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更新日:2015年3月23日
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この資料は、県政記者クラブとの定例記者会見での発言内容を要約したものです。
(作成:広報広聴課)
平成22年4月21日(水曜日)
11時16分~11時35分 会見室
NHK(幹事社):スカイマークが先週就航しましたが、その所感を改めて教えていただきたいのと、アシアナとスカイマークそれぞれの最新の搭乗率がおわかりであれば教えていただきたいのと、また、今後新たな路線の就航、もしくは増便に向けての取り組み状況について教えてください。
知事:スカイマークも就航後、大変多くの方々に利用していただいているという点ではありがたく思っております。
また、これまで以上に増便や新しい就航会社の確保に努力していかなければいけないと思っております。
それから、搭乗率ですが、スカイマークでは4月16日の搭乗率は特別に公表したもので、今後は毎月の往復の合計分を翌月10日ごろに公表すると言っておりまして、その後の状況については、私ども、数字を承知しておりません。
NHK(幹事社):先日のワシントンの核セキュリティーサミットで、日本政府は、日本原子力研究開発機構に核の安全管理評価に向けて支援センターを設置するという方針を示しましたが、これに関して県としてはどのように臨んでいくかというのを教えてください。
知事:世界的に見ますと、これから原子力発電所が例えば中国とかインドなどを中心に大変多くの新規建設が予定されております。そういうことも含めて、これから安全に運用してもらわなければいけないわけでありまして、そういう関連のものの取り扱いについてしっかりした研修機関を設けることは大変良いことではないかと思っております。
私ども、前々から東海村にIAEAの支部的なものを設置したらどうかということを言ってきているところでありますので、今度のアジア核不拡散・核セキュリティー総合支援センターについては東海村に設置してほしいと思っております。
NHK(幹事社):3点目ですが、東関道水戸線の潮来-鉾田の間が無料道路として整備されることになりましたが、これに関して県としての受け止め方を教えてください。
知事:私どもとしては、どういう形で整備されるかということよりも、できるだけ早くやってほしいというのが一番の期待であります。国の直轄事業で整備されることになりましたものですから、事業費の制約から(完成が)遅れてしまうことを心配しておりますが、別に施行方式が変わったことについては特別な思いというものはありません。
NHK(幹事社):高速道路の新しい料金体系が、今月9日、国のほうから正式に発表になっておりますが、これについての所感と、そもそも高速道路のこうした料金体系に関しての知事のお考えを教えてください。
知事:いろいろな意見があるようであります。これから利用者の声とか地方の声とか、そういったものを十分に聞いていただきながら、最終的な形(料金体系)というものを決めていってもらえれば良いのではないかと思っております。民主党のマニフェストとの関係もあるでしょうし、一方で新規路線の建設ということもあるわけでありますので、私は、今、整備計画区間などに指定されているところについては早急に仕上げていくということが大変大事だろうと思っております。そういったことが終わった段階で、また料金をどうするかということについて、その時点で考え直すこともあるのではないかと思っております。
茨城:今月に入りまして、中央の政界のほうで新党結成の動きが相次いでおります。「たちあがれ日本」というのがまずできました。自民党から分かれた「たちあがれ日本」について、知事のとらえ方をお聞かせください。
知事:どうとらえるかは難しいところですが、どうすれば日本を引き続き発展させていけるのかという、止むに止まれぬ思いから立ち上がられたのだろうと思っております。ただ、どういう行動をとるのがいいのかということについては、私は、それぞれの方々がそれぞれの考え方に基づいて活動していけばいいことであって、平沼さんや与謝野さんがあのような形をとられたということについては、それは一つの方法だろうと思っております。
茨城:もう一つ、首長さんを中心に「日本創新党」というのができました。知事と親交のある方も参加されたり、あるいは応援首長として名前が出たりする方もいますけれど、この「日本創新党」について知事はどのようにとらえておりますか。
