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更新日:2011年4月21日

茨城県景気ウォッチャー調査(平成21年3月調査分)

 

 目次

 1.概況

1.1.景気の現状判断DI

景気の現状判断DI
  平成20年12月 平成21年3月 前回調査比
茨城県

22.3

18.5

-3.8

県北地域

23.7

16.2

-7.5

県央地域

23.7

20.1

-3.6

鹿行地域

20.3

14.0

-6.3

県南地域

24.2

23.2

-1.0

県西地域

19.4

19.1

-0.3

1.2.景気の先行き判断DI

景気の先行き判断DI
  平成20年12月 平成21年3月 前回調査比
茨城県

19.7

28.2

8.5

県北地域

15.3

24.6

9.3

県央地域

18.2

25.9

7.7

鹿行地域

21.1

28.1

7.0

県南地域

24.6

30.5

5.9

県西地域

19.4

31.8

12.4

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2.全県の動向

2.1.景気の現状判断

2.1.1.景気の現状判断DI(全県)

3か月前と比較した景気の現状判断DIは18.5となった。「やや悪くなっている」の回答構成比は減少したものの,「悪くなっている」の回答構成比が増加し,「良くなっている」及び「やや良くなっている」の構成比が減少したため,12月調査分より3.8ポイント低下し,横這いを表す50を7期連続で下回った。また,これは平成14年12月の調査開始以来の最低値であり,2期連続で最低値を更新した。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが12月調査分を下回った。

景気の現状判断DI(全県)
  平成20年
3月
平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
合計

36.5

30.2

32.2

22.3

18.5

家計動向関連

36.1

28.9

31.4

24.0

20.4

企業動向関連

34.9

30.7

33.7

20.6

18.5

雇用関連

45.0

38.0

32.0

15.0

5.0

2.1.2.回答構成比(全県)

回答構成比(全県)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年03月

0.3%

8.2%

40.1%

39.8%

11.6%

平成20年06月

0.7%

4.4%

30.6%

43.5%

20.7%

平成20年09月

0.7%

7.2%

29.3%

45.5%

17.2%

平成20年12月

0.7%

5.1%

16.7%

37.5%

39.9%

平成21年03月

0.4%

1.8%

15.1%

37.0%

45.8%

2.1.3.主な判断コメント

  • 不況の業種を対象にした全国緊急融資保証制度への関心が高く,申込みも多い。また,駅前のデパートや駅構内の店舗が撤退したため,商店街等,駅周辺への客足がますます遠のいている様子であり,多くの顧客で,前年の同時期と比べて,売上げが減少している。また,貸金の返済が遅れる顧客が目立ち始め,返還条件の緩和を求める顧客の声が多くなってきている。(金融業)
  • 受注高について,3か月前と比較すると44%の減少となり,また,前年の同時期と比較すると46%強の減少となった。このため,週2日の一斉休業の実施に加え、1人当たりひと月に6日程度の休職日を設定し,ワークシェアリングを実施中である。一方,銀行の融資条件も厳しさを増しており(担保条件・金利条件・その他融資内容変更等)景気の底が見えない状況になってきた。(製造業〔非鉄金属〕)
  • 求人数が急激に減少してきている。ある会社では,2月に15人の求人があるという話であったが,3月2日に5人に減少し,15日には「採用は見送る」との連絡があった。また,今年3月卒業の生徒のうち,入社早々の4月から3か月の自宅待機となってしまった者もいる。(学校就業関係者)
  • 新規求人の受理件数が減少傾向にある一方で,新規求職者数は30%以上の増加傾向が続いている。また,雇用保険受給資格決定の件数は,50%以上増加しており,受給希望者の退職の理由としては,「受注減少による事業主都合の解雇」等が増加している。(公共職業安定所)

景気の現状判断DIの推移

2.2.景気の先行き判断

2.2.1.景気の先行き判断DI(全県)

3か月先の景気の先行き判断DIは28.2となった。「やや悪くなっている」及び「悪くなっている」の回答構成比が減少し,「良くなっている」及び「やや良くなっている」回答構成比が増加したため,12月調査分より8.5ポイント上昇したものの,横這いを表す50を6期連続で下回った。また,これは平成14年12月の調査開始以来の最低値であった前期に次いで2番目に低い値である。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが12月調査分を上回った。

