関する統計についてまとめました。
なお,0~14歳のいわゆる年少人口を「こども」としています。
茨城県常住人口調査の結果を基に,平成21年5月5日現在のこどもの数を推計すると408,393人となり,県総人口に占める割合は13.8%になります。この数値は人口,割合ともに過去最低です。(表1)
前年同時期の推計に比べると,こどもの人口は3,916人減少し,県の総人口に占める割合も前年の13.9%から0.1ポイント低下しました。
男女別では,男子が209,649人,女子が198,744人で,男子が女子を10,905人上回っています。
表1 茨城県のこどもの人口(推計値・平成21年5月5日現在)
総人口 | こどもの人口 (0~14歳) |
総人口に占める こどもの割合 |
前年同期 の推計値 |
|
---|---|---|---|---|
男女計 |
2,964,838人 |
408,393人 |
13.8% |
13.9% |
男 |
1,474,796人 |
209,649人 |
14.2% |
14.3% |
女 |
1,490,042人 |
198,744人 |
13.3% |
13.5% |
なお,大正9年から5年ごとに行われる国勢調査の結果から,本県のこどもの人口割合の推移を見てみると,もっとも割合が高かったのは昭和10年の38.9%で,その後は年々低下を続けており,平成2年以降は2割を切っています。(図1)
図1 茨城県のこどもの人口及び割合の推移(各年10月1日現在)
茨城県常住人口調査の結果から,平成21年1月1日現在の市町村別のこどもの割合を見てみると,最も割合が高いのは東海村の16.7%で,逆に最も低いのは大子町の9.8%となっています。(図2)
なお,こどもの人口の増減を見てみると,前年同期(平成20年1月1日)と比べてこどもの人口が増加しているのは,つくば市(+383人),牛久市(+225人),守谷市(+216人)など11市町村です。(表2)
図2 市町村別こどもの人口割合(平成21年1月1日現在)
表2 市町村別こどもの人口及び割合(平成21年1月1日現在)
総務省統計局が推計した平成20年10月1日現在の都道府県別推計人口によると,総人口に占めるこどもの割合は,茨城県では13.6%で,全国平均の13.5%とほぼ同じ水準となっています。こどもの割合が最も高いのは沖縄県で,以下,滋賀県,愛知県,佐賀県,福井県がこれに続き,茨城県は全国第23位となっています。また,こどもの割合が前年に比べて上昇したのは東京都だけで,9府県で横ばい,その他の37道県で低下しています。(図3,表3)
図3 都道府県別こどもの人口割合(平成20年10月1日現在)
表3 都道府県別こどもの人口及び割合(平成20年10月1日現在)
国立社会保障・人口問題研究所の「都道府県別将来推計人口(平成19年5月推計)」によると,こどもの数は今後全ての都道府県で減少すると見られています。本県でも平成47年にはこどもの人口は23万2千人に,総人口に占めるこどもの割合は9.5%に減少すると推計されています。(図4)
また,同研究所の「市区町村別将来推計人口(平成20年12月推計)」で各市町村の総人口に占めるこどもの割合を見てみると,本県の全ての市町村で将来こどもの割合が減少していくと見られています。平成17年にはこどもの割合が10%を超える市町村は43市町村ありましたが,平成47年になると,本県の8割以上の自治体でこどもの割合が10%を下回ると推計されています。(表4,図5)
図4 茨城県のこどもの人口及び割合(将来推計)
表4 こどもの割合別茨城県の市町村数(将来推計)
図5 平成47年の市町村別こどもの割合(将来推計)
-茨城県常住人口調査について-
茨城県常住人口調査は,国勢調査の間における県内各市町村ごとの人口及び世帯の移動状況を明らかにするために,県統計課が実施しているものです。