ここから本文です。

更新日:2021年8月16日

新型コロナウイルス感染症等に係る知事記者会見(2021/8/16)の発表内容

知事からの発表内容

茨城県非常事態宣言について

 茨城県として、新たなコロナ感染対策を打ち出したいと思います。

 今回は非常事態宣言という名前をつけさせていただきました。災害級の深刻な状況になっているということで、国の緊急事態宣言に茨城県が入るかどうか分かりませんが、さらにそれよりも深刻だということを是非、県民の皆様と共有していただいて、対策の徹底、これは最後はお一人お一人の皆様の行動抑制にかかっておりますので、お願いをしたいということでございます。

 現状、皆様もご存じのとおり、一昨日、391人の新規感染者が出ました。この急速な感染拡大により、医療は大変逼迫した状況になっております。

 現在、県内のコロナ病床を設けている病院には、不急、急ぎでない入院であるとか手術の延期も検討していただいて、最大限の病床の確保を要請しているような状況です。コロナ感染症対応のために、他の病気の方々に入院なり手術を待っていただくということまでせざるを得ない状況になってきております。

 県民の皆様が、命を救うために、お一人お一人自覚を持って、県民が一丸となってこの難局を乗り越えるための行動抑制を直ちに実施する必要があると考え、本日、非常事態宣言を出させていただきます。

 実施は、今月いっぱい、8月31日までとしておりますが、この感染拡大のピークアウトが見えるまでは、引き続きのご協力をお願いすることもあり得るということでございます。

非常事態における対策パッケージについて

 まず、対策のパッケージでございます。1つ目、外食を是非お控えください。外食を控えて、テイクアウトなど、外食しない形での食事をお願いします。

 それから、買い物は最少人数で、混雑時は入店しないということで、それを徹底していただきたいと思います。できれば買い物の頻度も減らしていただきたいと思います。

 特に、重症化する確率の高い40代、50代の方々、ワクチン接種が済んでいない限り、是非出勤や外出を極力自粛していただきたいと思います。現在、別途、県の方から、約200の団体にこちらの勤務形態等についての協力を依頼しているところであります。

 それから、全ての商業施設については入場制限をお願いしたいと思います。通常時の2分の1に入場される方の数を制限するよう、ご協力をお願いいたします。こちらにはショッピングモールやスーパー、飲食店も含めてお願いをさせていただきたいと思います。

 4番目、県有施設については、例外なく休館をさせていただきます。今まで、感染対策上、そう大きな問題がないのではないかということで、図書館、美術館などはオープンしておりましたが、こちらについても速やかに休館の手続きに入りたいと思います。

 県以外の公営施設についても同様の対策を要請させていただきたいと思います。

 既に予約済みの方、中止・延期に伴ってその協力を要請させていただきますが、場合によっては、1週間以内のPCR検査などの陰性確認によっての開催徹底ということで代替するということもあり得ると考えています。

 5つ目、学校現場における部活動全面禁止をお願いします。課外授業などについてもリモート対応をお願いします。市町村立学校や私立学校、大学等にも同様の対策を要請します。

 今回のコロナ感染拡大、デルタ株を中心に感染が広がっているわけでございますが、以前のコロナ感染症ではあまり見られなかった10代の方々への感染も広まってきております。それに対する対応ということでございます。

 現在、県においては、入院加療についての対策を、漸次、進めております。新型コロナ患者の受入病床を、現在、591床でございますが、最大600床と考えていましたが、727床まで拡充できないか、調整中でございます。こちらにおいては、臨時の医療施設も含んでおるわけでございますが、県医師会などに対して、医師、看護師の派遣の協力を要請しております。もう通常の病院からの派遣では賄えない状況に来ております。

 感染症法第16条の2に基づき、これまでコロナ患者を受け入れていない病院のうち、一定の規模や機能を有する48病院に対して、受入病床の確保を県の方として正式に要請させていただきました。

 酸素ステーションも本日から7床開設しております。入院がどうしてもできない方々に、酸素ステーションでとりあえずの応急処置をするという場所でございます。

 それから、臨時の医療施設、療養施設などにおいて、今後、抗体カクテル療法を積極的に活用していく予定でございます。

 8月27日までに、現在450室の宿泊療養施設を830室に拡大していきます。こちらについては、宿泊療養施設における医療体制を強化しながら、場合によっては、抗体カクテル療法などの積極的な治療を行うような場所にどんどん変えていくということも含んでおります。9月上旬までには1,020室にまで拡充予定で、今、全力で準備を進めております。