景気の先行き判断DI(全県)
  平成20年
3月
平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
合計

40.4

31.3

35.4

19.7

28.2

家計動向関連

39.9

30.2

36.7

21.4

28.6

企業動向関連

40.4

33.3

32.0

18.3

30.0

雇用関連

44.0

32.6

38.0

12.0

19.0

2.2.2.回答構成比(全県)

回答構成比(全県)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年03月

0.3%

11.9%

43.9%

36.7%

7.1%

平成20年06月

1.4%

5.4%

30.3%

42.9%

20.1%

平成20年09月

1.4%

7.2%

39.3%

35.9%

16.2%

平成20年12月

0.0%

2.4%

19.5%

32.8%

45.4%

平成21年03月

1.1%

6.3%

29.2%

31.0%

32.4%

2.2.3.主な判断コメント

  • 毎年,5月から6月に旅行企画の申し込みのある顧客の多くから「今年の旅行は見合わせる」というケースが顕著に出てきている。(旅行代理店)
  • 利用者は実体経済の更なる悪化が見込まれることに不安感を抱いており,そのことが利用者の「遊び」に対する周囲への遠慮感を増大させ,当施設の利用回数は更に減少すると思う。(レジャー施設)
  • これから肥料の需要期を迎えるが,肥料価格が50%も上昇しており,生産費の増加による経営不安が懸念される。(農業関係者)
  • 主力受注先の計画では、モデルチェンジした自動車の発売が5月に予定されているため,現時点では増産基調の計画であるが、それでも対前年の同時期と比べると34%強の受注減であり、より一層の経費削減に注力せざるを得ない状況にある。(製造業〔非鉄金属〕)
  • 幅広い業種の企業で業績が大幅に悪化しており,その回復時期については,先行きが不透明であるため,予想ができない。当所が「雇用調整助成金」(国が企業に従業員の休業手当を助成する制度)について説明を行った事業所の数は,3か月前の5倍以上となっており,また,問い合わせも多い。今後も,この制度を利用する企業の数が増加する傾向は続くと思う。(公共職業安定所)

 景気の先行き判断DIの推移

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3.地域別の動向

3.1.景気の現状判断

3.1.1.県北地域

3.1.1.1.景気の現状判断DI(県北地域)

3か月前と比較した景気の現状判断DIは16.2となった。12月調査分より7.5ポイント低下し,横這いを表す50を8期連続で下回った。これは平成14年12月の調査開始以来最も低い値である。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが12月調査分を下回った。

景気の現状判断DI(県北地域)
  平成20年
3月
平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
合計

34.6

32.5

33.5

23.7

16.2

家計動向関連

30.9

32.6

30.4

20.9

17.1

企業動向関連

38.2

30.9

38.2

29.4

14.7

雇用関連

50.0

37.5

40.0

25.0

15.0

3.1.1.2.回答構成比(県北地域)
回答構成比(県北地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年03月

0.0%

5.0%

43.3%

36.7%

15.0%

平成20年06月

0.0%

5.3%

36.8%

40.4%

17.5%

平成20年09月

1.7%

3.4%

39.0%

39.0%

16.9%

平成20年12月

1.7%

8.5%

16.9%

28.8%

44.1%

平成21年03月

0.0%

0.0%

14.0%

36.8%

49.1%

3.1.1.3.主な判断コメント(県北地域)
  • 来場客を見ると,当施設の売店や食堂を利用する客よりも,コンビニエンスストアで弁当等を購入してきたり,家庭で弁当を作って持参する客が増加しており,当施設内でお金を落としてもらえなくなってきている。(レジャー施設)
  • 昨年末から受注及び生産の落ち込みが始まり,現在も右肩下がりの傾向が続いている。受注予測の計画も乏しく,何とか頑張って耐えているのが現状である。取引先の新規開拓に取り組んでいるが難しい。先の見えないジリ貧の状況である。(製造業〔電気機械器具〕)
  • 確実だと思っていた案件が持ち越しや縮小となるケースが増加してきている。また,給料が減額されたが,それでも倒産するよりはましと思える状況である。(情報通信業〔情報サービス業〕)
  • 臨時休業する企業が増加してきた。派遣労働者の給料も半分になり,普通の生活ができなくなってきた。(人材派遣業)