知事:地方の声をぜひ中央の政治に反映したいという強い思いもあるのだろうと思いますが、それだけでは国政というものはやっていけないわけであります。地方の関係以外の分野について、これからの政治活動をどういう方針でやっていかれるのかといったこともきちんと示していく必要があるのではないかと思っております。
茨城:今の知事のお話しぶりですと、新しい新党についてはさほどの期待感を感じていないのかなとも今お聞きしましたが。
知事:賛同する方がこれからどのように増えてくるのか(という点も重要だと思います)。また、地域政党ではありませんので、外交、防衛も含めて、国をどうするかということについても方向がまだはっきり打ち出されていないのではないかと思っております。そういったものが見えてこないと、国政にタッチする政党としては十分なものではないのではないかと思っております。
茨城:県内では高萩市長が応援首長に名前を連ねておるようですが、知事に参加の要請とかコンタクトとかはありましたか。
知事:それはありません。
茨城:何も。
知事:前(昨年10月)にスタートした会(政治団体「よい国つくろう!日本志民会議」)が、多分、母体になっているのだと思います。草間市長も前からその団体のメンバーに入っておりますから。
茨城:政権党の民主党の支持率が発足当時と比べてかなり右肩下がりで下がっているといった動き、支持率の低下というのも新党結成の背景にあるかと思うのですが、発足から半年以上たった鳩山内閣につきまして、今、知事はどのように評価しているのでしょうか。
知事:支持率の低下が新党結成の背景にあるのか、それとも、そういうことではなく、基本的な国の政策について、また違った角度から取り組んでいきたいということが根底にあるのか、私は後者の方だろうと思っております。今の民主党がやっている政策では、国として心配な面もあるのではないか、ということで立ち上がったのが新党ではないかと思っております。
今の鳩山政権につきましては、ある意味、マニフェストに掲げたことと現実との調整に大変なご苦労をされているという段階ではないかと思っております。普天間の問題を初めとして、これらをどういう形で解決していけるかによって、これから国民の民主党を見る目というものは変わっていくのだろうと思っております。
茨城:まだ期待を持つということでしょうか。
知事:今、取り組んでいる最中ですから、それらをどう解決されるのか、見ていく必要はあるのだろうと思います。
東京:先ほどの関連で、埼玉県知事を初め、党とは別に応援グループのようなものがあるわけですが、今のお話を聞くと、そちらのほうを支持して、そういうところに加わるというお考えはないととらえてよろしいですか。
知事:そういう話も来ておりませんから。
東京:政局の関係なのですが、参院選が間もなくなのですが、昨年の知事選では、結果的には、知事は他の党が応援する候補と戦うという形になったわけですが、今回の参院選で、どなたかお一人の方を応援するとか、誰も応援しないのか、皆さん応援されるのか、知事としての基本的なスタンスを現時点でどういうふうに考えていらっしゃるのか、お聞かせ下さい。
知事:特定の人を応援するということは考えておりません。当選された方と県勢発展のためにしっかり協力し合いながらやっていけたらと思っております。
産経:茨城空港についてなのですが、前回の会見で、閑散期の対策を考えていかないといけないということをおっしゃっていたと思うのですが、何か具体的なプランみたいなものは考えていますでしょうか。
知事:今、内々にいろいろつめているプランはございます。まだちょっと表に発表できる段階まで行っておりませんが、いろいろな工夫をしていきたいと思っています。
産経:それは、空港自体でやるイベントという意味でもあって、また、例えば、チャーター便を使った旅行商品の造成とか。
知事:いろいろな形が考えられると思います。飛行機が飛び立つ、あるいは着陸するとき以外に、あの辺には見るものがないではないかなどという声もありますから、そういう点も踏まえながら対応していきたいと思っています。
産経:高萩高校の手すりの落下について、所感があればお願いします。
知事:今日の庁議において、徹底して原因を調べるように指示をしたところです。(高萩高校は)昨年の10月に点検したばかりということでありますので、点検の内容をしっかりチェックした上で、点検体制も含めて、これからいろいろと検討していかなくてはいけないのだろうと思っています。
