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ホーム > 健康・医療・福祉 > 医療 > 感染症 > 知事記者会見発表内容(令和4年分) > 20220830知事記者会見発表内容
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更新日:2022年8月30日
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先週、全数把握の見直しという総理のご発言を受けて、茨城県として、明日31日から、全数見直しに基づく発生届の限定に入るという発表をさせていただいたわけですが、昨日、急に、厚労省から電話連絡がありまして、実際の全数見直しの実施は9月2日まで待ってほしいという話がまいりました。
ということで、8月31日開始ということで発表させていただきましたが、9月2日からの運用開始に変更いたしますということでございます。
総理の発表を受けての告示なり何なりの準備もして、論点も整理して、関係各位に対してもきっちりと調整も済んだ後ですので、非常に遺憾であるというか、この直前になっての方針変更、その理由もちょっとお粗末と言わざるを得ないのかなというふうには感じておりますが、これは、特に、療養証明書の取扱いについて、金融庁との最終調整がもうちょっとかかるということであるようですので、9月2日からの運用開始ということで、合わせていくしかないかなというふうに思っています。
いずれにしても、療養証明書がかなり簡便な方法でできるように、調整を、今、努力されているということでございますので、それを期待して、9月2日から、現場の負担を軽くし、より重要な対象に対して労力を集中できるように、そういう体制を実現するために、9月2日からの見直しを実施していきたいと考えております。
実は、今日の午前中、9時半から、発生届の限定を全国に先駆けて実施すると既に宣言している4県、茨城県を含め、鳥取県、佐賀県、宮城県、この4県でウェブ会議を実施させていただきました。国に対しても共同で申入れをさせていただきます。日程の変更など、運用に当たっての混乱のないように、事前に十分な調整をすべきということと、それから、療養証明書などの見直しについては、地方の負担が増すようなことのないような簡便な方法をしっかりと調整してほしいということで、4県の共同の申入れをさせていただきました。
全国的にも、全数把握の見直しについては様々なご意見がありますが、このコロナ感染症の状況を踏まえて、前に進むということが我が県での選択で、関係者との調整もそれで済んでおりますので、若干スタートは遅くなりますが、9月2日から予定どおり実施していきたいと思います。
私からの発表は、以上です。