3.1.2.県央地域

3.1.2.1.景気の現状判断DI(県央地域)

3か月前と比較した景気の現状判断DIは20.1となった。12月調査分より3.6ポイント低下し,横這いを表す50を7期連続で下回った。これは平成14年12月の調査開始以来最も低い値である。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが12月調査分を下回った。

景気の現状判断DI(県央地域)
  平成20年
3月
平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
合計

36.4

30.5

34.6

23.7

20.1

家計動向関連

34.7

28.9

35.9

28.3

24.3

企業動向関連

37.5

29.7

32.8

15.6

14.1

雇用関連

45.0

45.0

30.0

15.0

10.0

3.1.2.2.回答構成比(県央地域)
回答構成比(県央地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年03月

0.0%

7.0%

38.6%

47.4%

7.0%

平成20年06月

0.0%

3.4%

28.8%

54.2%

13.6%

平成20年09月

1.7%

8.3%

26.7%

53.3%

10.0%

平成20年12月

0.0%

6.8%

16.9%

40.7%

35.6%

平成21年03月

0.0%

1.8%

17.9%

39.3%

41.1%

3.1.2.3.主な判断コメント(県央地域)
  • 販売台数について,前年の同時期と比較すると,40%近くの減少となっている。また,修理で入庫する車の台数も減少しており,全体的に売上げが減少している。(自動車販売店)
  • 3月2日現在で3か月前と比較すると,かなり悪くなっている。取引先の企業・工場では金・土・日・月と休業にしているところもあり,協力工場である当社にとって,どうにもならない状況が現実となっている。早く調整を終えて,普通に仕事ができる状況となることを望む。(製造業〔一般機械器具〕)

3.1.3.鹿行地域

3.1.3.1.景気の現状判断DI(鹿行地域)

3か月前と比較した景気の現状判断DIは14.0となった。12月調査分より6.3ポイント低下し,横這いを表す50を6期連続で下回った。これは平成14年12月の調査開始以来最も低い値である。また,現状判断DIは全地域を通じて最低となった。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが12月調査分を下回った。

景気の現状判断DI(鹿行地域)
  平成20年
3月
平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
合計

34.3

25.4

28.6

20.3

14.0

家計動向関連

34.5

22.3

26.5

22.9

17.4

企業動向関連

33.8

29.2

32.8

17.6

10.9

雇用関連

35.0

35.0

30.0

10.0

0.0

3.1.3.2.回答構成比(鹿行地域)
回答構成比(鹿行地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年03月

0.0%

3.4%

47.5%

32.2%

16.9%

平成20年06月

0.0%

1.7%

28.8%

39.0%

30.5%

平成20年09月

0.0%

5.5%

25.5%

47.3%

21.8%

平成20年12月

0.0%

1.7%

19.0%

37.9%

41.4%

平成21年03月

0.0%

1.8%

8.8%

33.3%

56.1%

3.1.3.3.主な判断コメント(鹿行地域)
  • 目的地到着手前で料金メーターがカチッと上がると,機嫌が悪くなり「不愉快だ」と怒り出す客が最近増加しており,タクシー代を切り詰めている様子がうかがえる。また,今月の前年比と3か月前の12月の前年比を比べると,今月の前年比の売上げが26%減となっており,景気はやや悪くなっている。(タクシー運転手)
  • 一般住宅の建築着工数が激減している。元請け業者を訪問すると,閑古鳥が鳴いているような状況である。(室内装飾業)
  • 鹿島コンビナート内の企業は全般的に極端な景気悪化のどん底にある。全国的な消費の低迷や円高等の状況の中で,原料・素材産業の基地であるコンビナートの打撃は非常に深刻であり,雇用面に影響を及ぼしている。また,雇用不安と生活苦を訴える人が増加しており,人材派遣業界としても極めて厳しい状況にある。(人材派遣業)

3.1.4.県南地域

3.1.4.1.景気の現状判断DI(県南地域)

3か月前と比較した景気の現状判断DIは23.2となった。12月調査分より1.0ポイント低下し,横這いを表す50を6期連続で下回った。これは平成14年12月の調査開始以来最も低い値であるが,現状判断DIは全地域を通じて最高となった。業種別にみると,企業動向関連DIは12月調査分を上回ったが,家計動向関連及び雇用関連DIは12月調査分を下回った。

