令和3年度農業学園第3回講座を開催しました。

　県央農林事務所経営・普及部門では、就農1～3年目の新規就農者を対象に、栽培に関する知識・技術のの習得や仲間づくりの支援を目的として農業学園を開催しています。令和3年10月19日（火）、管内の新規就農者17名の参加のもと、第3回講座を開催いたしました。

　今回は、渡辺パイプ株式会社茨城サービスセンター藤井所長を講師に迎え、災害対策と強いハウスの講義を行い、強風による被害の主な要因と対策、ハウス建設場所のポイント、強風前の点検箇所等についてお話いただきました。

　講義後は、学園生より、自身のハウスで困っていることや、対処法について質問があがりました。所長からは、使用する器具やハウスの設備等を説明いただきながら、ハウスを施行する側からみて、強風の際はどのようにしたらハウスの被害を抑えることができるかなどの回答をいただきました。学園生が、今後の参考にする様子がみられました。

　今回の講義では、学園生が講義後も積極的に話を聞きに行くなど、関心が高い様子が伺えました。また「台風のみでなく春先の風も被害が多いので注意したい。」「勉強になった。」「活用します。」といった感想もあり、有意義な時間になりました。

　県央農林事務所経営・普及部門では、今後も農業学園を通し、新規就農者の栽培に関する技術・知識の習得に関する支援を行っていきます。

11月8日　県央農林事務所経営・普及部門　宮田（担い手）