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更新日:2015年3月23日

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知事記者会見における発言要旨110313

この資料は、記者会見での発言内容を要約したものです。

(作成:広報広聴課)
平成23年3月13日(日曜日)
19時00分~庁議室

 平成23年東北地方太平洋沖地震への対応について

産経(幹事社):よろしくお願いします。

知事:お手元に資料は配ってありますか?3枚。災害救助法の適用ということでございます。44市町村あるんですけども、そのうち震度5強以上の市町村に対して希望をとったところでありますけれども、それが39ございますが、希望がないところが8つほどございまして、結果的に31の市町村に適用することといたしました。それともう一つ、災害救助法の結果どのような結果になるかというのが次のページに書いてございます。4番の救助の種類というのが書いてありますけれども、こういったことについて、6番に経費の支弁及び国庫負担というのがありまして、100分の50以上、100分の90までありますけれども、たぶん、どうなるかはわかりませんがうちの場合はアぐらいに該当するんじゃないかと思っております。金額はこれから決まってくるものですから何ともいいようがございません。

次に、3ページ目に「緊急車両等の燃料確保及び医療関係等の非常用発電装置用燃料確保の要請」ということでございますけども、これにつきましてもご承知のとおり、いまガソリン・軽油、大変にこの逼迫しておるとこでございます。そういう中で、皆さん方ご承知のとおりガソリンスタンドに延々と並んでおりまして、なかなか、緊急車両等について優先ということは、販売店としては方針を出してくれているんですが、実際問題としてはなかなか足りなくなってきてですね、緊急車両等のガソリン等が十分でなくなってきております。私ども、いまいろいろと元売り関係等にも働きかけをやっておるところですけども、政府として方向を出してほしいということでですね、政府のほうでも、元売りのほうといろいろ調整をしておられるようでございますので、ある程度の方向が出てきつつあるように聞いております。また私どもとしては、元売りさんで貴重なガソリン等を出してくれるわけですので、これにつきましていま検討していますのは、緊急車両用の専門のスタンドというものを設けられないかと検討しておるところです。緊急車両に限って給油するところを作っておかないと、今のままでは少量ずつ制限しながらということでも、ガソリンの量が足りなくなっていくのではないかと思われますことから、そういう検討をいま始めておるところでございます。

もう一つは、福島県に、避難所を提供してくれないだろうかと、避難住民を受け入れしてくれないかという話が国のほうからございました。1万5千人を受け入れてほしいという話でございます。全部で、福島第一で約18万人。福島第2で3万人。21万人ということでありますけれども、そのうち1万5千人程度を本県としてぜひ受け入れてほしいという話があったところでございます。私ども、すぐ関係先をあたりまして、いま福島のほうには受け入れる方向で検討するといっております。県有施設、教育施設、高等学校、それから市町村となってまいりますけれども、市町村は北茨城市さんを始め利根町まで8つの市町村が受け入れてもいいという方向を出してくれておりますけれども、私どもとしては北茨城市さんなどについては、自分のところも大変な状況にありますし、出来るだけ電気、ガス、水道が供給できるような場所にしようかなと思って、いま、受け入れてもいいという意向を示された場所について調整を行い始めたところでございます。

それから今朝はご承知のとおりヘリコプターに乗りまして、上空から約450mの高度で飛んでおりました。まず消防学校へ行きまして北茨城まで上って、その後鹿嶋まで下ってまた消防学校に降りるという形で回ってまいりました。昨日、本当は飛びたかったんですけども昨日はヘリコプターを使っておったものですから、行けなくて今日になってしまったというこもありますけども、特に南の方などは穏やかな感じになっていましたけれども、ただこれまで聞いていたトピック的な場所については特に念入りに見させてもらいました。

