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更新日:2011年4月21日

茨城県景気ウォッチャー調査(平成21年6月調査分)

 

 目次

 1.概況

1.1.景気の現状判断DI

景気の現状判断DI
  平成21年3月 平成21年6月 前回調査比
茨城県

18.5

34.8

+16.3

県北地域

16.2

32.6

+16.4

県央地域

20.1

30.3

+10.2

鹿行地域

14.0

33.2

+19.2

県南地域

23.2

42.1

+18.9

県西地域

19.1

35.8

+16.7

1.2.景気の先行き判断DI

景気の先行き判断DI
  平成21年3月 平成21年6月 前回調査比
茨城県

28.2

43.3

+15.1

県北地域

24.6

41.5

+16.9

県央地域

25.9

41.2

+15.3

鹿行地域

28.1

42.7

+14.6

県南地域

30.5

44.7

+14.2

県西地域

31.8

46.1

+14.3

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2.全県の動向

2.1.景気の現状判断

2.1.1.景気の現状判断DI(全県)

3か月前と比較した景気の現状判断DIは34.8となった。3月調査分より16.3ポイント上昇したものの,横ばいを表す50を8期連続で下回った。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが3月調査分を上回った。

景気の現状判断DI(全県)
  平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
平成21年
6月
合計

30.2

32.2

22.3

18.5

34.8

家計動向関連

28.9

31.4

24.0

20.4

35.6

企業動向関連

30.7

33.7

20.6

18.5

36.3

雇用関連

38.0

32.0

15.0

5.0

24.0

2.1.2.回答構成比(全県)

回答構成比(全県)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年06月

0.7%

4.4%

30.6%

43.5%

20.7%

平成20年09月

0.7%

7.2%

29.3%

45.5%

17.2%

平成20年12月

0.7%

5.1%

16.7%

37.5%

39.9%

平成21年03月

0.4%

1.8%

15.1%

37.0%

45.8%

平成21年06月

1.7%

8.7%

36.3%

33.6%

19.7%

2.1.3.主な判断コメント

  • 法人需要の落ち込みが目立つようになってきている。加えて,新型インフルエンザで個人・団体とも外出を自粛しているため,キャンセルなども発生している。(観光型ホテル)
  • 定額給付金が支給になった辺りから,客足は伸びたが一過性のもので継続しないように感じる。実際に,客単価としては増加していない。(衣料品販売店)
  • 会社から配車される回数がめっきり減った。スーパーなどで待機していても,乗客はワンメーターなどの短距離客がほとんど。乗客との会話でも「働く日数が減少した,残業がなくなった。」など不況感をひしひしと感じる内容が多い。(タクシー運転手)
  • 政府のエコポイント施策により相乗効果に伴い売上好調!!(特にエコポイント対象商品として液晶・プラズマテレビ・エアコン・冷蔵庫)入店客数が増加することから店舗全体が活気づいてきている。(家電販売店)
  • エコカーへの代替が非常に多く受注量も前年比200%を超えている。(自動車販売店)

景気の現状判断DIの推移

2.2.景気の先行き判断

2.2.1.景気の先行き判断DI(全県)

3か月先の景気の先行き判断DIは43.3となった。3月調査分より15.1ポイント上昇したものの,横ばいを表す50を7期連続で下回った。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが3月調査分を上回った。

景気の先行き判断DI(全県)
  平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
平成21年
6月
合計

31.3

35.4

19.7

28.2

43.3

家計動向関連

30.2

36.7

21.4

28.6

42.4

企業動向関連

33.3

32.0

18.3

30.0

46.4

雇用関連

32.6

38.0

12.0

19.0

39.0

2.2.2.回答構成比(全県)