景気の現状判断DI(県南地域)
  平成20年
3月
平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
合計

41.1

34.2

32.1

24.2

23.2

家計動向関連

46.5

37.2

29.5

26.4

25.0

企業動向関連

26.4

25.0

37.5

23.6

26.4

雇用関連

55.0

45.0

30.0

10.0

0.0

3.1.4.2.回答構成比(県南地域)
回答構成比(県南地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年03月

1.7%

11.9%

40.7%

40.7%

5.1%

平成20年06月

1.7%

8.3%

33.3%

38.3%

18.3%

平成20年09月

0.0%

8.9%

25.0%

51.8%

14.3%

平成20年12月

1.7%

5.1%

13.6%

47.5%

32.2%

平成21年03月

1.8%

0.0%

23.6%

38.2%

36.4%

3.1.4.3.主な判断コメント(県南地域)
  • 掛売りが多いため,倒産件数が多い現状においては,債権管理の徹底に力を注がねばならず,本来の営業活動ができず負担となっている。(ガソリンスタンド)
  • マスコミの不景気に関する報道の影響もあるのか,顧客の来店頻度が低下している。顧客の中には,カットは娘に,毛染めは嫁にやってもらっている人もいる。(理・美容店)

  • 今年に入ってから極端に悪化している。離職者に対する再就職相談件数が増加している一方で,求人件数の減少が続いている。また,正社員であっても,勤務日数が削減(例えば3勤4休)され,アルバイトを探しに来所する人が多い。(雇用相談員)

3.1.5.県西地域

3.1.5.1.景気の現状判断DI(県西地域)

3か月前と比較した景気の現状判断DIは19.1となった。12月調査分より0.3ポイント低下し,横這いを表す50を7期連続で下回った。これは平成14年12月の調査開始以来最も低い値である。業種別にみると,企業動向関連DIは12月調査分を上回ったが,家計動向関連及び雇用関連DIは12月調査分を下回った。

景気の現状判断DI(県西地域)
  平成20年
3月
平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
合計

36.0

28.4

31.7

19.4

19.1

家計動向関連

34.0

23.6

34.0

21.4

18.8

企業動向関連

38.9

38.2

27.6

16.7

25.0

雇用関連

40.0

25.0

30.0

15.0

0.0

3.1.5.2.回答構成比(県西地域)
回答構成比(県西地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年03月

0.0%

13.6%

30.5%

42.4%

13.6%

平成20年06月

1.7%

3.4%

25.4%

45.8%

23.7%

平成20年09月

0.0%

10.0%

30.0%

36.7%

23.3%

平成20年12月

0.0%

3.4%

17.2%

32.8%

46.6%

平成21年03月

0.0%

5.1%

11.9%

37.3%

45.8%

3.1.5.3.主な判断コメント(県西地域)
  • 値引きセール等を実施すると,少なからず売上げが伸びる効果があったが,最近では値下げしただけでは,売上げにつながらないケースが増えてきている。安くても必要のない商品は買い控えようとする客の行動が顕著になってきている。(コンビニエンスストア)
  • 以前と比べて,新築の賃貸物件の入居決定に時間が掛かるようになってきている。その一方で,賃料が安い物件に借り替える客が増加している。また,法人の需要がめっきりと少なくなっており,特に,人材派遣会社からの解約が増加している。(不動産業)
  • 例年であれば,3月には卒業生の就職状況はほぼ100%となるが,今年度は3名が就職先未定の状況であり,求人数は激減している。(学校就業関係者)

 地域別現状判断DIの推移

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3.2.景気の先行き判断

3.2.1.県北地域

3.2.1.1.景気の先行き判断DI(県北地域)

3か月先の景気の先行き判断DIは24.6となった。12月調査分より9.3ポイント上昇したものの,横這いを表す50を6期連続で下回った。これは平成14年12月の調査開始以来2番目に低い値である。また,先行き判断DIは全地域を通じて最低となった。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが12月調査分を上回った。

景気の先行き判断DI(県北地域)
  平成20年
3月
平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
合計