六角堂、これは土台だけ残してどこかへ行ってしまっておりました。あるいはまた日立港区のベンツの陸揚げですけども、かなりの部分、全体に広がっているんですけどもそのうち北側の部分の三分の一か4割くらいのところの車は、茶色といいますか、灰色っぽいというか、そういう色に変色しておりまして、ほかの部分と比べるとかなり感じが違っておりました。それから住金の上空も見させてもらいましたけども、円筒形の、何に使われているかわかりませんが、屋根が燃え尽きていた状況がございまして、間違いなく火事が起きていたなというところを確認してきたところでございます。そのほか、特に北のほうでは、土砂崩れというか、海岸線の土のところがえぐれている箇所が何カ所もございました。また漁船あるいはコンテナ等が砂浜に打ち上げられているとか、そういうところもいくつかあったような状況にございます。

そのほか、私として、上から見たのではないですけども、高速道路を昨日、茨城東から水戸南・大洗まで見てまいりました。その中で、縦の亀裂というのが非常に多く入っておりました。また、横の段差といいますか、波打つようなかたちで段差が出来ているところがずいぶん多くございましたし、一部では、こんなかたちでずれちゃっているところもありました。何とか早く復旧しないと高速道路は使えないので、いろいろな面で支障があるなと思ってかえってきたところでございます。一部ではもう、修復が始まっていたところがございました。いずれにしても、高速道路は早く何とかしていかないといろいろな点で具合が悪いのかなと思っております。

また、大洗の街、4.2mの波がかぶったということでありますので、大洗の役場を励ますことも含めて訪問してまいりました。4.2mということで、かなりのところまで(水が)来たようでありますけども、大洗町の役場そのものは無事のようで、皆さん一生懸命、全員出勤して働いておられました。彼らがいろいろ説明してくれた中で、情報無線そのほかで、徹底して「高台に上れ」と住民に周知したので、津波による死者は出なかったといっておりました。また周辺はかなり津波の跡が残っておりまして、普通の靴では歩きにくいくらいの状況にございました。それから車もかなり処理は進んでおりましたけれども、まだまだ中には津波の跡を残していたものもございます。そういうところが今日の新しい事項と、昨日今日の報告でございます。死者とかいう話につきましては、担当のほうから説明をさせていただきたいと思います。

日経:先ほどの福島からの受け入れの話なんですけれども、これは福島県にもう受け入れの意志があることを伝えられたんですか?

知事:伝えました。受け入れる方向でやっていますということで。ただ具体的なところについてはこれから出来るだけ電力や水等の状況も踏まえながら判断して、決まったところから連絡していこうと思っております。

日経:県有施設・高校というのは、高校だと体育館とかですか?

知事:そうです。

日経:県有施設とはどういうものを。

知事:たとえば霞ヶ浦総合公園の大体育館だとか、洞峰公園とか、体育館がありますよね。ああいうところなどです。つくばの国際会議場でも場合によっては受け入れられるかもしれないし。それから教育関係の施設だと少年自然の家とか、教育研修センターとか、たくさんございます。

日経:とすると、一時的な受け入れというイメージなんですか?住宅とかそういうことではなく。

知事:そうじゃなくて、一時的なものです。たぶん津波の心配がなくなって、津波の処理や原子力の関係が終わって、無事戻れるということになれば、帰れるんだろうと思っております。

NHK:8市町村というのは具体的にどこですか。

知事:震度5弱以下、震度5弱というところが利根町、震度4が那珂、美浦、河内、五霞、これはすでに公表されているところですけども、そのほか、災害救助法を適用するまでに至らないというところが古河市、結城市、守谷市、筑西市、坂東市、稲敷市、八千代町、境町。この8つです。

NHK:このうち8つがOKをしていると。

知事:いや、さっき言ったように適用外が5つあって…。

事務局:いまお伺いになっているのは受け入れを表明した市町です。

知事:あ、ごめんなさい。北茨城市、古河市、境町、牛久市、つくば市、かすみがうら市、五霞町、利根町です。このうちいろいろな条件なども考えながらどこにお願いするかは検討してまいります。