回答構成比(全県)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年06月

1.4%

5.4%

30.3%

42.9%

20.1%

平成20年09月

1.4%

7.2%

39.3%

35.9%

16.2%

平成20年12月

0.0%

2.4%

19.5%

32.8%

45.4%

平成21年03月

1.1%

6.3%

29.2%

31.0%

32.4%

平成21年06月

1.4%

15.6%

49.1%

22.5%

11.4%

2.2.3.主な判断コメント

  • 環境対策車購入補助制度が始まったので,買い替え需要に期待している。(自動車販売店)
  • 客との話で「この景気はあと1年か1年半は続くだろう。」との意味の会話が非常に多い。「今は,我慢の時だ。」との話がほとんどだ。(商店街代表者)
  • 新聞報道等で自動車産業の増産のニュースを目にするようになってきた。悪いながらも良い方向に進むことを願う。(製造業(鉄鋼業))
  • 毎日客や接する人すべて声をそろえて景気の悪さを話にする。また,今後,1年後,2年後と全て縮小する予定しかない現在で,回復する見込みも考えられない。(観光型ホテル)
  • 最近,客もお金が無いなら無いなりに買い物するようになっており,現状の状況に対応し始めているように感じるのでこれ以上の悪化は考えにくい。やや良くなって行くことを期待したいが,ボーナスの減少などで,しばらく現状の状態が続くのではないか。(コンビニエンスストア)

景気の先行き判断DIの推移

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3.地域別の動向

3.1.景気の現状判断

3.1.1.県北地域

3.1.1.1.景気の現状判断DI(県北地域)

3か月前と比較した景気の現状判断DIは32.6となった。3月調査分より16.4ポイント上昇したものの,横ばいを表す50を9期連続で下回った。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが3月調査分を上回った。

景気の現状判断DI(県北地域)
  平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
平成21年
6月
合計

32.5

33.5

23.7

16.2

32.6

家計動向関連

32.6

30.4

20.9

17.1

31.9

企業動向関連

30.9

38.2

29.4

14.7

36.1

雇用関連

37.5

40.0

25.0

15.0

25.0

3.1.1.2.回答構成比(県北地域)
回答構成比(県北地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年06月

0.0%

5.3%

36.8%

40.4%

17.5%

平成20年09月

1.7%

3.4%

39.0%

39.0%

16.9%

平成20年12月

1.7%

8.5%

16.9%

28.8%

44.1%

平成21年03月

0.0%

0.0%

14.0%

36.8%

49.1%

平成21年06月

1.7%

8.5%

32.2%

33.9%

23.7%

3.1.1.3.主な判断コメント(県北地域)
  • 貨物量は去年の10月をピークにして減少し続け,年を越して1月に入ってさらに落ち込み,2月は前年同月比の約60%の貨物量にまで落ち込んだ。5月はゴールデンウィークがいつもの年より各工場が長く休みを取ったので前半は動かなかったが,後半は常陸那珂港の貨物が動いてきた感もあり,まずまずの荷動きとなっている。(運輸業)
  • 企業の設備投資が,減少しており製造業が依然として厳しい状況にある。個人所得も減少傾向(夏期賞与も回復の兆しなし)にあり消費が鈍化している。(金融業)
  • 年間最大の集客時期であるゴールデンウィークの結果を見ても,昨年より入場者が30%増加したにもかかわらず,売上げの伸びは10%程度に留まっていることから,顧客の財布のヒモの固さを実感した。(レジャー施設)
  • 新規求人数及び有効求人数が18か月連続して前年同月を下回っている。また,契約の停止や雇止め等により,退職を余儀なくされる予定の在職者や離職者への相談が増加傾向にある。(公共職業安定所)

3.1.2.県央地域

3.1.2.1.景気の現状判断DI(県央地域)

3か月前と比較した景気の現状判断DIは30.3となった。3月調査分より10.2ポイント上昇したものの,横ばいを表す50を8期連続で下回った。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連DIは3月調査分を上回ったが,雇用関連DIは3月調査分を下回った。

景気の現状判断DI(県央地域)
  平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
平成21年
6月
合計

30.5

34.6

23.7

20.1

30.3

家計動向関連

28.9

35.9

28.3

24.3

36.1

企業動向関連

29.7

32.8

15.6

14.1

25.0

雇用関連

45.0

30.0

15.0

10.0

5.0

3.1.2.2.回答構成比(県央地域)
回答構成比(県央地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年06月

