筑西地域青年農業士連絡協議会が普通作研修会を開催

　普通作を営む青年農業士相互の研鑽を目的に、2月27日に現地検討会を開催しました。

　今回は、「作業の効率化・雇用導入を学ぶ」をテーマに2つの経営体の事例研修を行いました。

　まず元青年農業士の有限会社谷島農園の谷島氏より、目的を持って法人化することの重要性、法人化

したことで雇用導入につながったことなどについて説明がありました。

　また、青年農業士の小島氏より、家族労働力だけを活用するため、海外産の大型機械を導入すると

ともに作業の効率化について、圃場条件にあわせた機械の活用によって、できるだけ短時間で作業を

こなす工夫をしていると説明がありました。

　参加した青年農業士からは、対照的な2人の経営形態を目にして、品種構成などの栽培に関するこ

とや、従業員の給与・休暇など雇用管理について多くの質問があり、活発に意見交換されていま

した。

　普通作経営体に年々農地が集まっていく中、効率的な機械・設備活用や、雇用を導入している

経営事例が共有され、有意義な研修となりました。

　今後も普及センターでは,関係機関と連携して青年農業者の経営発展に向けて支援していきます。

　　有限会社谷島農園　現地検討会の様子