産経:私が聞いたところによると、35年以上経過している校舎が52校、69棟ぐらい県内にあるということなのですが、この数については。
知事:耐震のための改修計画の中で、そういう面で不安のある施設につきましては、平成27年までにきちんと対応していくことになっております。
NHK:今出た茨城空港の件なのですが、今後の路線就航、もしくは増便に向けた取り組み状況、今、ございますか。
知事:一番やらなくてはいけないことは、現在就航している路線の利用がかなり多いということをしっかり示すことによって、それぞれの会社に、茨城県のいろいろな可能性や、これからビジネスや観光など様々な面で航空利用が増えていくのではないかということについて認識していただけるようにしていくことが大変大事だろうと思っております。
そのため、先日の神戸便の就航に当たりましても、こちらから神戸のほうにお邪魔して、いろいろと関係先を訪問し、ラジオに出るとか新聞に出るとかいう形で茨城のことをPRしてまいりました。
関西の方は、ほとんど茨城のことを知りませんし、韓国の方も、今度、テレビで少し茨城空港が報道されたので知ったぐらいの話であって、ほとんどの方は茨城を知らないと思います。
それをどうやって知っていただくか。今度は、向こう(韓国)に、極めて簡単ではありますが、こちらの拠点としまして、茨城県の観光案内所「茨城県観光案内デスク」を設置して、そこを中心にしながら、韓国の情報(の収集や)、あるいは本県のPR等を行っていきたいと思っております。
そういう形で、少しでも現在の便の定着、それによる増便に向けての航空会社の意欲を引き出していきたいと思っております。
そういうところを見ていただければ、ほかの航空会社も、茨城の可能性について認識を深めてくれる可能性もあります。また、最近、急に国内でもLCCについて関心が高まってきておりますので、この関心の高まりをぜひとも追い風にして、日本の中での唯一のLCC対応の空港であるということもしっかり宣伝して、外国の航空会社などにもこちらを向いていただけるように頑張っていきたいと思っています。
NHK:観光などをPRする場所というのは、これは神戸市内に設けられるのですか。
知事:いえ、韓国のソウル市内です。
毎日:今週、また事業仕分けが始まりますが、知事のご所感は。
知事:前回の事業仕分けではやや感情的な面なども見られたのですが、今回はもう少しじっくりとした形で取り組んでいかれるのかと思っております。既に事業仕分けの対象となる独立行政法人なども視察などをしておられるようでありますから、これからの日本のために、どのように独立行政法人(の見直し)などを行っていけば本当にためになるのかということを、しっかりと議論していただきたいと思っております。
ただ、目先のこと、当面の財政改善だけではなく、将来、日本が発展していくために、当面すぐには効果は出ないかもしれませんが、長期的には必要であるといった事業もあると思いますので、そういった点については配慮していただけたらと思っております。
茨城:土地改良予算の関係でお尋ねしたいのですが、3月末に農水省から県内の土地改良予算箇所づけと交付金の配分などが公表されましたが、事業費ベースで4割程度の確保しかされていないとお見受けいたしました。今年の土地改良予算をもう既に県は執行が始まると思うのですが、この内示状況を含めて、本県で土地改良予算をどの程度確保されたのでしょうか。
知事:県のほうで150億円程度予算化しているのですが、これを上回る形で必要額が配分されてきております。これをこれからどのように割り付けをするかということが課題でありますが、国では、事業費そのものが減った形になっておりますが、補助金、各種交付金、さまざまな財源をかき集めてこちらに対応しているようであります。
茨城:そうしますと、今年度執行の土地改良事業については影響なさそうだということですか。
知事:今年度執行分についてはそれほど影響はないと思います。ただ、新規採択分についてはこれからまだ少し調整していかなければいけない部分があります。新規採択分というのは、最初の段階の計画づくりなどですから、あまり大きな金額ではありませんが、将来の事業費の確保といった面も含めて、どのように採択していくのかということがこれからやらなければいけないこととして残っております。