0.0%

3.4%

28.8%

54.2%

13.6%

平成20年09月

1.7%

8.3%

26.7%

53.3%

10.0%

平成20年12月

0.0%

6.8%

16.9%

40.7%

35.6%

平成21年03月

0.0%

1.8%

17.9%

39.3%

41.1%

平成21年06月

0.0%

5.3%

35.1%

35.1%

24.6%

3.1.2.3.主な判断コメント(県央地域)
  • 自動車関連の原材料の出荷が予想以上に早く始まった。(運輸業(道路貨物運送業))
  • 県庁東側にホームセンターとショッピングセンターがオープンして千波地区・笠原地区の顧客が中心街に来なくなった。来街頻度に影響している。水戸市の26万人規模の人口ではショッピングセンターがオープンする度に周囲に影響が出る。(商店街代表者)
  • 仕事量が激減しており,採算を度外視した安価受注が慣行している。(製造業(金属製品))
  • 3か月前との比較で,新規求人数は20%減少しており,一方で新規求職者は30%以上の増加となっている。有効求人倍率もリーマンショック以降7ヶ月連続減少傾向にあり直近では0.52倍まで落ち込んでいる。雇用保険の受給資格決定件数も3か月前との比較で2倍以上となっており退職理由も「景気悪化に伴う事業主都合による解雇」等が増加している。(公共職業安定所)

3.1.3.鹿行地域

3.1.3.1.景気の現状判断DI(鹿行地域)

3か月前と比較した景気の現状判断DIは33.2となった。3月調査分より19.2ポイント上昇したものの,横ばいを表す50を7期連続で下回った。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが3月調査分を上回った。

景気の現状判断DI(鹿行地域)
  平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
平成21年
6月
合計

25.4

28.6

20.3

14.0

33.2

家計動向関連

22.3

26.5

22.9

17.4

31.8

企業動向関連

29.2

32.8

17.6

10.9

37.5

雇用関連

35.0

30.0

10.0

0.0

30.0

3.1.3.2.回答構成比(鹿行地域)
回答構成比(鹿行地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年06月

0.0%

1.7%

28.8%

39.0%

30.5%

平成20年09月

0.0%

5.5%

25.5%

47.3%

21.8%

平成20年12月

0.0%

1.7%

19.0%

37.9%

41.4%

平成21年03月

0.0%

1.8%

8.8%

33.3%

56.1%

平成21年06月

0.0%

8.6%

34.5%

37.9%

19.0%

3.1.3.3.主な判断コメント(鹿行地域)
  • ユーザーの在庫整理が進み,出荷量は予想以上の回復を見せている。しかし,値下げ要請が厳しく,上昇し始めた原材料経費の吸収が難しいため,利益確保は厳しい状況である。(製造業(化学工業))
  • 6月現在,好転の兆しは見えない。鹿島臨海工業団地内の企業・事業所等へ求人開拓に出向くも求人の獲得に至っていない。現時点では,製造業での求人はほとんど見込めない状況だ。(求人開拓員)
  • コンビナート全域を見渡しても,なかなか実感として良くなった感触は感じられない。特に,人材派遣業界では契約満了で継続更新が非常に難しい企業が増えており,派遣終了者が更に増加している。(人材派遣業)

3.1.4.県南地域

3.1.4.1.景気の現状判断DI(県南地域)

3か月前と比較した景気の現状判断DIは42.1となった。3月調査分より18.9ポイント上昇したものの,横ばいを表す50を7期連続で下回った。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが3月調査分を上回った。

景気の現状判断DI(県南地域)
  平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
平成21年
6月
合計

34.2

32.1

24.2

23.2

42.1

家計動向関連

37.2

29.5

26.4

25.0

42.4

企業動向関連

25.0

37.5

23.6

26.4

42.2

雇用関連

45.0

30.0

10.0

0.0

40.0

3.1.4.2.回答構成比(県南地域)
回答構成比(県南地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年06月

