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更新日:2020年5月15日

新型コロナウイルス感染症に係る知事記者会見(2020/5/15)の発表内容

知事からの発表内容

社会経済活動再開に向けた対策の段階的緩和について

 それでは,本日の記者会見で発表する予定ということで前からお話をしておりましたが,来週以降のコロナ対策について発表をさせていただきたいと思います。

 結論から申し上げまして,今日も感染者はゼロ,10日間感染者ゼロが続いております。そういう状況を踏まえて,来週18日から,私どものコロナ対策のStage表で言うと,Stage4からStage3への対策の緩和を行いたいということでございます。こちらのグラフにございますとおり,県内の陽性者の状況は,青いグラフのところが現在でも療養中の方でございますが,だいぶ退院の方が増えて,療養の方が減っている状況が続いております。さらに,県内の陽性者の内訳,高齢者の方が多いのですが,10代が非常に少ないという特徴も,これは全国も含めて,世界も含めて,そういう特徴がございます。

 さらに,緊急事態措置等の強化・緩和に関する判断指標でございますが,ピーク時から順調に緩和してきておりまして,医療体制の2つの指標,それから,感染状況の3つの指標,全て現在,Stage1の状況まで改善しております。唯一,東京都内の経路不明者の数だけがStage2の状況でございますので,総合的な判断として,茨城県は,今,感染状況Stage1だという風に考えて良いかと思います。

 それから,医療提供体制,こちらも順調に病床の稼働に余裕が出てきておりまして,全体の病床の稼働率が23.2%,重症病棟については6.7%まで低下しています。

 さらに,県内の感染状況,陽性者数,陽性率でございますが,全ての指標が現在ではゼロということになっております。

 それから,都内の感染状況でございますが,ピーク時にStage4まで上がっていた東京都内の感染も,緊急事態宣言対象地域からはまだ外れていませんが,だいぶ落ち着きを見せてきている。現在,Stage2と我々は見ております。

 また,これは県内のPCR検査の状況です。6,000人を超える検査を我々は茨城県の中で行っております。当初から医療機関で必要と認めたものについては全てPCR検査を行うという方針を徹底してきておりまして,それも市中感染を防げた一つの理由になっているのではないかなと考えております。

 ということで,5月18日よりStage3に対策を緩和いたします。昨日も申し上げましたが,これは県民の皆様全ての自粛,あるいは休業,様々な形でのご努力,それから,医療従事者のご努力,皆さんのご努力の結果という風に受け取っております。

 また,感染状況が急速に改善してきている。さらに,国の緊急事態宣言の中でも,特定警戒都道府県だけではなく,緊急事態宣言の対象地域からも茨城県が今回外れたということで,国の専門家会議でもだいぶ茨城県の状況は改善していると見ていただいているということで,当初,対策の緩和は2週間置きと申し上げましたが,今回,18日以降の状況が落ち着いていれば,25日にも対策をStage2にさらにもう1段緩和することも検討したいと考えております。ただし,Stage2からStage1については,しっかりとこれは2週間を当初の予定どおり見ていこうと考えております。

 ただ,県民の皆様に是非ご理解いただきたいのは,感染状況が落ち着いてきている,県の対策も緩和に動いているということであっても,気を緩めず,しっかりと感染対策をお一人お一人がとっていただくことが大変重要だということです。コロナウイルスが無くなっているわけではございませんので,いつ何時,また第2波,第3波と発生する可能性がありますので,引き続き,国のガイドラインにもありますように,新たな生活様式ということで,距離を保つ,マスクをする,3密を避けるなどの新しい行動様式を是非お願いをしたいと思います。また,東京,千葉,埼玉などの緊急事態都道府県を初めとして,県境をまたぐような移動,あるいは誘客のようなものは是非自粛を引き続きお願いしたいと思っております。

 ということで,18日から,Stage表の対策,外出自粛や休業要請,学校再開の対策のメニューはStage3に移行するということでございます。Stage3の対策の中でも,若干,今回,修正をしてきているものがございますので,それについても後ほどご説明したいと思います。

 これは先ほども申し上げた新しい生活様式の実践,これは国の方でも発表しておりますので,繰り返しは避けますが,距離を保つ,手洗い・消毒をしっかり行うなどの基本的なコロナとの共生を前提とした生活様式に改めていただくということでございます。

 それから,外出自粛の緩和でございますが,当初,Stage3は平日昼間の解除だけだったのですが,今回,さらにもうちょっと踏み込みまして,平日昼間と週末の昼間も外出自粛を解除させていただきたいと思います。夜間の外出については引き続き自粛のお願いをしております。また,70歳以上のご高齢の方など重症化リスクの高い方の外出の自粛は引き続きお願いをしておりますし,東京圏などの感染がまだ収束していない地域への移動もお控えいただきたいと思います。大多数・大規模なイベントについても自粛の要請は引き続き行いたいと思います。さらに,Stage2になったら,それをさらに解除して,夜間の外出についても,一般の方は外出自粛については解除されるということになります。

 また,休業要請の範囲でございますが,Stage3になりまして,当初,24業種の休業要請を行う予定だったのですが,今回さらに見直しを行いまして,劇場や飲食店を初めとする食事の提供をする施設については,ガイドラインの遵守をすることを前提に,休業,あるいは時間短縮の要請をStage3においても解除していきたいと考えております。