40.0

34.6

39.4

15.3

24.6

家計動向関連

37.5

31.9

40.5

14.2

26.4

企業動向関連

47.1

39.7

35.3

17.6

20.6

雇用関連

35.0

37.5

45.0

15.0

25.0

3.2.1.2.回答構成比(県北地域)
回答構成比(県北地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年03月

0.0%

15.0%

35.0%

45.0%

5.0%

平成20年06月

1.8%

5.3%

42.1%

31.6%

19.3%

平成20年09月

3.4%

6.8%

45.8%

32.2%

11.9%

平成20年12月

0.0%

1.7%

15.3%

25.4%

57.6%

平成21年03月

3.5%

3.5%

24.6%

24.6%

43.9%

3.2.1.3.主な判断コメント(県北地域)
  • 地元の工場は週休3日が当たり前で,ひどいところでは週2日の操業であり,ほとんど生産が止まっているような状態となっており,4月以降の見通しは立っていないという。このような状況が,我々の物販業にも大きく影響してくると思う。(ガソリンスタンド)
  • 新年度となる4月になれば,3月よりも生産計画はあるため,多少は回復の兆しは見られるものの,厳しい状況のまま推移することに変わりはない。また,大企業において,外注せずに自社内で製造する内作化が進んでいるため,中小企業の状況は更に厳しいものとなることが予想される。(製造業〔電気機械器具〕)

3.2.2.県央地域

3.2.2.1.景気の先行き判断DI(県央地域)

3か月先の景気の先行き判断DIは25.9となった。12月調査分より7.7ポイント上昇したものの,横這いを表す50を7期連続で下回った。これは平成14年12月の調査開始以来2番目に低い値である。業種別にみると,雇用関連DIは横這いだったが,家計動向関連及び企業動向関連DIは12月調査分を上回った。

景気の先行き判断DI(県央地域)
  平成20年
3月
平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
合計

39.9

30.9

37.5

18.2

25.9

家計動向関連

39.6

30.9

44.9

24.3

32.1

企業動向関連

39.1

29.7

21.9

7.8

18.8

雇用関連

45.0

35.0

30.0

5.0

5.0

3.2.2.2.回答構成比(県央地域)
回答構成比(県央地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年03月

0.0%

8.8%

50.9%

31.6%

8.8%

平成20年06月

0.0%

8.5%

25.4%

47.5%

18.6%

平成20年09月

0.0%

8.3%

43.3%

38.3%

10.0%

平成20年12月

0.0%

6.8%

8.5%

35.6%

49.2%

平成21年03月

0.0%

5.4%

23.2%

41.1%

30.4%

3.2.2.3.主な判断コメント(県央地域)
  • ツアーを企画する観光会社も安価であることを武器として集客していることから,食事も当店で最も安価な1,050円の団体食が多く出る。人件費やその他の経費を考えると,これから先も大変だ。なんとか,多くの方に来店していただきたいと思う。(ドライブイン)
  • 1月,2月ほどではないが,引き続き今の悪い状況が続くと思われる。特に販売の現場では,消費者が購入しなくなったことを実感している。消費者は,購入金額を抑えたり,次の購入までの期間を長くする等しており,このような買い控えの傾向はしばらく続くと思う。(サービス業〔コンサルタント業〕)

3.2.3.鹿行地域

3.2.3.1.景気の先行き判断DI(鹿行地域)

3か月先の景気の先行き判断DIは28.1となった。12月調査分より7.0ポイント上昇したものの,横這いを表す50を6期連続で下回った。これは平成14年12月の調査開始以来最3番目に低い値である。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが12月調査分を上回った。

景気の先行き判断DI(鹿行地域)
  平成20年
3月
平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
合計

41.5

27.1

32.3

21.1

28.1

家計動向関連

40.5

25.0

27.9

22.9

26.4

企業動向関連

42.6

30.9

40.6

20.6

34.4

雇用関連

45.0

30.0

35.0

10.0

20.0

3.2.3.2.回答構成比(鹿行地域)
回答構成比(鹿行地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年03月