1.7%

8.3%

33.3%

38.3%

18.3%

平成20年09月

0.0%

8.9%

25.0%

51.8%

14.3%

平成20年12月

1.7%

5.1%

13.6%

47.5%

32.2%

平成21年03月

1.8%

0.0%

23.6%

38.2%

36.4%

平成21年06月

1.8%

12.3%

47.4%

29.8%

8.8%

3.1.4.3.主な判断コメント(県南地域)
  • 政府施策のエコポイントスタートにより省エネ家電の買い替えが加速している。(家電販売店)
  • 求人件数は減少傾向,求職者は増加傾向にあるものの,製造業でも少しずつ受注が入り始め,新たな募集を検討している企業がある。(求人開拓員)
  • 昨年10月以降について前年比来客数,成約数がやや悪くなっている。特に借上社宅の解約等,企業の動向の影響を受けている。売買においても,種々の要因によるメンタル的部分の影響により買い控え傾向が強まっている。(不動産業)
  • 新型インフルエンザの影響により,受注のキャンセルが相次いだ。(旅行代理店)

3.1.5.県西地域

3.1.5.1.景気の現状判断DI(県西地域)

3か月前と比較した景気の現状判断DIは35.8となった。3月調査分より16.7ポイント上昇し,横ばいを表す50を8期連続で下回った。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが3月調査分を上回った。

景気の現状判断DI(県西地域)
  平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
平成21年
6月
合計

28.4

31.7

19.4

19.1

35.8

家計動向関連

23.6

34.0

21.4

18.8

35.7

企業動向関連

38.2

27.6

16.7

25.0

40.3

雇用関連

25.0

30.0

15.0

0.0

20.0

3.1.5.2.回答構成比(県西地域)
回答構成比(県西地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年06月

1.7%

3.4%

25.4%

45.8%

23.7%

平成20年09月

0.0%

10.0%

30.0%

36.7%

23.3%

平成20年12月

0.0%

3.4%

17.2%

32.8%

46.6%

平成21年03月

0.0%

5.1%

11.9%

37.3%

45.8%

平成21年06月

5.2%

8.6%

32.8%

31.0%

22.4%

3.1.5.3.主な判断コメント(県西地域)
  • 半導体,液晶関連での受注の動きが顕著。在庫調整が終わり,急激な立上りが見られる。但し,本格的な回復(ピーク時)には至っていない。(製造業(化学工業))
  • 客が1回に買う買物の客単価が減少し続けている。男性客でも10円,20円の割引きセールにも飛びつくようになってきている。明らかに客が自分の買物の上限額を決めていて無駄な商品を購入しなくなってきている。(コンビニエンスストア)
  • 建設業界及び製造業においては仕事がなく週休3~4日という状況が発生している。(サービス業(コンサルタント業))
  • 不動産業の人との情報交換の中で,不動産業者の管理しているアパートで,月々のアパート代の未払いが増加しており,それにともない生活保護の救済を受けるようになったとのこと。末端の市民生活への影響が懸念される。(建築設計事務所)

 地域別現状判断DIの推移

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3.2.景気の先行き判断

3.2.1.県北地域

3.2.1.1.景気の先行き判断DI(県北地域)

3か月先の景気の先行き判断DIは41.5となった。3月調査分より16.9ポイント上昇したものの,横ばいを表す50を7期連続で下回った。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連DIが3月調査分を上回り,雇用関連DIは横ばいとなった。

景気の先行き判断DI(県北地域)
  平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
平成21年
6月
合計

34.6

39.4

15.3

24.6

41.5

家計動向関連

31.9

40.5

14.2

26.4

38.2

企業動向関連

39.7

35.3

17.6

20.6

52.8

雇用関連

37.5

45.0

15.0

25.0

25.0

3.2.1.2.回答構成比(県北地域)
回答構成比(県北地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年06月