 ガイドラインについては,各業種の共通のガイドラインです。距離を保つ努力,それから,従業員・来客の保健衛生の徹底です。マスクや消毒,その他さまざまなガイドラインがございますが,それに加えて,今回休業要請を解除させていただくところについては,こういう業種ごとのガイドラインも発表をしております。例えば,飲食店であれば,互い違いに席を設けて対面しないようにするとか,あるいは,定員の半分程度の人数で運営いただくとか,テーブルで調味料などの共有するものはなるべく置かない,あるいは消毒するというようなガイドラインをお示しさせていただきまして,こういうものを参考にしながら,お一人お一人が是非,感染予防の取り組みをしていただきながら営業をしていただきたいと感じております。対策の緩和については,以上でございます。

茨城県の新たなPCR検査体制について

 こちらから,もう一つ,コロナウイルス感染症の緩和に合わせて,次の第2波,第3波が例えば秋口以降からまた来るのではないかと言われています。それに備えた対策というのを今から始めていきたいと県では考えております。

 こちらは感染者の総数の約3分の1がクラスター関係者だということをお示しするものです。障害者施設,あるいは高齢者施設,病院,そういうところでクラスターが発生してしまうと大変拡大の範囲が大きくなる。あるいは医療の崩壊につながってしまうということで,相当警戒していく必要があると思います。

 色々な対策を緩和する中でも,こういう重要施設でのクラスターの発生を抑えていく必要があると考えまして,PCRの検査体制は,先般,厚生労働省が発表いたしました見直しに加えて,茨城独自でさらに強い検査体制を敷きたいと考えています。

 国の指針でありますと,一般の方と高齢者や重症化しやすい方で分けて,こういう目安を示しております。一般の方ですと,風邪などの軽い症状は,ある程度続いたことを前提に相談してくださいというような指針になっておりますが,高齢者や重症化しやすい方に対しては,国の方でも,発熱や咳などちょっと軽い症状でも是非相談をしてくれという風になっております。県としては,高齢者や重症化しやすい方に加えて,まず医療機関の医療従事者,それから高齢者・障害者福祉施設に勤務されている方々については,同じように軽い症状でも是非相談して欲しいと。それから,感染症指定医療機関であるとか,協力医療機関における新規の入院患者の方々,入院されるときにもし軽い症状でもあった場合には,大事をとって検査について検討して欲しいということで,我々としても指針とさせていただきたいと思います。

 指針の変更によってPCR検査の希望者の数がどのぐらい膨れ上がるかというのは,我々もなかなか予想しにくいところもあるのですが,この方針できちんと検査できるように,順次,民間検査機関などの活用など一層のPCR検査体制の強化と,それから,最近承認されました抗原検査の活用について,今,収束しつつある時期にしっかりと準備をしていきたいと思います。

 検査体制に加えまして,クラスター対策として,高齢者・障害者福祉施設の対策マニュアルということで,これらの施設に対しては,感染を持ち込まないための対策であるとか,感染が持ち込まれてしまった場合,それを広げないための対策をしっかりとマニュアル化していただきまして,それを実際のそれぞれの施設においてどう運営するかということをしっかりとシミュレーションしてトレーニングしていただくということをこの時期に徹底したいと考えております。

 例えば,持ち込まない対策としては,毎日健康観察をしていただく,それから,行動履歴をとっていただく,報告していただくというようなこと,それから,広げないためには,感染者が発生した場合には,すぐ自宅待機とか,あるいは接触者リストの作成をして,消毒を素早く実施する。広げないためにゾーニングをしっかり行って,感染がいたずらに拡大しないような隔離ができるような体制を行っていくというようなさまざまな対策のメニューを示しております。それぞれの施設でこの対策をどうやって行うかということを実際にシミュレーションし,日ごろからしっかりトレーニングをしていただくということが重要だと考えております。

新しい生活様式に対応した「茨城県デリバリー推進支援事業」の実施について

 次は,話題が違うのですが,今,コロナ感染症の外出自粛や休業要請に伴って一番苦境に陥っている業種の方々の一つが飲食・小売店,タクシー業者などの運輸関係の方々だと思います。今回,県では,タクシー業者の方々が飲食,あるいは小売店などの品物をデリバリーしていただくようなモデル事業を計画しております。県内で2カ所程度,こういうモデル事業を市町村や商工会と連携しながら行うことによって,新しい生活様式の中でも,よりよい事業の継続ができるような工夫ができないかということでこういう試みをしているところでございます。

県有施設の利用制限の緩和について

 それから,県有施設でございますが,11日から順次再開を始めてきている県有施設ですが,残った施設についても,18日以降,順次,感染予防対策の準備ができ次第,利用を開始いたします。例えば,アクアワールド大洗水族館なども,当面,土日を休館にしておきながら,平日の利用を開始するという対策をとりながら,順次,オープンしていきたいと考えております。

お問い合わせ先

○茨城版コロナNextについて

 政策企画部政策調整課:029-301-2025

○休業要請・協力金について

 休業要請・協力金相談窓口:029-301-5375

○PCR検査体制について

 保健福祉部疾病対策課:029-301-3219

○茨城県デリバリー推進支援事業について

 産業戦略部中小企業課経営支援室:029-301-3550

○県有施設の利用制限の緩和について

 https://www.pref.ibaraki.jp/1saigai/2019-ncov/kyukan.html

このページに関するお問い合わせ

総務部知事公室報道・広聴課報道

茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2118

FAX番号:029-301-6330

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