1.7%

8.5%

52.5%

28.8%

8.5%

平成20年06月

1.7%

6.8%

16.9%

47.5%

27.1%

平成20年09月

1.8%

3.6%

40.0%

30.9%

23.6%

平成20年12月

0.0%

1.7%

15.5%

48.3%

34.5%

平成21年03月

0.0%

5.3%

35.1%

26.3%

33.3%

3.2.3.3.主な判断コメント(鹿行地域)
  • 客数はやや伸びているが,1人当りの単価が低いので,全体的に伸びている傾向にあるとはいえない。支給の決定した生活支援定額給付金がどのように影響してくるかにもよると思う。(衣料品販売店)
  • ゴールデンウィーク前後までは話題機種の登場が予定されているので,安定した集客が見込めるが,それが過ぎれば,機械購入費の反動が出てくると思う。業界全体で落ち込むことが予想される。(パチンコ店)

3.2.4.県南地域

3.2.4.1.景気の先行き判断DI(県南地域)

3か月先の景気の先行き判断DIは30.5となった。12月調査分より5.9ポイント上昇したものの,横這いを表す50を6期連続で下回った。これは平成14年12月の調査開始以来最も4番目に低い値である。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが12月調査分を上回った。

景気の先行き判断DI(県南地域)
  平成20年
3月
平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
合計

36.9

29.6

30.4

24.6

30.5

家計動向関連

39.6

31.8

28.8

22.9

29.7

企業動向関連

29.2

25.0

31.9

31.9

34.7

雇用関連

45.0

30.0

35.0

10.0

20.0

3.2.4.2.回答構成比(県南地域)
回答構成比(県南地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年03月

0.0%

10.2%

37.3%

42.4%

10.2%

平成20年06月

1.7%

0.0%

31.7%

48.3%

18.3%

平成20年09月

0.0%

7.1%

25.0%

50.0%

17.9%

平成20年12月

0.0%

1.7%

33.9%

25.4%

39.0%

平成21年03月

1.8%

7.3%

29.1%

34.5%

27.3%

3.2.4.3.主な判断コメント(県南地域)
  • 3か月先までの予約状況が悪い。心理的な面もあると思うが,「大型のコンペは開催するのが難しい」との声が多い。(ゴルフ場)
  • 各企業からは設備投資の話題すら聞こえてこない。例えば,壁が破れていても,ガムテープを貼って応急処置をしておくというような状況である。また,中小企業の建設業者の中には,2人~5人正社員を解雇したところもある。大手企業を含めると,国内で50万人~100万人単位の失業者が出るのではないか。(建設業)

3.2.5.県西地域

3.2.5.1.景気の先行き判断DI(県西地域)

3か月先の景気の先行き判断DIは31.8となった。12月調査分より12.4ポイント上昇したものの,横這いを表す50を8期連続で下回った。これは平成14年12月の調査開始以来2番目に低い値であるが,先行き判断DIは全地域を通じて最高となった。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが12月調査分を上回った。

景気の先行き判断DI(県西地域)
  平成20年
3月
平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
合計

43.6

34.3

37.1

19.4

31.8

家計動向関連

42.4

31.3

39.6

22.9

28.5

企業動向関連

44.4

40.8

30.3

12.5

40.3

雇用関連

50.0

31.3

45.0

20.0

25.0

3.2.5.2.回答構成比(県西地域)
回答構成比(県西地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年03月

0.0%

16.9%

44.1%

35.6%

3.4%

平成20年06月

1.7%

6.8%

35.6%

39.0%

16.9%

平成20年09月

1.7%

10.0%

41.7%

28.3%

18.3%

平成20年12月

0.0%

0.0%

24.1%

29.3%

46.6%

平成21年03月

0.0%

10.2%

33.9%

28.8%

27.1%

3.2.5.3.主な判断コメント(県西地域)
  • 4月以降,更に悪くなるであろうという話が周囲で出ている。銀行がなかなかお金を貸してくれなくなるのではないかと懸念している。(和食レストラン,割烹)
  • 悪くなることはあっても良くなる要素は見当たらない。というのも,毎日のようにテレビ,新聞等のマスコミでは「不況だ」「100年に1度の不景気だ…」と,マイナスの報道がなされているので,消費者が財布のヒモをきつく締めるのは当然である。(製造業〔窯業・土石製品〕)

地域別先行き判断DIの推移

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4.調査結果報告書(PDF形式:1.36MB/41ページ)(PDF:1,396KB)

5.統計表

 

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