1.8%

5.3%

42.1%

31.6%

19.3%

平成20年09月

3.4%

6.8%

45.8%

32.2%

11.9%

平成20年12月

0.0%

1.7%

15.3%

25.4%

57.6%

平成21年03月

3.5%

3.5%

24.6%

24.6%

43.9%

平成21年06月

1.7%

15.3%

47.5%

18.6%

16.9%

3.2.1.3.主な判断コメント(県北地域)
  • 日立港,常陸那珂港の荷動きが上向いている。(運輸業)
  • 民間は,まだ低迷状態が続くと思うが,公共事業の早期発注が進み,発注量も増加が期待されるのでやや良くなっていると思う。(建設業)
  • 主な客層の経済的環境は昨年度より厳しくなっており,年収ダウンによる金融機関の融資審査も厳しくなると考える。(不動産業)
  • 顧客の生産計画からも引き続き悪い状況が予測される。受注量を確保すべく新規取引先の開拓・営業活動を展開しているが,各社も同様に景気の状況が良くないために受注に結びつかない。今後3か月先の景気は,顧客の情報から判断すると現状維持と思われる。(製造業(電気機械器具))

3.2.2.県央地域

3.2.2.1.景気の先行き判断DI(県央地域)

3か月先の景気の先行き判断DIは41.2となった。3月調査分より15.3ポイント上昇したものの,横ばいを表す50を8期連続で下回った。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが3月調査分を上回った。

景気の先行き判断DI(県央地域)
  平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
平成21年
6月
合計

30.9

37.5

18.2

25.9

41.2

家計動向関連

30.9

44.9

24.3

32.1

46.5

企業動向関連

29.7

21.9

7.8

18.8

35.9

雇用関連

35.0

30.0

5.0

5.0

20.0

3.2.2.2.回答構成比(県央地域)
回答構成比(県央地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年06月

0.0%

8.5%

25.4%

47.5%

18.6%

平成20年09月

0.0%

8.3%

43.3%

38.3%

10.0%

平成20年12月

0.0%

6.8%

8.5%

35.6%

49.2%

平成21年03月

0.0%

5.4%

23.2%

41.1%

30.4%

平成21年06月

0.0%

10.5%

56.1%

21.1%

12.3%

3.2.2.3.主な判断コメント(県央地域)
  • 例年夏場には,平日優待券の取り扱いが始まるので,予約申込みが増加傾向を示している。(ゴルフ場)
  • ETC割引も,首都圏から茨城まででは割安感が薄いためか,入場者の増には効果がなかったと感じられ,今後もこの傾向は続くと思われる。(レジャー施設)
  • 夏休みの旅行に期待をしているが,新型インフルエンザの関係で例年に比べ出足が鈍い。(旅行代理店)

3.2.3.鹿行地域

3.2.3.1.景気の先行き判断DI(鹿行地域)

3か月先の景気の先行き判断DIは42.7となった。3月調査分より14.6ポイント上昇したものの,横ばいを表す50を7期連続で下回った。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが3月調査分を上回った。

景気の先行き判断DI(鹿行地域)
  平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
平成21年
6月
合計

27.1

32.3

21.1

28.1

42.7

家計動向関連

25.0

27.9

22.9

26.4

38.5

企業動向関連

30.9

40.6

20.6

34.4

50.0

雇用関連

30.0

35.1

10.0

20.0

50.0

3.2.3.2.回答構成比(鹿行地域)
回答構成比(鹿行地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年06月

1.7%

6.8%

16.9%

47.5%

27.1%

平成20年09月

1.8%

3.6%

40.0%

30.9%

23.6%

平成20年12月

0.0%

1.7%

15.5%

48.3%

34.5%

平成21年03月

0.0%

5.3%

35.1%

26.3%

33.3%

平成21年06月

1.7%

15.5%

46.6%

24.1%

12.1%

3.2.3.3.主な判断コメント(鹿行地域)
  • 根菜類,園芸関連の生育が良好だ。長期気象予報(3か月)を見ても,平年並みの安定した気候に恵まれ,稲の生育にも不安がない。(農業関係者)
  • 設備資金の相談が若干あるものの,計画の具体化には時間を要し,先行きの見通しもまだまだ楽観できない状況にあり,横ばいに推移すると思われる。(金融業)
  • 異業種の薬品販売参入で,かなり厳しいと思われる。(小売業(薬品店))