 自宅療養においては、看護師などによる健康観察、パルスオキシメーターの配送を行っております。

 パルスオキシメーターについては、第1波の際に大規模に確保しておりますので、十分な量の在庫がございますので、ご安心いただければと思います。

 また、県の医師会と連携して、体調不良時の診療体制強化についても取り組んでいただくことになっております。

本県のワクチン接種状況・新規陽性者数と病床稼働数の推計等について

 こちらのグラフはワクチン接種状況でございます。60代が大体6割ぐらいの方が2回接種まで終わっているということです。現在課題になっているのが50代以下ということでございます。

 入院患者の年齢構成をご覧いただいても、今、一番多いのが50代、その次が40代ということでございますので、この50代、40代の方々、ワクチン接種が済んでいない場合は、ご自身を守るため、ご家族など近しい方を守るため、また、茨城県の医療を守るために、是非行動の抑制をお願いしたいと思います。

 新規陽性者数と病床数の推計でございます。最新の状況などを推計すると、病床全体では、8月26日に今まで用意している601床を超えてくると見ておりますので、大至急、病床の拡大、これは相当無理をしておりますが、拡大をするとともに、県民一丸となった行動抑制による感染拡大のピークアウトを目指さなければいけないという状況になっております。

さらなる緊急的な病床確保対策等について

 それから、緊急的な病床確保対策、今、このように準備を進めております。8月16日に酸素ステーション、臨時の医療施設の開設をしております。これで7床増えています。それから、18日にさらに30床、26日に既存コロナ病院の病床拡充などを含めて40床、8月下旬以降、さらにプラス26床、プラス40床と、合計727床まで確保するべく、全力を上げているところでございます。

 通常のように大学や大きな病院からのスタッフの派遣はもう期待できない状況まで来ております。かなりの機能を制限するということも検討しなければならないような状況になってきていますので、是非皆様、この非常に厳しい状況をご理解いただければと思います。

 この727床に加えて、現在まだコロナ患者を受け入れていない病院、そのうち、例えば100床を超えるような一定の規模を有する、あるいは機能を持っている病院を選びまして、48病院に対して、本日、感染症法第16条の2に基づく受入病床の確保を要請しております。

 病床の逼迫を緩和するための対策として、抗体カクテルの積極利用ということもあります。短期間の入院で投薬と経過観察を行って、宿泊療養施設、あるいは自宅療養に移っていただくという形で、回転を速くしながら入院期間を短期間にするということを抗体カクテル療法を使いながら実施していきたいと思いますし、また、酸素ステーションの設置によって、一時的に入院先が決まらない方に優先的に酸素ステーションで応急処置をしながら入院調整を実施していくというような対策もスタートさせております。

宿泊療養施設のさらなる拡充について

 宿泊療養施設は、現在、450床ですが、こちらを8月27日までに830室、さらには9月上旬に1,020室まで増やしていきます。相当な数の自宅療養者の方々がいらっしゃいます。何としても自宅療養の数を減らしたいと考えております。医師会のご協力をいただいてチェック体制はつくっておりますが、きちんと宿泊施設などでしっかりと常時モニターするということが命を救う上では大切だ、より有効だと考えておりますので、最大限の努力をしております。

 宿泊療養施設においては、医師によるカルテ監視を毎日したり、あるいは、オンコールで看護師さんが2名程度常駐したり、全室にパルスオキシメーターがあったり、酸素吸入器も配備したりということで、体制としては、いざという時の急変にしっかりと備えられる体制になっているわけでございます。この宿泊療養施設を拡充します。

自宅療養者へのフォローアップについて

 自宅療養者のフォローアップについても、パルスオキシメーターを配布しながら、医師の目が届く形で病態の変化や心配等を速やかにキャッチして解消していくための必要がございますので、医師会のご協力をいただきながら、医師による診療、電話、オンライン、訪問などを含めて対応していただくことになっております。

 また、スマホを活用して健康状態に関する相談機能を強化していくことを、現在、準備しております。

緊急事態措置等の強化・緩和に関する判断指標について

 ということで、現在、Stage4でございますが、非常に厳しい状況が続いております。これを変えていくことは並大抵ではないと考えておりますが、医療資源もどんなに頑張っても限界というところに来ております。他の病気の方々の例えば入院なり手術などの制限をある程度考えていかなければならない状況まで来ていますので、是非この深刻な状況を県民の皆様にご理解いただいて、一人でも感染拡大を防ぐために、皆様のご理解とご協力を改めてお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

問い合わせ先

茨城県非常事態宣言全般について

茨城県政策企画部政策調整課

Tel 029-301-2025

商業施設の入場制限等について

茨城県産業戦略部中小企業課(大規模集客施設対策チーム)

Tel 029-301-3489

テレワーク・時差出勤等について

茨城県産業戦略部労働政策課 労働経済・福祉グループ

Tel 029-301-3635

このページに関するお問い合わせ

総務部知事公室報道・広聴課報道

茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2118

FAX番号:029-301-6330

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:このページは見つけやすかったですか?