NHK:まだ決定じゃないですね。県が最終的に配分すると。

知事:いまのところ1万5千人の受け入れということで、依頼が来ておりますけれども、すぐ調査し、あるいはまた市町村に照会をかけた結果、(受け入れ可能が)1万7千くらいになっておりますので、その中から1万5千程度まで絞ってお願いしたいと思っています。

NHK:いつくらいまでに最終的な判断を。

知事:できるだけ早くということで検討しています。

NHK:受け入れ市町村は複数の市町村になる場合もあるんでしょうか。

知事:これはもう1万5千だから、いろいろな市町村にまたがっている。

茨城:受け入れ開始はいつ頃になる予定ですか。

知事:それも、情報がいつ集まるかにもよりますし、調整していかなくてはいけません。まだ来て数時間ですので、向こうが集まっているのかどうかもはっきり我々把握しておりません。

日経:確認ですけど、これは国から要請があって県として福島県に伝えたという手順で…。

知事:伝えたのか?

事務局:国から要請があって、国のほうへ受け入れると回答しました。

日経:あ、国のほうへ。国に返事をしたということですか。

茨城:これは福島第1第2の、原発周辺の方ということですか。

知事:そうです。

NHK:この1万7千人なり5千人というのは、すでにもうどこか圏内から出てきて避難しているところを、もういちど越境して県内とかに避難してくるって事ですか。

知事:いや、たしか20キロメートルにしたあと、避難は終わっていないはずですから、いま集まってきているところだと思います。

NHK:そうすると受け入れ側のほうで、放射能チェックとかも当然考えなきゃいけないんですか。

知事:必要があればと言いますか、簡単なチェックをしていきたいなと思います。原則我々としては国のほうにそういう形で、国のほうがチェックしてくれればありがたいと思っておりますので、放射性の物質などが付着していないことを確認してくださいとお願いしてあります。ですから国のほうでしっかり確認しましたといえばそのままになりますし、なかなかいま現地は、混乱しているようでありますから、全部終わっていないといえばそこはこちらでやらせてもらいますし。強いものでなければ。強いものの場合はサーベイメータを持って歩けば反応出ますから。それはチェックしようかと思います。

NHK:足はどうしますか。これも国が用意してくれるんですか。

知事:それは確かうちの民間バスについても福島に要請があって行っているはずですから、向こうで確保してあるはずです。足と飲料水、食料、毛布、世話をする要員、このへんについては国のほうできちんと責任を持ってやるからというような依頼内容です。

日経:福島のいまの原発の状況について、知事のほうではどうご覧になっていますか。

知事:我が方については非常用電源、3機のうち2機使えているので、冷却は順調にいっているところであります。冷却が順調にいく、電源が確保できているということであれば、今回の福島のほうも問題なかったわけでありますけども、その電源系統が働かなかったということで今回の事態になっているわけです。我々のほうについてはある程度安心しているところですけども、福島のほうでああいう事態になっておりますので、これから我々としても協力できる点は協力していきたいと思っております。特に福島の場合、北は宮城で、これもたいへん厳しい状況にありますし、また我々の県の場合には、サーベイメータとかそういうのも持っておりますので、協力していくことについては関係機関も含めて一緒になってやっていきたいと思っています。

日経:県内については、放射線の問題は、知事としては問題ないという、安全であるという認識で…。

知事:原則10キロメートルか20キロメートルの範囲の方々をこちらに頼みたいということで来たと思いますけれども、いずれにしても我々としては国のほうに対して、放射線物質についてはきちんと国で対応してほしいということは申し入れしております。まあ、10キロメートルや20キロメートルの人だって、いまの状況ではまず放射性物質は付着してきてないと思います。場所によるんですけどもね、風の向きなんかによって、こちらにはあまり吹いていないですから、西側へは。ほとんどの人は影響出てないと思うんですけど。

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