3.2.4.県南地域

3.2.4.1.景気の先行き判断DI(県南地域)

3か月先の景気の先行き判断DIは44.7となった。3月調査分より14.2ポイント上昇したものの,横ばいを表す50を7期連続で下回った。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが3月調査分を上回った。

景気の先行き判断DI(県南地域)
  平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
平成21年
6月
合計

29.6

30.4

24.6

30.5

44.7

家計動向関連

31.8

28.8

22.9

29.7

41.7

企業動向関連

25.0

31.9

31.9

34.7

48.4

雇用関連

30.0

35.0

10.0

20.0

55.0

3.2.4.2.回答構成比(県南地域)
回答構成比(県南地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年06月

1.7%

0.0%

31.7%

48.3%

18.3%

平成20年09月

0.0%

7.1%

25.0%

50.0%

17.9%

平成20年12月

0.0%

1.7%

33.9%

25.4%

39.0%

平成21年03月

1.8%

7.3%

29.1%

34.5%

27.3%

平成21年06月

1.8%

15.8%

45.6%

33.3%

3.5%

3.2.4.3.主な判断コメント(県南地域)
  • 在庫調整が進んでいる様子があり,生産量の見直しも検討されてきている様子もある。(人材派遣業)
  • 一時の深刻な声は聞かれなくなった。最悪の状況は脱しつつあると感じられる。しかし閉鎖,撤退,倒産する企業もあり,予断を許さない。(求人開拓員)

3.2.5.県西地域

3.2.5.1.景気の先行き判断DI(県西地域)

3か月先の景気の先行き判断DIは46.1となった。3月調査分より14.3ポイント上昇したものの,横ばいを表す50を9期連続で下回った。業種別にみると,家計動向関連,企業動向関連及び雇用関連の全てのDIが3月調査分を上回った。

景気の先行き判断DI(県西地域)
  平成20年
6月
平成20年
9月
平成20年
12月
平成21年
3月
平成21年
6月
合計

34.3

37.1

19.4

31.8

46.1

家計動向関連

31.3

39.6

22.9

28.5

47.1

企業動向関連

40.8

30.3

12.5

40.3

44.4

雇用関連

31.3

45.0

20.0

25.0

45.0

3.2.5.2.回答構成比(県西地域)
回答構成比(県西地域)
  良く
なっている
やや良く
なっている
変わらない やや悪く
なっている
悪く
なっている
平成20年06月

1.7%

6.8%

35.6%

39.0%

16.9%

平成20年09月

1.7%

10.0%

41.7%

28.3%

18.3%

平成20年12月

0.0%

0.0%

24.1%

29.3%

46.6%

平成21年03月

0.0%

10.2%

33.9%

28.8%

27.1%

平成21年06月

1.7%

20.7%

50.0%

15.5%

12.1%

3.2.5.3.主な判断コメント(県西地域)
  • 来年3月末まで政府エコポイント施策が継続されるので売上げ拡大が見込める。今年も昨年同様の暑さが予測されているのでエコポイントの需要と共に期待できる。(家電販売店)
  • 客との話で「この景気はあと1年か1年半は続くだろう。」との意味の会話が非常に多い。「今は,我慢の時だ。」との話がほとんどだ。(商店街代表者)
  • 最近,客もお金がないならないなりに買い物するようになっており,現状の状況に対応し始めているように感じるのでこれ以上の悪化は考えにくい。やや良くなって行くことを期待したいが,ボーナスの減少などで,しばらく現状の状態が続くのではないか。(コンビニエンスストア)

地域別先行き判断DIの推移

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4.調査結果報告書(41ページ)(PDF:2,952キロバイト)

5.統計表

 

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政策企画部統計課企画分析

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2642

FAX番号:029-301-2669

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