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更新日:2021年9月16日

新型コロナウイルス感染症等に係る知事記者会見(2021/9/16)の発表内容

知事からの発表内容

県独自の「非常事態宣言」の解除について

 本日は、県独自の非常事態宣言について、予定の26日を前倒しして、9月19日で解除するということについて発表したいと思います。

 非常事態宣言と緊急事態宣言ということで、今、2つを適用しているわけでございますが、当初は9月26日までということで延長させていただきました。状況の改善を踏まえて、これを1週間前倒ししまして、9月19日に県独自の非常事態宣言については解除をするということをここで発表させていただきます。

緊急事態宣言下の対策(非常事態解除後)について

 これによってお願いする中身が変わるわけでございますが、右側の方の20日から解除するものとして挙げられておりますが、大きなものとしては、通常時の2分の1ということで、大規模な施設への入場制限のご協力のお願いというものがございましたが、こちらについては非常事態宣言の中身としてあったものでございますので、今回の解除する対策の一つに挙げられます。

 それから、外食を極力テイクアウトにしてほしいということでありますとか、40~50代の方はワクチン接種をしていない限りはなるべく出勤や外出を控えてほしいというお願いなども解除の対象になります。

 また、県有施設においても、図書館、美術館を含んで施設を閉じていたわけでございますが、図書館、美術館などは感染の可能性が少ないということで、解除の対象になりますので、20日以降からはオープンするということになります。

 学校の対応においても、授業を原則リモート対応としていたものについて、分散登校も含めた対応に変えさせていただきます。

 こちらが詳細でございますが、県有施設は引き続き休館を原則としますが、ここにありますような図書館であるとか美術館については、9月20日以降、順次再開をさせていただきたいということでございます。

 学校については、リモート学習が原則ということでございましたが、週1~2回程度の分散登校と組み合わせた形での学習ということでお願いしたいと思います。

 部活動につきましては、平日2時間以内、休日は原則禁止という対応、ただ、大会開催が近い場合においては、その2週間前から休日も3時間以内の活動を認めるという内容に変更いたします。他校との練習試合、合宿については、引き続き自粛をいただきたいということでございます。

 体育祭、修学旅行、県内大会は延期または中止ということで、緊急事態宣言の中でございますので、対応をお願いしていきたいと思います。

感染状況の推移等について

 感染状況でございますが、ピーク時の約半分以下に半減いたしました。ということで、減少傾向がきちんと安定的に確認できる状況になってきております。

 それから、直近1週間の市町村の感染状況でございます。非常にまだら模様になってきております。特に感染の数が多いところなどを見ますと、最近、特に多かった外国人の方々の感染なども増えておりますので、この辺は、最近はワクチン接種についても重点的に対応しようとしておりますので、今後、しっかりと対応を進めていきたいと思います。

 ちなみに、桜川市は2.34ですので、決して感染が落ち着いているところではございません。

 新規陽性者と年齢構成です。直近2週間をご覧いただきますと、前の2週間に比べて、全体的に年齢は関係なく感染状況が少なくなってきているというふうに見えますので、これは総数の変化ということで、陽性者が減少してきているというふうに言えると思います。

 それから、病床の稼働推移もピークの499から今は285まで、重症病床もピークの32から23までということで、どちらも病床稼働数としては、茨城コロナNextにおいてもStage4からStage3の段階に移っておりますので、解除の条件は十分そろっていると思います。

 症状別の入院者数の中でも、特に重症を除く中で中等症の方が随分大きく減ってきているということでございますので、これは医療機関に対する負荷を大きく下げているということでございます。軽症が減っているというよりは、中等症の方が減ってきているということは、医療体制にとっては非常にプラスになってきていると言えます。

ワクチン接種状況等について

 ワクチン接種状況でございますが、40~50代の方を中心に非常に大きく伸びてきていると言えます。

 今後、ワクチン接種の課題になるのは、先ほど申し上げました外国人の方に加えて、今後、学校を正常化に戻していくためにも、10代の方の接種というのが非常に大きな課題になってきていると思いますので、こちらに力を入れていきたいと思います。

 これは市町村別の接種状況です。古河市であるとか、つくば市であるとか、人口の多いところでも、接種率は、1回目6割、2回目も5割近くまできておりますが、そういうところについては、県としても、大規模接種会場を使って、ちょっと優先的に枠を振り分けることなどによって、特に人口の多いつくば市や古河市などについては、接種率の向上をしっかりと図っていきたいと思っております。既に始めておりますが、さらに徹底していきたいと思います。

県大規模接種会場における児童・生徒への接種について

 それから、県の大規模接種会場において、直接、県で予約を受け付ける形で、今までとやり方は違うのですが、児童・生徒を対象にした優先接種を行いたいと思います。

 1回目接種、2回目接種などのやり繰りの関係で、ちょっと余裕の出てきているところで、限られた日数ではございますが、県立医療大学、古河市の生涯学習センター総和、鹿島セントラルホテルで、それぞれ6日間とか9日間とかの合計の人数が出ていますが、これだけの枠を空けて、児童・生徒の方々への枠ということで、児童・生徒の接種の加速化を進めていくということで考えております。

 今後もこういう形で児童・生徒への特別な枠をつくるなどによって、接種をしっかりと呼びかけていきたいと思っております。

緊急事態措置等の強化・緩和に関する判断指標について

 現在は、コロナNextにおいて、病床関係の1番目と2番目がStage3に移っておりますので、全体をStage4のままにしておきますが、前回よりは大分改善してきているのかなと思います。

ということで、県独自の非常事態宣言を19日で解除するということでございます。

 私の方からは、以上です。

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総務部知事公室報道・広聴課報道

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